カゲロウ(ファイアーエムブレム)とは (カゲロウとは) [単語記事]

カゲロウ(ファイアーエムブレム)とは、ファイアーエムブレムifの登場人物である。

む、概要か

白夜王国第一王子リョウマに仕える忍者(くノ一)。代々王家に仕える家柄である。性格は真面目で忠義に厚く、いつも冷静。
どのルートでもフウマ公国に捕らえられ、白夜編と透魔編ではフウマ公国での戦闘を攻略することで仲間になる。呪い師のオロチとは幼馴染で、同僚のサイゾウとは元恋人同士であった。そのせいか、セツナとの支援会話ではサイゾウとカゲロウの二人との構成がよく似ている。

絵が好きで描いているのだが、はっきり言えばあまりにも感性が違い過ぎるのか、あまりにも独特な絵となっている。早い話が画伯。支援会話でも「この辺りの風景」が「地獄絵図」、「生花」が「奈落の荒野」など散々な言われよう。
また、彫刻や茶道もたしなんでおり、一人でいる時間を大切にしている。白夜キャラの中で貴重な巨乳枠。

誕生日は7月26日。軍の中で一番、絵日記を書いている。

いざ、参らん！

初期兵種は「忍」。リンカとの支援会話で、「力のリンカ、技のカゲロウ」という言葉があるが、成長は全くの逆である。なんと全キャラの中で一番力の成長率が高いという謎の成長をする。とはいえ、最高値は低くはないが高い方ではない。速さのスズカゼ、技のサイゾウときたらこうするしかなかったのだろうか。女性らしく魔防は高めで、速さも成長する。が、技が伸びにくく、守備は低い。

もう一つの資質は「呪い師」。魔力の成長はからっきしなので、正直こちらでは全く使えない。スキル狙いでなければなる必要はないだろう。一応、上級職の婆娑羅で習得できるスキル「傾奇者」は、技の低さ故の命中と奥義発動率の低さを補える上、薙刀を使えるので転職しておいて損はない。固有スキルは「忍法車返し」。暗器(手裏剣)による攻撃のダメージの半分と、能力減少を敵にも与えるというもので、強いと言えば強いのだが、耐久は低いこと、こちらの能力減少は防げないのには注意。
バディ先であれば、セツナからの弓使いやリンカからの鬼人、透魔編ではピエリからのソシアルナイトによって、その成長率を活かしやすくなる。

ヒーローズ

リリース初期から登場。現在通常版、イースター版、ハロウィン版の3種類登場している。

古風な忍び

通常版。兵種は無属性暗器歩兵。

通常版同様暗器ユニットの中では力がやたら高く、速さ・魔防は並程度でHP、守備が低い。

武器「秘毒の暗器」は全武器中唯一歩兵に対し特効を持つトンデモ性能。歩兵ユニットの割合は多めなので多くの敵に特効で大ダメージを与えることができる。
しかしそんな「秘毒の暗器」にも弱点はある。威力がたったの2(☆5で覚えられる「秘毒の暗器+」で5)しかない上、相手が歩兵でなければ暗器特有のデバフをかけることができない。あまりにも低い威力が災いし、ルカ等守備が極めて高い歩兵相手では特効込でもダメージが落ちる。そりゃこんな武器が威力12(専用武器以外の暗器の最大威力)だったらバランス崩壊もいいところではあるが。

習得スキルはHPが減っているほどダメージが増える奥義「血讐」、自分から攻撃時、戦闘中魔防を上げる「明鏡の一撃」、HP半分以上なら無属性暗器に対し絶対追撃かつ相手は追撃不可になる「暗器殺し」。
そもそもHPがエリーゼに次ぐワースト2と極めて低いため、HPの減少量を参照する奥義との相性は根本的に最悪。魔防も上げて損はないがそれなら速さか攻撃を上げたほうがダメージ増加に繋がる、といった感じにステータスとスキルが基本的に噛み合っていない。唯一の歩兵特効持ちという個性を活かすならスキル継承は必須。

春色のくの一

イースター版。兵種は無属性暗器飛行。カミラ同様かなりのセクシー路線。とある密命を受けてこの格好をしているらしいが一体どんな命令が下ったんだ。

通常版から守備を削り、HP・速さに回しているため総合的に扱いやすくなっている。

武器「ベビーキャロット」は奥義発動時、奥義によるダメージを+10する。奥義「凶星」はカウント2と非常に回転率がよく、与ダメージを1.2倍にするので高い攻撃とも相性が良い。

他のスキルは味方が隣接していれば戦闘中速さと魔防が上がる「速さ魔防の絆」、修練の塔クリア時、貰える勲章が1.5倍になる「栄誉の喜び」、周囲2マス以内の味方飛行ユニットの攻撃・速さを戦闘中上げる「飛刃の紋章」。

収穫祭のくの一

ハロウィン版。兵種は緑暗器重装。

暗器に赤、青、緑の属性が付与され、通常の三すくみ同様青属性に有利、赤属性に不利となる。また、属性が付与された影響で「暗器殺し」が通用しない。

ステータスは他の超英雄(水着やサンタなど季節モノVer.)同様重装にしては守備が若干低め(それでも30はあるので硬いが)だが、暗器持ちの中では最も攻撃が高く、一発が非常に重い。代わりに速さは上記2バージョンと比べると大幅に遅くなっている。

武器「果汁のボトル」は相手の奥義カウント変動量を-1する効果を持つため、相手の奥義頼みの攻防を封じることもできる。
スキルは攻撃の30%を奥義ダメージに加算する「竜裂」。ここに自分から攻撃時、攻撃と魔防を上げる「鬼神明鏡の一撃」、自分から攻撃した時絶対追撃かつ奥義カウント変動量+1の「攻撃隊形」、偶数ターン開始時、自分と隣接する味方の攻撃を上げる「攻撃の波・偶数」が加わるため自分から攻めた時の火力は相当のもの。