ラガーレグルスとは、2000年クラシック世代に輝いた個性派ホースである。 父:サクラチトセオー 母:レインボーパーク。(馬齢表記は旧表記を使用しております。) 主戦騎手は佐藤哲三。
主な勝ち鞍
1999年:ラジオたんぱ杯3歳ステークス(GIII)
1999年9月の阪神でデビュー。ダート戦だったものの、難なく勝利。そしてOP特別の野路菊ステークスも連勝し、今後が期待されるようになった。重賞初挑戦のデイリー杯3歳Sは2着に敗れ、大一番の朝日杯では落鉄してしまう不運もあり7着に大敗。リベンジで挑んだラジオたんぱ杯3歳Sで重賞初制覇を果たす。 中距離のレースを勝てたことでクラシックが期待される1頭となった・・・。
4歳緒戦には共同通信杯を選択。しかしここで素質の片鱗を見せることとなった。勿論悪い意味で。 隣の馬がゲートで暴れてしまったことでイレ込んでしまい2秒近い出遅れをしてしまったのだ。直線は追い上げるもののイーグルカフェの7着と大敗した。次走はトライアルの弥生賞に出走。3着に敗れたものの先着を許した馬がフサイチゼノン・エアシャカールなので悪い内容ではなかった。
そして大一番の皐月賞に出走したのだが、ここで彼は事件を起こしてしまうのだった。1枠1番の発走ゆえにゲート内の待ち時間が長くイレ込み気味に。 そして運命の出走ゲートが開かれた瞬間、なんとゲート内で立ち上がってしまい、その拍子に頭絡がゲートに絡みついてしまう。頭部をガッチリとゲートに固定されてしまったラガーレグルスはゲートから出ることができず、競走中止となってしまった。
この一件でゲート再審査となってしまった。これに合格できないと一生に一度の大舞台である東京優駿に出られなくなる。
5月に上記の再審査が行なわれることになった。 予行審査を京都、本審査を東京で行いこれに合格できれば東京優駿に出走することが可能になる。
京都の審査は問題なく合格したが、東京の審査で事件は起こってしまった。
1回目の外枠発走は問題なく合格したが、2回目の内枠発走の際に一部の心無い観客による大声の野次や傘で柵を叩くという悪意ある行為を繰り返され、またゲート内で立ち上がってしまい、不合格に。同馬だけでなく騎手にとってもダービージョッキーになるチャンスを潰されることになってしまい、激怒した佐藤騎手が観客に詰め寄る騒ぎにも発展した。
余談だが2013年のダービー馬のキズナもデビューから2戦は佐藤哲三が騎乗していた。ダービーを勝てる運を持ってないのか・・・。
東京優駿を断念した同馬は休養に入り、札幌記念で復帰する予定だった。しかしゲート練習中に外傷を負い、さらに屈腱炎を発症し、あれから復帰することもなく静かにターフを去ることとなった。
その後は2年ほど種牡馬をしていたが、2005年12月に転売され、以降消息不明となっている。
| サクラチトセオー 1990 黒鹿毛 |
*トニービン 1983 鹿毛 |
*カンパラ | Kalamoun |
| State Pension | |||
| Severn Bridge | Hornbeam | ||
| Priddy Fair | |||
| サクラクレアー 1982 鹿毛 |
*ノーザンテースト | Northern Dancer | |
| Lady Victoria | |||
| *クレアーブリッジ | Quadrangle | ||
| Abeyance Lass | |||
| レインボーパーク 1984 黒鹿毛 FNo.4-r |
*ドン 1966 芦毛 |
Grey Sovereign | Nasrullah |
| Kong | |||
| Diviana | Toulouse Lautrec | ||
| Desublea | |||
| シルバーアロー 1970 黒鹿毛 |
*テスコボーイ | Princely Gift | |
| Suncourt | |||
| ヒサエ | *プリメロ | ||
| ミツマサ | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス:Nasrullah 4×5(9.38%)、Hyperion 5×5(6.25%)
掲示板
48 ななしのよっしん
2024/05/21(火) 13:22:54 ID: Yt3H2tZy73
もともとかなりのゲート難だったから関係ないかもだけどコロナ禍ならいい線行ったかもしれない…
49 ななしのよっしん
2024/05/29(水) 15:40:20 ID: vlqunHh7Ui
50 ななしのよっしん
2025/07/08(火) 04:56:14 ID: 8DMoMyg7Af
色々調べてたらラガーレグルス事件のもう少し詳しい流れが分かった
ゲートを叩いた人物と同一人物かは分からないが、審査が失敗した時に「ざまあみろ」と叫んだ人間がいるらしい(佐藤が激昂したのもこの言葉に対して)
・嗚呼ラガーレグルス
https://
・木馬会会報(第135号)
http://w
異なる情報源にも関わらず「翌日の新聞に書いてあった」「ざまあみろ」という文言が双方一致しているので信憑性は高い
前者のブログを信じるならこの客は周囲の怒りを買って集団リンチに遭ったようだ
このブロガーは実際に一回目のゲート審査を見ていたようで、本番の環境に近付けるためにダミー馬が連れて来られる様子やアナウンスの文言、競馬場で摂った昼食まで記録している
かなり証言が細やかなのでリンチ記事の下りも信じていいと思う
それにしてもこの新聞
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最終更新:2025/12/16(火) 12:00
最終更新:2025/12/16(火) 12:00
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