ゴ・ガメゴ・レとは、特撮ドラマ『仮面ライダークウガ』に登場する怪人の1体である。警察からは未確認生命体第39号と呼称される。演じる俳優は酒井一圭。
最上位集団「ゴ」に所属するカメ種のグロンギ。両手の指に大量の装飾品を付けており、モーフィングパワーによってその装飾品を鎖付きの鉄球へと変化させ、武器とする。人間態ではギャンブラー風の服装をしている。カメ種のグロンギだけに防御力が非常に高く、ライジングカラミティタイタンを無効化にしたうえビルの屋上から突き落とされても無傷という驚きの硬さを誇る。
初登場はepisode28「解明」の最後。ゴ・ベミウ・ギが倒された直後、殺人数を数えていたラ・ドルド・グの横に現れ、「(新しい力を手に入れたクウガがいても)ゴにとって問題ではない」と余裕の態度を見せた。
ゲゲル内容:72時間で567人の殺害(場所はルーレットで決め、鉄球の投擲で殺害する)
episode29「岐路」で、ガメゴのゲリザギバスゲゲルが始まった。アジトに置かれたルーレットを回し、出た数字に応じて殺人の場所を決定。そして選ばれた地区に、高層ビルなどの屋上から無数の鉄球を投げつけ、地上に居る人々を殺害するというのが彼に課せられたルールだった。
一回目の犯行は墨田区で行われ、現地にはカウント役のラ・ドルド・グが待機。雨あられのように降り注がれた鉄球は直撃した人間を即死させ、車や人工物をも破壊せしめた。日常が一気に殺戮の地獄と化し、周辺は悲鳴で満ち溢れた。今回だけでガメゴは54発の鉄球を投擲し、うち37発を人間に命中させている。意外と命中率が高いようである。しかも投擲後の鉄球は小さな装飾品に戻り、証拠品を残さない徹底ぶりだった。次に選ばれたのは亀戸3丁目。一回目と同じ方法で鉄球を降り注がせ、まず最初に走行中の車に直撃。運転手は即死し、後続の車が追突する事故を起こした。だがそんな事が瑣末に見えるほど、大量の鉄球が降り注ぎ、54発中51発が命中。街中には犠牲者の悲鳴がこだました。その後も9件立て続けにこのような殺害を続け、殺害数を着実に増やしていった。
住民から所轄の警察署への通報が相次ぎ、警視庁未確認生命体対策班の知るところとなる。未確認生命体用の監視カメラに投擲された鉄球が一瞬映っており、そこから投擲された場所を特定。一条刑事と五代雄介がその場所に急行し、新たな殺戮を企てるガメゴを発見。雄介はドラゴンフォームに変身し、ガメゴに挑んだ。得物の鉄球を振り回してクウガを威圧するガメゴだったが、蹴りで早々に鉄球を失う。徒手ではクウガの方が上手だったようで、そのままビルの屋上から地上へと墜落させられる。だが高所から落下してもガメゴはピンピンしており、新たな鉄球を手にしてクウガを追い詰める。分が悪いと判断したクウガはタイタンフォームに変身、肉薄を試みる。そんなクウガに鉄球を何度もぶつけ、一時は膝をつかせるも、ライジングタイタンに変身されてからは一変。鉄球が通用しなくなり、腹部へライジングカラミティタイタンを撃ち込まれる。しかしメ・ガリハ・バを葬ったライジングカラミティタイタンすらガメゴは無効化にし、「こんなもので俺を倒せるか」と言い放って殴り飛ばした。クウガはライジングの使いすぎでグローイングフォームに戻り、そして気絶。最初の戦闘はガメゴの勝利に終わった。しかし無効化したとはいえ腹部には生々しい刺し傷が残り、ガメゴは撤退した。ちなみに雄介は全治5ヶ月の大怪我だったが、増大した回復能力により僅か3時間で治癒している。
人間体に戻って歩いていると、高架橋下から飛び出してきた蝶野と激突。ガメゴは無事だったが、蝶野は伸びてしまった。「俺に当たるとは運の悪い奴だ」と彼の不運を哀れみ、そのまま立ち去った。ルーレットで決めた地区の人間を鉄球で殺すというのが彼のルールだったため、ルールに当てはまらない蝶野は見逃した訳である。敗れた雄介は関東医大に搬送され、一条刑事はガメゴの事を「手ごわい相手」と称した。そして科警研へ強化型超高圧弾を手配を要請したが、完成段階ではなかったため試作品が急遽送られた。警察の調査で犯行場所はルーレットで決まる事が判明したが、元々ランダム性が強いためどうにもならなかった。
アジトに使っていたビルは警察の捜査が入ったため、ガメゴは新たなアジトへ移動。ゴ・ジャラジ・ダやゴ・ザザル・ダとともに丸く切り抜いたトランプで遊んでいた。ライジングカラミティタイタンを受けた腹部が痛む様子があったため、傷の治癒を待っていたようだ。ラ・バルバ・デから「運は向いてきたか?」と聞かれると、「リントの言葉にこんなのがある。なるようになる…けせらせら」と答えた。
傷が癒えたため、新宿区西新宿でゲゲル再開。正確な犠牲者は不明だが、被害が発生した。鉄球を投擲する都合上、最も高いビルに陣取る必要があり、早速位置を特定されてクウガが現れた。鉄球の鎖でクウガの首を絞め、優位に立っていたガメゴであったが、一条刑事の人並み外れた援護射撃により鎖を破壊され、両手に付けていた装飾品を全て撃ち落されてしまう。これにより形勢逆転。鉄球に頼った戦闘をしていたためか丸腰された途端、クウガに押され始め、またしても屋上から地上へ落下させられる。地上に停めてあったトライチェイサーにゴウラムがくっ付き、それに乗ったクウガによってガメゴは工場跡へと運搬される。そこでも格闘戦を展開し、クウガを投げ飛ばしたりした。だがクウガとの力量差は覆せず、最期はライジングマイティキックを正面から受け、爆死。クウガがマイティキックの準備に入ったのに逃げもせず仁王立ちしたのは、自らの防御力に自信を持っていたからだと思われるが、結局は耐え切れずに爆発。ガメゴは倒されたが…。
ガメゴを倒した際に起きた大爆発は3kmにも及び、鉄道の電線を切断するなど周辺の建物に甚大な被害を与える事となってしまう。ゴ怪人は強大な存在であるが故に、体内に宿すエネルギーも凄まじく爆発が広範囲に及ぶ。今までのゴ怪人は上空や沖合いで爆発していたため、たまたま被害が及ばなかっただけだった。
犠牲者や怪我人こそ出なかったものの、マスコミは第4号(クウガ)をバッシング。警察としても無視できなくなり、築かれていたクウガとの協力体制に亀裂が入る。この影響で、警察上層部はクウガとは無関係と強調。あっさり手のひらを返す上層部に、桜井刑事は苦言を呈した。また譲渡する予定だったビートチェイサーが回収され、次のゴ・バダー・バ戦に多大な悪影響を及ぼした。
以降、ゴ怪人と倒す時は警察と連携し、人気の無い安全な場所まで運んでからトドメを刺す方針となった。
掲示板
11 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 14:30:30 ID: VVU6km5Uye
ゴ集団のゲゲルルールを考えると鉄球が直撃して死んだ人間以外はカウントされないんだろうが、運転手の死んだ車による二次被害とか含めると対象にならないリントを最も殺害したプレイヤーになるんだろうな
12 ななしのよっしん
2023/10/14(土) 13:12:39 ID: LAzG7d0oEH
好きなグロンギの1人だな… ギャンブラーでスタイリッシュな人間体の見た目と怪人時のゴツい如何にも蛮族な見た目とのギャップがたまらない
13 ななしのよっしん
2023/10/14(土) 13:17:55 ID: LAzG7d0oEH
それでいてゴの強さを遺憾無く発揮するところとかもね… と言うか割りとゴ・ガメゴ・レとしての酒井さんのファンなんだけど(後ガオブラックもまぁ好き)純烈としては正直あまり興味ないけどそれで純烈経由のライブとか見たり仮に話したりしたら本人的には嫌なものかな?
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
最終更新:2025/12/05(金) 22:00
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