こ食

こ食とは食育に関する言葉である。

概要

以下のような「こ食」がある。

個食

家族がバラバラで食事をするスタイル。自分の好きなものを各々が食べる。

孤食

親がいつも出かけているなどで孤独に食べることを強いられるスタイル。大きくなったとき会食が苦手になるなどの問題もここに含まれる。

コ食

TVをコの字型に囲みながらする食事。TV中心になり食事を利用した家族間の会話が行われないときなどに問題になってくる。

子食

子供中心の食事メニュー。それを揶揄した「オカアサンハヤスメ」「ハハキトク」などの言葉がある。⇔「オカアサンダイスキ」「ママステキ」

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「オカアサンハヤスメ」「ハハキトク」 子供に人気のある洋食中心のメニュー。高カロリー・高脂質で、噛みごたえが少ないので脳や顎の発達にもよくない。
オカアサンハヤスメ オ・・・オムライス / オムレツ カ・・・カレーライス ア・・・アイスクリーム サン・・・サンドイッチ ハ・・・ハンバーグ ヤ・・・焼きそば ス・・・スパゲッティ メ・・・目玉焼き	ハハキトク ハ・・・ハンバーグ ハ・・・ハムエッグ キ・・・ギョウザ ト・・・トースト ク・・・クリームシチュー / クリームスープ / クリームソーダ

「オカアサンダイスキ」「ママステキ」 子供に食べさせたい昔ながらの和食。ごはんと相性がよく、野菜や魚、食物繊維を十分に摂ることができる。噛む回数も多い。
オカアサンダイスキ オ・・・おから カ・・・かば焼き（いわし） ア・・・小豆ごはん サン・・・さんまの塩焼き ダ・・・だし巻き卵 / 大豆 イ・・・芋 ス・・・酢の物 / 寿司 キ・・・きんぴらごぼう	ママステキ マ・・・豆ごはん / 松茸ごはん マ・・・丸干しイワシ ス・・・すき焼き テ・・・天ぷら キ・・・切り干し大根

戸食

戸外で買ってきた出来合いのものを食べる、あるいは戸外で食べる（外食ばかりする）。

固食

固定化されたもの（好きなものばかりを）食べる。

粉食（こしょく。ふんしょくとは別物）

スパゲティやパンなど粉を使った主食を好んで食べる。

糊食

ゼリー飲料の食事スタイル。

呼食

出前などを取る食事スタイル。ポジティブに、誰かを呼んで食べるスタイルの意味で使われることもある。

庫食

冷凍庫から出して電子レンジで調理した食事。

枯食

水分が乏しいスナック菓子、インスタント食品ですます食事。

小食

食べる量が少ない。

濃食

濃い味付けのものばかりを好んで食べる。

虚食

見栄えはいいが、十分な栄養の伴わない食事。または、食に対する積極性がなく、虚しく食事をする。

己食

自分勝手・自己中心的な食生活。（己を大切に考え、食に対して自ら積極的に取り組むという良い意味で使われることもある）

古食

賞味期限ギリのものばかり安く買ってきて食べる。良い意味では昔ながらの体に良い食事を摂取する。

cho食・CHO食

コレステロール（cho）が多い食事。または、C（炭素）・H（水素）・O（酸素）からできている炭水化物や脂質に偏った食事。

五食(ゴショク)

おやつなどで、一日中食べている食事スタイル。あたかも一日五食とっている食事スタイル。

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関連項目

• 食育

関連リンク

• 「こ食」言説のポリティクス 〜植民地化の新たな位相〜（※PDF注意）