ニコニコ大百科

人間社会に馴染めないけど人の夢を守ろうとする巧
理不尽にも改造人間にされてその境遇を世間には公表できずそれでも人間のために闘う昭和ライダー
こういう見方をすれば井上もそこまで滅茶苦茶なことはしてないんだよな
利己的なキャラとか変人キャラの悪い部分が目立ちがちで根っこの部分は結構しっかりと押さえてると思うんだがな

凱や海堂、そして音也と次狼には井上のロマンが詰まっている。

あとこれは好みの問題だけど、メインヒロインはがさつで残念な子が多くね？
サブヒロインやゲストヒロインはぐっとくるんだけど…真夜とか沙耶とか。
（キバのヒロインは麻生母娘だと思っている）

小説真理みたいに、メインヒロインが作品に対する現実的な目線なんだと思う
バカが付く善人とか、浮世離れしたキャラとかロマンチックな部分を
引き立たせてるというか、自分でツッコミを入れないと気が済まないというか…
女っ気が少ない所だとfirst、NEXTの本郷と一文字で会話するシーンは
クサイセリフのオンパレードだぞｗ

今更ながら海の底のピアノを読んでるが、ヒロインの扱いがガチで酷すぎて泣ける
そして、井上先生は狂気に満ちた人間を描くのが上手いというか、好きなんだなーと感じる

井上は物事を俯瞰したような物語における狂言回し的な色が強いキャラを
好きなんじゃないかと思う。海堂や牙狼（2008年の方）みたいな。
海之底のピアノ、買ったはいいけど積みっぱなしだから俺も読まないとな。

>>1054
井上さん（に限らないけど）の書く「狂気」って、生まれたまま狂っている天性型ヒーロータイプの啓太郎や音也、あるいは北崎や、『「一線を超えてこそ何かを成し遂げられる」と思い込んでいるからこそ一番狂っている』という人造型ヒーロータイプの海の底のピアノの母親や東條に別れるよね
ホントは「狂気」なんて持ってない方が穏やかで幸せなはずなのに、そういう人生に憧れたり自分で陥ってしまう人間って愚かだけどおもしろ、って感じなんじゃないかと思う

北岡に人間の欲望を愛してるとか言わせてるしな
欲望を持つことを悪いとはせずむしろそれは前提で、欲望とどう付き合ったか、どういう末路を辿ったか
そこに面白味を持たせるのが上手いと思う

井上さんが書いたガンダムのシナリオがみてみたいとたまに思うw

>>1057
あー井上ってそんな感じだよな。欲望とどう付き合うかって
死ぬのさえその欲望の派生のうちっていうか。ゴーカイゲストの怪人とか
最後笑って逝きやがったし

そういえばアギト、555、キバと何気にライダーだと「人と怪物は共存できるのか」てな感じの奴かいてるからうしおととらの脚本家に抜擢されたのかね？
今更だが

監督と敏樹はアイアンマンや牙で接点がある人みたいだね。
うしとら楽しみ。

555で一番好きなのが巧と海道で小説では結構繋がりあったけど本編ではあんまり絡まなかったから残念だった
だからこそ4号は凄く嬉しい
井上は巧の死についてどう考えてるんだろう…

仮面ライダーの話だとキバとか555とか見るに玩具と話を絡ませるの苦手なんじゃないかって気がする
そういうのって脚本化がどこまで書くのか分からないけど

でも、（本人単独のアイディアでないかもしれないけど）翔一のG3‐X装着、真司のナイト変身、そしてファイズのベルトなど「条件さえ満たせば、誰でもライダーになれる」って展開は、玩具の広告番組としてもすごい発明だと思うし、実際それでファイズドライバーを、今みたいにコレクション性の高い拡張アイテムがない状態で100万本売ってる

>>1062
というか基本アクション部分を現場にお任せでやりたい
用にやらせるから、扱い易い武器、特にファイズ拡張ツールみたいな小回り
効く奴が受けるって印象がある。

555で言えばＪとの最終戦なんかはクリスマ2発、グランインパクト1発と、明らかに設定無視だけどクソカッコいいコンボを演出できるからな
逆に剣なんかは設定に縛られすぎて現場が巧く動けなかったらしいし

小林脚本の戦闘はセリフで何をするのかある程度誘導するらしい
そこへいくと今回のキバとか、セリフだけ見れば新フォームでも新武器でもよさそうな運びなんだよな

たまにいる井上の食事シーン=ベッドシーンみたいに考えてるやつは何なんだろう
あくまで代用として食事シーンを入れているだけであって=ではないだろうに

そもそも「会話をつなぐためのシーン」って意味だし

食事場は人集めやすいからね

「子供向けで濡れ場は描けないから代わりに食事シーン」って発言を
悪い意味でそのまま受け取っちゃった人が
「井上の食事は全部エロの隠喩！」と曲解して流布
エロネタでテンション上がるタイプの子が使ってる印象

そのキャラの本音が漏れる場、くらいの意味だと個人的には思う

本当に食事＝SEXということになると例えば555なんか頻繁に乱交してることになるしなｗ
草加が加わった場合なんか男3：女1という

>>1070のいうような作劇上の技巧だろう
さらに食事は、性と同じく人間の根源的な欲望だし、それを備えてることがヒーローの条件というか「こういう人間は生命力強いよね」という井上さんなりの美学の体現として、性と食事は同じものなんだろうと思う

ただ単に食事シーンが好きなだけというのもあるんじゃないか?
ゴウライガンみたいな規制が弱い作品でもしょっちゅう食事シーン入れるし(比率としては食事の方が圧倒的に多い)。
まぁ性格的に素直には言わんから現状変にとらえられて誤解されまくるっていう……

小難しい話をする時とかに食事シーンはさんでくるイメージ
特にアギトは氷川さんが事件の話を持ち込んでくる時にしょっちゅう何か食べながら話してる気がする。G3トレーラー組も焼肉だったりラーメン食いながら世間話だったり事件の話ししてたし

あとさ、食事してると何か身近に感じるんだよね
ライダーで何か使命を背負ってたりしてても食事してるとこ見ると同じ人間なんだなぁって感じるし

身近ってのはそうかもなあ
要するに日常パートってやつだろうけど
いやこういうこと考える自分が変なんだろうけど、例えば冷酷でニヒルなキャラクターだって人間である以上便座に座って力む瞬間ってのがあるわけでしょ？
シモで申し訳ないがｗ
まあ排泄と食事を一緒にするのはあれかもしれないけど言われてみれば何気なく通り過ぎるシーンがライダーを身近な存在にしてるのかもなあと

いやあ、分かるよ
表ではモデル、裏ではファンガイアハンターのキバの麻生めぐみが
下町の飯屋で焼き魚定食をかっ込むとか
そのキャラの素というか人間性が垣間見えるシーンだと思うんだよね
一方、プライベートな食事でも頑なにレストラン使おうとするアギトの北條さんとか、
その人の頑なな個性が見える

たしかに、頑なに熱いものを食べたがらない奴とかねｗ

そんな熱いものを嫌がる人間に対して「フーフーしてやろうか？」と言ってのける奴もいたね

嘘が多すぎるんだよな要は

>>1079
井上敏樹はたっくんだった…？（おかしな目つき）