ARIA The AVVENIREとは、ARIA The ANIMATION、ARIA The NATURAL、ARIA The ORIGINATIONに続いて制作された、新規アニメーション作品である。
概要
2005年に放映された第一作目、ARIA The ANIMATIONから時がすぎること10年。作品が持つ独特の雰囲気によるためか、今も当時もその人気は衰えることなく愛され続けるARIA。その10周年プロジェクトとして、「蒼のカーテンコール」が始動。そのプロジェクトの一つとして制作されたのがARIA The AVVENIREである。
「憶えていますか、あの素晴らしくも切ない、輝ける時間を…。水の惑星アクアを舞台に綴られた、空と海の風と癒しの物語。感動のグランドフィナーレから7年…遙かなる蒼の物語がここに迎える『蒼のカーテンコール』で今再び漕ぎ出します。」
ファンであってもファンでなくとも、素敵なコピーに鳥肌が立つことであろう。
『ARIA The AVVENIRE』は3つのcapitolo(イタリア語・日本語で言うと「章」の意味)で構成されており、アニメ化されていなかった原作のアニメ化が2話、及び完全描き下ろし新作1話となっている。
2015年9月26日に劇場公開され、同日には出演者による舞台挨拶も行われた。好評により、10月10日にも舞台挨拶が行われた。劇場公開から約9ヶ月後の2016年6月にはBDBOX用にリマスターした映像を『ARIA The AVVENIRE ~Remaster~』 として1週間限定で再上映が行われていた。[1]
※ちなみに再上映開始日の6月18日は
奇しくも松竹がYoutubeに本作の予告編をうpした1年後(予告編は2015年6月17日投稿)となった。
(灯里さん!AQUAのみらくるですよこれ!!)
なお、
capitolo 1は『ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX』に
capitolo 2は『ARIA The NATURAL Blu-ray BOX』に
capitolo 3は『ARIA The ORIGINATION Blu-ray BOX』に
収録されており、『ARIA The AVVENIRE』単体でのBlu-rayも発売されている。
あらすじ[2]
capitolo 1 「その 逢いたかったあなたに…」
先輩の灯里に同乗してもらい、今日もゴンドラの練習に励むアイ。そのさなか、灯里は運河を行き交うゴンドラの中に藍華とアリスの姿を見つけます。プリマ・ウンディーネになってからというもの、忙しくてなかなか会うことができないでいた3人。ほんの短い時間とはいえそれが叶った“みらくる”に、灯里は過去のある出来事を思い出し、アイに語り始めます。それは、現役時代に多忙を極めていたアリシアの誕生日にまつわる話で……単行本第10巻 Navi46「誕生日」
capitolo 2 「その 暖かなさようならは…」
ある日のこと、アイは興奮気味に灯里に話し始めました。練習中にとっても“みらくる“な体験をしたというのです。見慣れぬ路地の奥で目撃したケット・シーの影…そして、ゴンドラを降りてその影を追った先で出会ったのは、姫屋支店とオレンジぷらねっとで修業中の二人のシングル・ウンディーネだったのでした。嬉しそうに語るアイの姿を見ながら、灯里はケット・シーとの最後の出逢いに想いをはせるのでした。単行本第11巻 Navi53「ケット・シー」
capitolo 3 「その 遙かなる未来へ…」
今、再びの未来をご一緒しましょう。
完全描き下ろし新作
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関連項目
脚注
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