マクシムスとは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」の登場人物である。
普段はピドナの礼拝堂にて、教えを説いている。
神王教団の顔として、メッサーナ地方の有力者・ルードヴィッヒをはじめ多くの人々に名前と顔を知られているが、クラウディウス家の令嬢・ミューズに夢魔の秘薬を飲ませ昏睡状態にしたりと、謎めいた一面も持っている。
それもそうで、彼の裏の顔は世界の秘宝たる聖王遺物・魔王遺物を集め、モンスター達を従え教団を乗っ取ろうという邪悪な本性を持っている。その一面を聖職者という表の顔で隠しているに過ぎない。
ノーラがいるピドナ工房から、工房のシンボルである聖王の槍を盗み出し親方を殺害したのも彼の仕業で、さらにミカエルに成り済ましてカタリナの女の顔をさらけ出しマスカレイドを奪ったのも彼の所業である。
(もっともカタリナの場合は、正体を現した際の姿がマクシムスと違う為、彼の手下である可能性もあるが。)
夢魔からミューズを救出した後、グレートアーチの桟橋にいる謎の老人・ハーマンを連れてピドナの礼拝所を訪れると、マクシムスが海賊である事を衆目の前で看破する。
マクシムスの正体は元海賊・ジャッカルで、かつて海賊として悪名を轟かせていたが、海賊ブラックに喉を掻っ切られた過去がある。その後も生き延び、マクシムスとして神王教団に入った。(この話は、ある条件を達成すると仲間に加えられるハーマンの本来の姿・海賊ブラックの口から語られる。)
正体を見破られたマクシムスは、逃亡のち砂漠に立つ神王の塔へ逃げ延びると、教団の教祖・ティベリウスの前で配下のモンスター達に塔を襲撃させ本性を露にする。
その後、様々な仕掛けが用意された塔内を追跡するうちに主人公パーティは人数が1人2人と減っていき、最終的にマクシムスの元へ辿り着く際は主人公1人になってしまう。
そしてマクシムスとのバトルでは、離別した仲間がターン経過と共に1人ずつ戻ってくる。最後は5人揃うことになるが、7ターン以内に撃破できなかった場合は今度はマクシムスのターンとなり、後述のマクシムスガード達を呼び寄せてくる。こうなると、マクシムスへ攻撃が届きにくくなってしまうが、マクシムスを倒せば勝利なので全体攻撃でガード達もろとも倒すか、マクシムスのみを狙い撃つかした方が効率がいいだろう。
ゲーム中で全部で14個存在する、聖王・魔王の武具のうち、実に5個を1人で(そして、このイベントだけで)独占しているため、強力な装備を整えるには避けて通りたくないイベントである。特に七星剣、聖王の槍は強力な固有技を持つため、最終戦まで使い続けられるほどの強さを誇る。
ただし、マクシムスを倒した時点で持ち物がいっぱいだった場合は、持ちきれなかった分の聖王遺物が消滅してしまう(=手に入らない)ので、マクシムス戦直前は忘れずにアイテム欄を確認し、空きを5個以上確保すること。
またストーリー上でも、マクシムスは上述の通り様々なキャラクターと因縁があるので、パーティをマクシムスが憎い人々で構成し挑むのも一興であるか。
(例:カタリナ(主人公の場合)、ノーラ、シャール&ミューズ、ハーマン(ブラック)、ティベリウス等)
ちなみにピドナの礼拝堂へ殴りこむ際はハーマンの代わりに、海賊ブラックを連れて行ってもOKである。
こちらの場合もハーマンと同様にイベントが進行するのみならず、逃亡時のマクシムスの台詞が少し変わる。
マクシムスとの決戦で出現する、マクシムスの護衛部隊。アンデッドのような風貌だが、人間(僧侶)である。
塔内で別れた味方が勢揃いし、「マクシムスめ、覚悟しろよ」と意気巻いたプレイヤーを逆に驚愕させた。
7ターン以内にマクシムスのHPを0にできなかった場合に召喚されてはマクシムスを守護するように布陣し、これまでにマクシムスが手に入れた聖王遺物を手に、マクシムスの加勢に入ってくる。
(そして同時にマクシムスのHPも10000まで回復し、杖を使った攻撃を使い始めるようになる。)
強力な武器(聖王遺物)を手に、マクシムスと共に主人公達へ襲い掛かってくる上、いずれの敵もHPが6000と高めなので倒すには手間がかかる。しかも正面のガード2人を倒さない限り、遠距離攻撃や全体攻撃でしかマクシムスに攻撃が届かないので、なかなかの苦戦を強いられる事になる。戦う際は、対集団戦の基本として1人を集中攻撃することだろう。
とはいっても、状態異常の耐性が何も無いという弱点があるので、戦い方はいくらでもある。一例を挙げると、
マクシムスの正面に構える敵。七星剣を使いマクシムスを護衛する。
遠距離攻撃が無い場合は、コイツと後述の槍使いを倒さないとマクシムスに攻撃が届かない。
各種剣技の中でも、たまに繰り出してくるバックスタッブの一撃が怖い。(即死の危険がある為)
前述の剣使い共々、マクシムスの正面をカバーしている。聖王の槍を使う。
必中&クリティカルヒットの槍技「エイミング」、強制フリーファイト陣形で戦うパーティの場合は全員がターゲットになってしまう「足ばらい」、毒を与える「ミヅチ」など、厄介な技が多い。
マクシムスの脇に構える敵。カタリナから奪った小剣・マスカレイドを使いマクシムスを護衛する。
もっとも、大剣に変化するわけではないので脅威は少ない。「ウェイクアップ」を命じるのが恥ずかしいのか。
が、「インプリズン」や「マインドステア」などの状態変化技が地味にうざったい。
また何気に、小剣技「スクリュードライバー」を使う数少ない敵であるため、見切りをコンプリートする場合は見逃せない敵キャラでもある。
マクシムスの脇に構える敵。魔王の斧を使いマクシムスを護衛する。
4人のガード達で、最も攻撃力が高い。もっとも、マクシムスさえ倒せばバトルは決着であるため倒す必要性は低く、上述の小剣使い共々戦闘終了まで残っている事も少なくないかもしれないが。
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最終更新:2024/11/08(金) 05:00
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