ニコニコ大百科

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レスでもちょこちょこと扱ってきましたが
この時点でもうヨーロッパどころか全世界にスペイン風邪パンデミックが広がり、死者がバタバタ出始めています

戦争はもうすぐ終わりそうですが、スペイン風邪の勢いは止まりません…むしろ加速します……
せっかく、戦争に生き残ったのに…

ヨーロッパの王族の場合、王族同士とか、上級貴族とか
血筋がものすごく限られた状況での血脈をつないでた
「ﾔﾊﾞｲﾖﾔﾊﾞｲﾖｰ」

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大麻の大草原でホント草

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サラエボでヤラれちゃった王子様が、周囲の反対押し切って下級貴族の娘を嫁にしたってのは、血脈を健康な状態にするって意味では正解だったんだな
まあ、殺されちゃったら血脈なんて繋げないわけだが

ロードローラーWRYYYYYYYYYN!!（シャブ満載）

1918年9月20日　カスピ海沿岸でボリシェビキ委員を大量処刑！

　カスピ海沿岸の都市クラスノボツク（現トルクメニスタンのトルクメンバシ）でボリシェビキの委員（コミッサール）２６人が一斉に処刑された。
　処刑したのはボリシェビキと対立するエスエル（社会革命党）系の組織。

　先週のバクー陥落で当地から逃げ出したボリシェビキ側の人員がカスピ海を横断中に燃料不足でクラスノボツクに寄港した際に捕えられた。

　なお、ソビエト側は処刑にイギリス軍将校も関わっているとして
イギリスを強く批判している（補足へ）

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わほ

補足
　この事件、確かに処刑したエスエル側にイギリス人の軍事顧問がいたのは事実なんですが
　イギリス側は「たいした権限持ってない。処刑命令出すなんて無理」と主張し、１９２０年代に入っても英ソ対立の元凶となりつづけます。

　一方のソ連はソ連で「帝国主義者の悪行」として、映画、絵画、詩などでプロパガンダに思いっきり利用した事件でもあります。

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大悪党大英帝国
実際大悪党だからな
説得力あるな－

@9orhgihjop@

よし、今日も到達

補足②
　とにかくこの事件、謎が多い。

　たとえば件のボリシェビキ側の逃亡船には当時弱冠２２歳のアナスタス・ミコヤンがいました。
　ミコヤンは後にスターリンの腹心の部下として副首相などをつとめ、その後も生き残って、ブレジネフ時代まで権力の中枢にいるという
ソ連みたいな国では異能生存体みたいなやつなんですが

どうやって処刑を免れたかというと単なる下っ端のふりをしたとか
あるいは逆に仲間を裏切って一人だけ助かったとかいろいろな説があります

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　ミコヤンは結局、１９７８年に８２才で死にました
　めっちゃ長生きーー、つい最近じゃん

　ちなみに貿易担当だったので通称「赤いセールスマン」
　かなりの食わせ物のようです

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ミコヤン・グレビッチ

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補足③
　この事件、ソ連崩壊後にも１つのミステリーを生んでいます
　ソ連時代に処刑された２６人には立派な墓と記念碑がバクーに作られていたのですが
　ソ連崩壊後にアゼルバイジャンが独立し、ソ連時代の負の遺産は全部壊せ、ということで解体が始まったんですが
　墓を開けるとびっくり、死体が３つ消えてました。

　一説には　実はその３人は死んでない、１説には死んだのはアルメニア人だからアゼルバイジャンの過激派に何かしらされた説などがあります

謎は深まるばかりです

アナスタス・ミコヤンとアルテム・ミコヤンって兄弟なのか

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ちなみにアルメニア人とアゼルバイジャン人はクッソ仲が悪い

日本人的にはどちらも場所がわかるだけでも地理マニア認定レベルのマイナー国家ですがね

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消えた死体　とかガチミステリー案件