ニコニコ大百科

一挙見たけどやっぱ神アニメや

BD出してくれまじで

これやっぱ面白いな
Dアニメだけじゃなく
アマゾンプライムでやってほしいね

漫画版を初めて全巻読んだ、四巻あたりまではアニメで見た展開が続くから、正直退屈な印象だったけど後半のキャラの掘り下げと迷走が、原作とアニメの比じゃないくらいドロドロして陰鬱で倒錯していて面白かった。

媒体毎に比較してみると、原作はダメ人間達の長い人生のある一瞬の倒錯した青春物語で、山﨑と一見天使に見える病んだ岬ちゃんとの絆の物語。

アニメは、キャラや話の流れは原作をベースに、そこに漫画版にあった話を追加したって感じ、綺麗に収まっていて分かりやすい。

漫画版は原作を踏襲しつつ、天使でどうしようもなく病んだ岬ちゃんを。徹底的に改変しながら出番のなかったキャラを掘り下げて、更にカオスにさせた作品、原作やアニメ以上に佐藤と岬ちゃんは壊れてるし、後味の悪い部分もある。だけど佐藤、岬、山﨑の3人の友情を最後まで描いてくれたのが良かった。原作やアニメより好きな所の一つ
しかし面白かったけど、最後の展開で何が言いたかったのかは自分にはわからなかった

原作の岬ちゃんが読んでいて一番辛かったな。表紙の安倍さんがlainの作画さんだからその印象込みで読んでいたから余計に。
根性焼き設定はこっちが先駆けで漫画版が派生した感じだろうか。
こっちは佐藤がDT卒業していたり、宗教会合とかの小説オリジナルシーンがあるのも面白い

あとU-NEXTでも配信していてこっちは円盤に収録されている修正版(作画が直されている方)だから余裕がある人は見比べてみるのもおすすめ

改めて考えると漫画版のエンディングは、岬も佐藤も山崎も綺麗事で終わらせたくなかったんだな。
いや、そもそも山崎の存在も岬も先輩もフィクションすぎる存在じゃん！と思ってしまうが、飽くまでアニメや原作のような天使な岬、なんだかんだ親身になってくれて、最後は勝ち組となった山崎、みたいなフィクションの中でもご都合だった部分を、改めて再構築させたようなエンディングが漫画版なんだなと。
山崎はアニメで酷い振り方をした女の子に、ポエムを語った上斜め上の方法で恋に破れるし、実家に帰っても別段救われない。
岬は病んではいるけど、アニメや原作のようなある意味都合の良い善性や悲劇はなくて、捻くれていて身勝手でとても面倒くさい
佐藤はアニメと漫画の、病んだ女の子と紆余曲折あって最後はハッピーエンド！と言う結末
そういったものすら全て、その場その場で流されてしまう自分の弱さ＝陰謀であって、自身の意思で選び取っていない、と結論付けて。
実家に帰ってバイトやりながら、もう一度山崎とクリエイターとして再起し、本当に一人の人間として岬と向き合っていく、と言う原作とアニメをメタな目線で作り直した構造は面白かった。

続き
佐藤が八巻で言った「アレ」は、五巻での「人はそれぞれの幻想や幻覚を信じ、現実の苦しさを忘れている」と言う事を指しているんだろう。
けど佐藤は現実や本当の事は何もないと言っていて、でもそのデタラメを信じて生きてるから自由で、現実と言う苦痛があるから過去も美しくなる。
この話の肝は、こんな事言った直後に岬が委員長兄と仲良くしてるのを見て、あっさりと折れてしまうという事なんだろうけど。

多分漫画版はNHKのテーマの一つである「ひきこもり」を越えて、もっと広い視点でのモラトリアムと言う意味の「ひきこもり」なんだろうか
思い出に縛られ、逃避に逃避を重ねて何事も本気になれない佐藤達は、最後に無駄と分かっていて「アレ」をするフリをする（革命）
しかし岬との恋人ごっこの虚しさと、山崎が実家に帰った事も重なり佐藤は現実へと戻る事になっていくって形で、ひきこもり（モラトリアム）脱出なのかな。
最後に山崎との思い出の品と共に、アパートと言う殻と決着をつけて終わる

原作とアニメの飢えれば、外に出ざる得ないという身も蓋もない結論の方が好きだったりする

アニメ版は原作漫画の薬物描写カット、不安定な作画、主役の無名声優起用など2000年代のアニメの悪いところが詰まってるから作り直してくれ

>>157
00年代に放送されたアニメとしては低クオリティだけど、全話通して見た場合の完成度は高かったと思うけどなぁ。

主役のキャスティングも上手くいってるし、中の人が売れなかったことを除けば、これで良かったと思う。

2クール目の迷走と作画崩壊を見ていると、2クールでエピソードをしっかり描こうとするより、1クールでまとめたほうがよかったんじゃないか？と思うことはあるけどね。

アニメ版見たけど、主人公の吹替えだけ後で入れたの？違和感がある

山崎て割りと常識人だよな

神アニメ。何周もしてる

>>160
アニメ版の山崎はまともだけど原作の山崎は佐藤に匹敵するダメ人間だぞ
俺はアニメの後に原作読んだからイメージが違いすぎて驚いた。興味あったら読んでみてくれ

安易に話題に出すとこの作品と一緒にその人のネガティブな思い出も引き起こされるのか、相手が病みだすから注意（1敗）

セル版パッケージのやたら目がキラキラしている作画嫌い
本編もあれなら許容できるんだけど

ヤニ猫見たらダメ人間（獣人）だけど食い物と大好きなヤニと家賃払う為に一応マジメに働いてたからな。

いつのまにか佐藤君より年上になり現在24、佐藤君がニートやってた頃から2年経過した。
こうはなるまいと思っていたのに、結局自分もニートを経てバイトの面接に怯えるような人間になってしまったな。
と言うかようやく面接に怯える段階まで一歩踏み出せたけどやっぱり社会が怖いよ

https://www.kadokawa.co.jp/product/322403000467/
新NHKにようこそ10/25発売
舞台を現代にしてのリビルド的な感じだそう

瞳先輩AV出たんか…

>>167
すまん、何の話？

>>168
俺も「何だ？」と思ったけど>>166のリニューアル版NHKにようこそのあらすじに書いてあったわ…
＞そんな中、達弘はVRゴーグルを被りアダルト動画投稿サイトを眺めていると、そこに、かつて所属した文芸部の憧れの先輩の姿が……。

長い付き合いの安倍吉俊とは手を切って大岩ケンヂに乗り換えたのか
残念
大岩ケンヂも絵柄変わってて初見だと気づかなかったが

漫画版は大岩ケンヂとやってきたとはいえ、表紙はやっぱり阿部吉俊だよな。