ニコニコ大百科

>>656
300機となれば正規空母4、5隻ぶんの数になるんだからそりゃあそのぐらいの戦果も出せるだろ
1+1=2レベルのことにわざわざ言及してるというおかしさはあるが
帝国軍人って根本的に数字が苦手なんじゃないかと思うことがあるわ

船じゃなくて陸から飛ばす零戦一二型も噂程度にあるんだな

零戦の一番だめなところは防弾でもションベンエリコンでもなく速力
最後まで変わることのほぼなかった足の遅さ

そりゃあ敵がF-15を実用化しだしてるってのにMiG-21を改造しながら戦ってたようなもんだからな

>>663
基本コンセプトが高速化に不向きだからどうしようもないとしか
小型エンジンと低翼面荷重を念頭に設計してるんだからね
高馬力高翼面荷重の高速機を作りたかったら、タダでさえ量産性も悪い零戦を弄り倒すべきでは無かった

堀越が凝り性過ぎるんだよな

ゼロ戦は性能もデザインも優れてる。

>>665
翼面積は他国の戦闘機と変わらん（独Bf109や木製パーツ使ったソ連機が例外的に小さい程度）
ゼロ戦ほか日本の戦闘で劣った吸気系の空力
なので高馬力で翼面積10％小さい雷電でも大して速度が伸びなかった
オイルクーラーとかが機体の外部に突き出して空気抵抗になっている

零戦原案の「12試艦戦」や雷電原案の「14試局戦」
烈風原案の「17試艦戦」ではオイルクーラーやキャブレターようの吸気口が
機首に内臓され外部に突き出ないように設計されている

これで抵抗を減らし速度を稼ぐつもりだった
米F6F　F4Uなどは翼付け根に内蔵する形で実際に高速化している
（翼面積はゼロ戦より30％も大きい）

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ガダルカナル戦が発生せず22型という遠回りをしなければ
52型相当の機体を史実より半年以上早く出すことができて少しはマシだったかもしれんね

>>669
無線機は96式艦上戦闘機から搭載されている
無改造では搭載するスペースが無かったため96艦戦は何度も胴体を再設計することになった

ゼロ戦はその手間がかからないよう試作機から胴体幅が広く、終戦まで小改造で済んでいる
防弾でも初期型から消火装置が搭載された

1式戦（隼）は2型で胴体を再設計している。
1型のままではハ115エンジン（栄21型相当）やホ103機銃増設などに対応できなかったためだ
隼は海軍で言う96艦戦あたりの思想から抜け出していなかった
（陸軍の重戦が2式単戦だったのに対し、海軍はゼロ戦が重戦だった）

>>670
ガ島戦が無くても（中国とかの時点で）陸上作戦機として高高度に上がる状態なので相応の文句が出ていたと思う
22型で翼面積を戻したのはエンジンや燃料重量の対応でもあったが
（高高度用の）「酸素ボンベが重い」という苦情への対応もあった

燃料と違い、酸素ボンベは消費しても大して軽くならない
陸上基地から護衛に発進する限り、52型の主翼で困るパイロットは発生すると思われる

パイロットの52型評としては
・勝手に高度が下がり、水平飛行ができない（やり辛い）
・旋回時に頭が上らない（リード・パシュートなどがやり辛い）というものもある
高高度だともっと沈み易くなるわけで、52型は作戦機としては良くても
パイロットには相応の負担を強いていた

ゼロ戦を日本人ならレイセンと呼びなさい！とか言ってるクソゴミネトウヨ付け焼き刃知ったかにわかが多すぎてもう限界ですよ
素直に全部ゼロ戦とか言ってるやつの方が万倍もマシ

日本人がゼロとかレイって単語にかっこよさを覚える源泉

32型の角型翼端が空気抵抗が増大して失速特性が悪化云々って聞くけど、同じ翼端のF4FやF6Fは特に問題になってないの何でなんだ？

失速特性には翼端以外の機体形状とか重心も関係してくるからじゃない？
もしくは21型からの相対評価で悪化したとされてるだけ、とか

21型と比べてなんでもかんでも航続距離が短いからクソと言い張る病気が昔も今も蔓延してるが、それと同じか

カタログ上の航続距離は２１型と５２型で殆ど変わらないんだよな
でもって５２型の過荷重第一時の航続距離とされる１９２１ｋｍが実はｎｍ（海里）のところをｋｍにしてしまった記載ミスで１９２１ｋｍを１９２１ｎｍとしてｋｍ換算すると３５５８ｋｍで２１型の過荷重第二偵察時で３４７２ｋｍを僅かだが上回る
この辺も含め零戦に関しては最近発行された「なぜ？から始まる零戦開発史」「どうして？で読み解く零戦発達史」の２冊が所謂「定説」を一次資料から見直してて良い感じだったわ