RQ-4 グローバルホーク(Global Hawk)とは、アメリカで開発された無人偵察機である。
概要
ターボファンエンジンを1基搭載し、非常に細長い翼を持つ(翼幅は35.4m)。機首の膨らんだ部分に衛星アンテナを内蔵しており、衛星経由で地上局と通信を行える。
高度約20,000mを648km/hで巡航し偵察を行う。行動時間は36時間、航続距離22,000km。
初飛行は1998年。量産初号機は2003年8月に完成。アフガニスタンやイラク戦争には複数製作されていた試作、開発機が投入された。
航空自衛隊はRQ-4Bを3機導入することを決めており、2022年12月に三沢基地にグローバルホークを運用する偵察航空隊を新編、2023年6月に3番機が到着したことで全機の受領を完了している。
MQ-4C[1]
アメリカ海軍用に開発中で完成後はP-8と共に運用される。RQ-4と違い必要に応じて低高度に降下しミッションを行う。前部胴体下面にZPY-3MFAS(多機能アクティブセンサー)と呼ばれるXバンドのAESAレーダーと高解像度電子光学/赤外線センサーであるDAS-3ターレットを装備している。
全幅39.9m
全長14.5m
最大離陸重量14628kg
エンジンAE3007H 1基(推力3856kg)
内蔵ペイロード1452kg
外部ペイロード1089kg
巡航速度330ノット
航続距離9550nm(17687km)
滞空時間24時間
上昇限度60000フィート(18288m)
上昇率2800フィート/分
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関連項目
脚注
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