ホワイトキャンバス問題とは、同人ショップ「ホワイトキャンバス」に関する諸問題を扱うページである。
なお、ホワイトキャンバスの素行についてはキリがないため大きくは取り上げないこととする。
この記事はネガティブ・キャンペーンを目的とした記事ではありません。
この記事に書かれていることを根拠に誹謗中傷を行うことは非常に迷惑ですのでお止め下さい。
また、俄かには信じ難い内容も含まれているかと思いますが、事件自体は全て事実です。
日時 | 出来事 |
2004/8/13 | ZUN氏との間に「商品独占販売契約」を締結。 |
2004/8/15 | 『東方永夜抄』頒布(C66) |
中略(この間、花映塚・文花帖他頒布) | |
2007/6/23 | ZUN氏との間に「商品化等許諾契約」を締結。 「商品独占販売契約」は同氏要望により合意解約。 |
2007/8/17 | 『東方風神録』頒布 |
2007/9/6 | 『株式会社香霖堂』設立(上海アリス幻樂団の法人格) |
2008/12/20 | とある東方グッズ製作会社がホワイトキャンバスから脅迫を受ける。 |
2009/3/31 | ホワイトキャンバスよりサークルへの過払い返還要請が掛かる。 |
2010/10/* | 株式会社香霖堂より、著作権等委譲に伴う新契約を結びたいとの申入れがあるも、 ホワイトキャンバスがそれを拒否。従前契約が有効であるという立場を崩さず。 |
2011/3/8 | ホワイトキャンバス・ホワキャン・AKIBARとぼぼ同時に、 上海アリス幻樂団・東方プロジェクトが金子浩二氏によって商標出願される。 |
2011/6/16 | ZUN氏が上海アリス幻樂団・東方プロジェクトを商標出願。 2012年現在、両者両商標共に有効状態。 |
2011/9/11 | 不払い及びガイドライン違反を理由に、 ホワイトキャンバスへの『東方神霊廟』販売委託が停止される。 ホワイトキャンバスは他店から取り寄せるという形で東方神霊廟を販売。 |
2011/12/16 | 取引規約に返送手数料の項が、サークルへの通達なしに書き加えられる。 |
2011/12/20 | ZUN氏BLOGにて、委託停止の件について公表される。 |
同日 | ホワイトキャンバスのサークルページにアクセスできなくなる(404エラー)。 |
2011/12/21 | ホワイトキャンバス、上記BLOGに対する反論文を発表。 |
2011/12/29 | 日刊サイゾー、ホワイトキャンバスへのインタビュー記事が掲載される。 |
2011/12/30 | 反論文が削除される。 |
2012/9/29 | 海賊版の販売をtwitterで告知。 |
2019/1/30 | 経営者がラブライブ!サンシャイン!に関する商標法違反で逮捕される。 |
2011年9月11日より東方神霊廟の店頭委託が開始されたわけなのだが、
2011年の9月16日、「同業者から東方神霊廟が送られてきた」という内容で自称WC社員からの内部告発があった。
加えて上海アリス幻樂団との直接取引ができなくなったとも書かれており、店頭委託開始時点で既に通達があったということに間違いはなさそうである。
なお、この人が本当にWC社員であることを完全には証明しきれないため 一応"自称WC社員"と表記したわけだが、
彼は10月10日付の書き込みで黄昏フロンティア代表(N嶋氏)の名前までも上司の愚痴として書き連ねており、
そのことから、どうも真に内部の人間である可能性が高く、この暴露文は充分に信用に値するものと言えよう。
こちらがその内部暴露
→http://www4.atwiki.jp/thwc/pages/15.html
ある意味では、すべての発端と言えるかも知れない。
→http://kourindou.exblog.jp/17092211/
端的に言えば、不払いとガイドライン違反を理由に東方神霊廟の委託を止めた、ということである。
ただし、東方project作品自体の売上なのか、黄昏フロンティア作品の売上なのかはやや不透明である。
尤も、東方非想天則(2009年夏頒布)がこの売上に入っていれば両方の売上ともいえるのだが。
なお、二次創作作品の委託は続けてもらっても構わないとも書かれている。
翌日、上記声明についてPDFでの反論を展開する。
PDF自体は12/30付で削除されている。ミラーはこちら。
内容を要約すると、
となっている。……のだが、公開文書としてはあまりに稚拙な文章であったり、正当性をインタビューで主張した直後に削除したりと今一つ信用しきれない。→日刊サイゾー(post_9445)
時系列表に列挙した契約云々もこのPDFに記載されていたのだが、ところどころ疑問が残る。
以下、その疑問点についてまとめる。
PDFには『ZUN氏が制作する全ての制作物につき、日本国内外を問わず、弊社が独占的に販売権を有するという広汎な内容のもの』と記載されている。が、この直後に発表された東方永夜抄はとらのあなをはじめ他の同人ショップでも販売されている。上海アリス幻樂団の東方永夜抄のページにも『各同人ショップでも委託販売が開始する予定です』と明記されているため、最初から「商品独占販売契約」などなかったのではないかと思われる。
『ZUN氏が製作するキャラクターを利用したグッズ等を製作・販売する商品化権の権利を有する』といった内容の契約である。但し、ガイドライン上「企業による商品化の許可」は簡単に取れるため、何らかの特約があると思われる。
2010年10月に新契約を拒んだのもこのあたりが関係するのだろう。
なお、現在もこの契約が有効であると主張しており、ZUN氏側からもこの件についての言及はない。
しかし、原作に特典を付けてはならないという通知を無視していることが、関係者から証言されている。
PDFの末尾に『18禁(アダルト商品)に該当する商品 も製作、販売しておりません』と明記されていたものの、この部分に抵触する商品が発表時点には購入手続きが可能な状態であった。
この部分に抵触するのは2011年2月14日のガイドライン改正以降に企業主導によって制作・販売されたアダルトグッズであり、一般サークルが製作・委託販売する分には全く問題はない。
上記商品は2010年12月の作品だが、ホワイトキャンバス主導であることが絵師からも証言されており、ガイドライン改正以降も受注生産が行われる可能性があった時点で問題である。
もう一点、未払いについて『係争中につき供託している』としているが、日刊サイゾーに掲載されたインタビューによれば『見解の相違による差し止め』と回答している。委託販売業という業態から、前者は黄昏フロンティア側が受取拒否という姿勢でなければ成立しないため、差し止めるという表現からは矛盾する(詳しくは後述)。
なお、このインタビューの相手は鈴木社長本人であるとのこと。
供託にも様々種類があるが、支払手であるホワイトキャンバスから供託という言葉が出た以上は『弁済供託』であるとみて間違いない。 要するに、金銭額の見解の相違による紛争である。
なお、法的には供託金になった時点で支払いは成立したことになる。
この件について、黄昏フロンティア側は「支払いが行われていない」と発言しているため支払い自体が滞っている、または提示された額が想定よりも過少であり受け取るわけにはいかないという状態であると思われる。前者の場合はそもそも供託金になるはずもなく、供託を方便に使ったということになる。後者ならば供託しているという可能性は大いにあり、PDFでの反論は正しいということになる。
しかし、インタビューで「差し止め」という表現を取ってしまったことで供託金になっている可能性は限りなく低くなってしまった。なぜならば、差し止めは事情が解決するまでは支払う意思がないという意味であり、事実はどうであれ供託したという言葉自体には矛盾してしまうのである。
結果として、裁判が行われている可能性自体にも疑問が生じる結果となっている。
→http://www4.atwiki.jp/thwc/pages/16.html
ZUN氏に直接許可を取って商品化してたらホワイトキャンバスから脅された、という事件。
この件はZUN氏にも詳しい事情が伝わった模様で、後のガイドライン改正にも影響があったらしい。
この後どのように対処したのかは不明だが、水面下で示談に応じたのではないかと思われる。
→http://unkar.org/r/doujin/1238471145/3
過払い自体はここで取り上げるほどの問題ではないのだが、この過払金の返納をサークルに求めたという点で問題になった。
本来、会計処理上は売掛金と相殺で処理(次の支払額から差し引く)することが通例となっており、年度決算であっても「仮払金」などで処理することが認められている。つまり、別に返納を求める必要はなく、発生した旨と次回支払いで相殺する旨を通知するだけ良かったのである。
そもそも、過払いはホワイトキャンバスの落ち度であり、顧客であるサークルに作業を課すというのはあまりにも顧客を馬鹿にした行動であると言える。
この騒動の背景として会計知識不足や、何かと問題がちな経営陣の気性などが考えられるが、本当に資金繰りに問題をきたしていた、という説も囁かれていた。
→http://www4.atwiki.jp/thwc/pages/17.html
金子浩二氏によって上海アリス幻樂団・東方プロジェクトの商標出願がされていたという事件。
発覚した当初はそれだけの事件だったのだが、ほぼ同時にホワイトキャンバス関連の商標が3つ出願されており、関与を疑われている(あくまで疑惑であり、確定的なものではないと付記する)。
商標 | 出願日 | 出願番号 | 出願人 |
ホワキャン | 2011/3/8 | 2011-020137 | 鈴木裕二(セルビテック取締役) |
URAAKIBASTYLE\ AKIBAR |
2011/3/8 | 2011-020138 | 増田哲郎(カイゼル取締役) (カイゼル:セルビテック子会社) |
(無関係) | |||
上海アリス幻樂団 | 2011/3/8 | 2011-020143 | 金子浩二(カネコトレーディング) |
東方プロジェクト | 2011/3/8 | 2011-020144 | (同上) |
WhiteCanvas\ ホワイトキャンバス |
2011/3/8 | 2011-020146 | 鈴木裕二(省略) |
これだけならば、間に挟まれた無関係な商標と同じく無関係で流されていたところなのだが……
なお、後述するように現在はZUN氏が全ての商標権を取得している。
ネタ系のビブ(よだれ掛け)や缶バッジ、Tシャツなどを販売している人。これらのネタ系商材のために多数の商標を取得している彼なのだが、東方プロジェクトとの接点はあまりない。Tシャツであれ何であれ企業でも商品化がほぼ自由という東方二次創作界隈において、わざわざ商標を取得してまで何をしたかったのか疑問が残る。
一応、一般流通が難しいという制約はあるのだが、氏の公式バカTも似たような販売形態であるため、販路拡大目的とは非常に考えにくい。
商標出願のタイミングが重なったことも含まれるが、そもそも一個人が後ろ盾もなく正当性を主張できる商標ではない(先願主義の原則はあり異議申し立ても間に合わなかったが、ZUN氏が不当であると訴えれば取り消せる条件は揃っている)。
また前項でも触れたが、金子氏本人には商標取得に至る理由が非常に薄い。そのため、何らかの理由で表に出られない人物から代理出願依頼があったのではないかと思われる。
一応利己目的取得も考えられるのだが、「上海アリス幻樂団」「東方プロジェクト」のネームバリューはあまりにも大きく、行使するにせよ売却するにせよ、リターンの割にリスクが高過ぎると言える。
とはいえ、金子氏とホワイトキャンバスの関係を明確にする情報は今のところないため、疑惑の域は出ていない。
公式バカTがホワイトキャンバス専売アイテムと共に東京タワーで売られていたという目撃情報もあるが、公式バカT自体は手広く展開しており、ホワイトキャンバスはあくまで一取引相手なので関連付けとしては弱い。むしろ、ホワイトキャンバス専売品がそんなところにあることの方が大問題である。
異議申し立ては行われていた模様。だが、商標法上で商品(商号)と認められる表記が今までなされていないなどの理由により、申し立てを却下された。つまるところ、『商品名は東方○○○であって、東方プロジェクトは商品名じゃないから、この商標を使っているとは言えない』という理屈である。
念のため付記しておくと、金子氏が正しいのではなく、ZUN氏側に異議を申し立てられるだけの『商標法上の実績』がなかっただけである。
逆説的に、今までの東方project作品が商標行使に係るものでないと証明されたとも言え、今まで通りの路線を続ける以上は商標を理由になんらかの制限を受けることもなく、金子氏側から商標を理由とした圧力を掛けることも不可能な状態である。
2014年5月30日に、ZUN氏よりTwitterで「東方Projectと上海アリス幻樂団の商標の件が、無事にコントロール下に置かれた」との告知がなされた。以降、しばらくの間ZUN氏が取得している商標区分以外の商標区分は株式会社ピンクカンパニーが保持していたが、2016年現在は、全ての商標区分でZUN氏が商標を取得・保持している。
ZUN氏による発表前後から、ホワイトキャンバスのサークルページにアクセスできないというトラブルが発生した。その時のエラーメッセージが404エラー(ファイル不在)であり、ディレクトリごと消えている=削除されたということが判明し問題になった。
冬コミ委託品の返品依頼の締切自体は15日に終わっていたのだが、同日のZUN氏のブログで騒動を知って敬遠しようとしたサークルの逃げ道を塞ぐようなタイミングであり、404エラーも相まって作為的な削除ではないかと疑われた。
実際、「委託契約は返品要求がなければ自動更新、委託開始から2年で独自に処分する」と明言していたり、「全数返品してもらったはずなのに在庫がある」「要求から1ヶ月経っても帰ってこない」という報告が上がっていたりと、疑われて然るべき前科が山積みなので仕方がないともいえるのだが……。
この事件の少し前(16日)には、メール等での連絡が一切ないまま、規約に返品手数料(500円/箱)の条項が書き加えられており、上記の諸問題も含め原則返品には応じないという姿勢であると言えるだろう。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/wc_akihabara/status/251976113822261248
ここでいう「"アノ"国」というのは中国のことであるのだが、この『季刊 東方Project』なる本は商業、同人問わずあらゆるものを無断転載しており、東方神霊廟の海賊版まで付録とされていたこともある代物である。
これは完全に著作権法に抵触する行為である。
「ラブライブ!」偽グッズを所持 商標法違反容疑で2人逮捕(毎日新聞)
2019年1月30日、静岡県の地方新聞である静岡新聞で、秋葉原で衣料品店を経営する男性と社員がラブライブ!サンシャイン!の商標を無断使用した商標法違反の疑いで沼津警察署と静岡県警サイバー犯罪対策課、保安課に逮捕されたと報じられた(ラブライブ偽グッズ横行 容疑で経営者ら逮捕 沼津署など)。
静岡新聞の紙面の写真が話題になったころは店名は書かれていなかったものの、写真からホワイトキャンバスではないかと推測されていた。
続報でははっきりとホワイトキャンバスの経営者らと記載されている。ラブライブ!アニメの制作会社であるサンライズが沼津署に相談したようで、それを受けて家宅捜査を行い、Tシャツやバッグなどを押収、現行犯逮捕したとのことである。
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最終更新:2025/01/04(土) 07:00
最終更新:2025/01/04(土) 07:00
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