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再販ってアンドロイド版じゃねえか（絶望

おーい角川『海上護衛戦』艦これのオビにするな、おっさんにはちょっと買いにくいじゃないか！

帯は捨てりゃいいが解説と称した田中の駄文もついてくるんだよなぁ…ここも破ればいいですかそうですか

別にそんなもんどーでもええやん。
名著の評価は高くともまるで商業的に成功しないため、過去何度も廃刊と刊行元変えての復刊を繰り返してきたのは周知の事実だろ。
その本をもう一回復刊させるための代償として、数ページの文がついた程度のこと。それで価値がなくなるほどのこととは思わないな。

きっとまた絶版になって10年後くらいに刊行元変えて復刊になるでしょう

ゲームクリエイターに解説を書かせるとはあまりに御無体だし
史実に関心を示し始めた艦これプレイヤーからしても
きっちりとした解説が読めないことは残念な事ではないかなと思う
とはいえ、数ある太平洋戦争の名著の中で海上護衛戦が復刊されたのは
艦これの流行のお蔭だと思うから、その論功行賞と思えば許せるかな
解説がなくとも、本自体の価値は色褪せないし、廉価で買える代償と思えば安いもの
さらに他の絶版本が流行に便乗して復刊してくれればこちらとしてはしめたものだしな
岩波辺りがこんな商売やっていたら許せはしなかったと思うがｗ

前々から是非読みたいと思ってたけど復刊したと聞いて買おうと思うんだが解説そんなに酷いん？
間違った解説が書いてあるとかなら多少値が張ってでも絶版したほうを入手しようと思うんだが

>>67
書史を論ずることができる専門家に解説を書かせなかった角川の姿勢は残念だが
解説は間違っているというより素人の感想文って感じだし
肝心の本文はしっかりしているから興味があれば是非買えばよい
絶版を探すのは手間だし金もかかるしな
浮いたお金で他の太平洋戦争関連本を買ったほうが勉強になると思う

>>68
素人の感想文か……まぁ変な事が書いてある訳じゃないんだったらいいか
ありがとう、買ってくるよ

（硬派ゲーマーを自称する一団を見守るような生温かい目線）

『海賊とよばれた男』というのも商船･商社目線でこれに一部スポットを当てていて面白いな

>70
まあそう言ってやるなよ。
司馬遼太郎小説から歴史好きになった人が、光栄ゲームがきっかけで歴史好きになった人をけなす資格はないのと同じようなものだ。
入口が何であれ、幅広い知識に触れるのは良いことだと考えよう。

削除しました

あんまり後書きの評判が悪いので、少々身構えながら読んだが、拍子抜けした。

総力戦研究所の戦争予測と本書の内容を関連付けたり、
雷や電などの艦これで有名な艦の戦没時期を例に上げて
キング作戦本部長の護衛艦殲滅戦術への転換に触れたり、
素人という割には立派に解説してるじゃないか。

田中さんか…。それこそ艦これ提督とか素人向けの販売路線を敷いているなら、
一ミリオタにすぎないこういった人の書評でもいいと思うし、むしろある意味では効果的だと思うよ。
でも、より専門的な考え方や学術的な解説を参考にしたいと思う人には、残念かもしれないね。
ただ、重要なのは結局自分がどう考えたかだから、解説者の意見を正答だと思い込んで満足してしまうよりは、
もっと知識を得るために図書館なりへ行くのが理想的だと思うし、関連する歴史雑誌なんかも購読して
自分の考えをさらに深めるべきなんじゃないかな。

歴史に対する関心へのきっかけを提供する意味でも、
その時々に話題の強い人をあとがきに据えることは、ままあることだしね。

新版『海上護衛戦』から通商破壊・海上護衛に興味を持ったんだけど、もっといろんな（例えばアメリカ海軍側）視点から理解を深めるには、次は何を読んだらいいかな？なるべく入手しやすいもので、これはオススメ！って本があれば教えてほしいです。

>>75
そもそも歴代の「海上護衛戦」でそんな大層な人の解説が載ったことなど一度もないんだけどね……

>>76
実は海上護衛、船団護衛に纏わる話っていうのはあまり少なくてねぇ。取り急ぎ、簡単に手に入る本から列挙するよ。どうしても日本が中心になるし、ハード(装備)から見たものが多いけど。

「護衛空母入門」「輸送船入門」「悲劇の輸送船」「戦時商船隊」
「商船戦記」「戦う民間船」

って、作者は全部　大内 建二氏。光人社NF文庫ね。

日本だけじゃなくて英米のエピソードも入っているから参考になると思う。内容の間違いとかもあるし、重複もあるから、そこらへんは注意してね。

民間船舶に損害賠償がおこなわれなかったんじゃなくて、法令上はちゃんと払われたんだよね。
ただそこに100/100の税金がかかっただけで……。

戦時補償特別措置法だっけか。
ああいうふざけた文章を大真面目に法律内で謳ってるってのがまたなんともなあ…。

アメリカの船団護衛は大量生産した護衛空母に護衛駆逐艦、艦載機に優秀なソナー、優秀な電探、ヘッジホッグ。
対する日本は旧式のオンボロ駆逐艦。

勝負になるわけがないわけで・・・・。漸減作戦による長期持久体制とか土台無理な話だよなぁ・・・。

ひとつだけ。船団護衛っていうのは航路を攻撃する側の能力との対抗で語られるべきであって、
双方の護衛戦力同士を直接比較してもしょうがないんだけどね。基本「盾」なんだから。盾の強さは盾同士をぶつけあって決めるもんじゃない。

>>76
米英の戦記物で船団護衛で有名なのは「女王陛下ユリシーズ号」とかかな？読んだことないんだけど。
古本だけど朝日ソノラマの海外の翻訳戦記物で駆逐艦や巡洋艦を扱ったものを探してみるといいと思う。大体船団護衛だからね。
個人的には「国王陛下の巡洋艦」が面白かった。

大内建二氏の『戦時標準船入門』読んでみた。とりあえず一言。

リバティ船の皆さん、今まで馬鹿にしててすいませんでした・・・。

戦標船なのに二重底と強度確保の曲線はもちろん、駆逐艦並みの対空兵装もついてて、
船員と対空戦闘要員にもベッドと船室が完備。

溶接強度の対策後は特に欠点もなく、総計2700隻を建造、
問題の溶接強度による損失も、235隻の戦没船中5隻だけ。
後は海難かUボートのせい・・・。
しかも保存船とはいえ現在も2隻が航行可能・・・。

こんなの見せつけられたら自虐もしたくなるわ・・・・・・。

「海上護衛戦」を読むなら合わせて「米国諜報文書ウルトラin the パシフィック」を読むことをおすすめするよ
帝国海軍や大井篤氏のあまりの情けなさに涙すら出てくる

輸送船が撃沈されたのは装備や戦力の問題じゃない。
暗号が完全に解読されているのに逐一船団の位置や航路を発信させ続け、だだっ広い太平洋で潜水艦との会敵率100％越えという異常事態にも関わらず、暗号が解読されていると毛ほども考えていない海軍や海上護衛総体のせいだとはっきり分かるから…

イギリスも商船暗号の殆どが解読されたみたいだが、どういった対策をとっていたのだろう。
暗号の更新とかなのだろうか？

>>86
イギリスがドイツの暗号を解析し、Uボートの航路に先回り・撃沈したり避けるように動いたりしてたよ
Uボートの通商破壊戦を書いた文献にはほぼ出てくるといっても過言じゃない有名な話

すみません、その話は聞いたことがあったんですが、自分はあまりよく知らず、イギリスの解読された暗号についてどのような行動をとったのかがわからなかったのです…。
暗号を更新したのか、そのまま使ったのかがよくわからない…。

>>88
ああ、そういうこと
悪い、手持ちの文献にイギリスも暗号を更新したとか記述はないな
まあ常識的に考えれば更新したとは思うけど、どういう方法かは言わないだろうな。

ありがとうございます、やっぱり更新したのかな。
あれだけの数の船の暗号表を更新となると大変そうだ。

>>84
リバティ船の事故の損失ってそんなに少なかったのか。
低温脆性だったか脆性破壊やらの損害で、沈没か使用不能な状態になったのが200隻以上、折損事故だけで7隻が使用不能になったと見たけど、どの記述が正しいのだろうか。