ラブライブ!サンシャイン!!Blu-ray特典曲の記事では、テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のBlu-ray特装限定版に同梱されている、特典CDの収録楽曲について紹介する。
なお、特定の法人店舗で全巻を買い揃えることで入手できる法人特典CDの楽曲については、歌唱しているCYaRon!・AZALEA・Guilty Kissの各記事を参照されたい。
テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のBlu-ray特装限定版各巻に、オフボーカルトラックと合わせて収録されている。
第1期は各学年の3人ずつに分かれて歌う曲(2・3・5巻)、そして第2期はソロ曲(1~6巻)も収録されているので要チェック。
あくまでもBlu-rayの特典の一つであり、CD・配信単体では発売されていないため、Aqoursの他の楽曲に比べて少し手が届きにくいが、試聴動画[1]やスクフェスでの配信で気に入ったものがあればぜひ購入してみよう。
曲名そのままに、心弾けるポップなサウンドが楽しい曲。「今だけは嫌なことなんて忘れるほど踊り明かそう!」という、スタートを切ったばかりのAqoursらしい、エネルギーに満ちた楽曲である。
ライブイベントでのパフォーマンスとしては、2016年12月の「ジングルベルがとまらない」発売記念イベント「Aqours 冬休み課外活動 ~みんなでシャンシャン♪ Aqoursミニライブ2016♪~」が初披露の場となった。その後、2017年2月に横浜アリーナで開催された「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」では、1日目・2日目ともにアンコール1曲目として披露された。
初披露のミニライブがニコニコ生放送で公開生配信されたことに加え、本曲が収録されている第1巻には、1stライブ1日目の最速先行抽選申込券が封入されていた。そのため、特典曲の中では比較的認知度が高いと思われる。
歌は千歌により結成されたAqoursの初期メンバーである2年生が担当している。
「決めたよHand in Hand/ダイスキだったらダイジョウブ!」から打って変わり、しっとりバラードを歌い上げる2年生3人の歌声は必聴。本編で披露された2曲が、スクールアイドルとして着飾った姿でスタートへの希望を歌った曲だとすれば、この曲は素顔のままの彼女たちが、聴き手だけでなく自分たち自身をも、悩みや不安もひっくるめて率直な気持ちで励ます曲と言えるかもしれない。
2期第7話では、9人全員で歌うバージョンが挿入歌として使用された。こちらは今のところCD化されていないが、活動の転換点になり得る局面に立たされた9人が、それぞれの気持ちに向き合う場面を支える大切な役割を果たした。
歌は本巻収録の第5話までにAqoursに加入した1年生が担当している。
元気いっぱいの1年生が、“はじめて”を重ねていくワクワクをフレッシュに歌う。2番以降のお遊び要素も楽しく、1年生トリオのポテンシャルが見出せること間違いなし。
「デイドリーム・ウォーリアー」と読み、あえて訳せば「白昼夢の戦士」といったところか。一般発売曲とは一線を画すクール系EDMサウンドに乗せて、戦士となった9人が喪失との葛藤を歌う。
「Waku-Waku-Week!」ではキュートな曲調にちょっぴりたじろぎながら歌いつつ、今回のミステリアスな曲で存分に本領発揮と相成った堕天使ちゃんの幸せそうな顔が目に浮かぶようである。
歌は本巻収録の第9話でAqoursに加入した3年生が担当している。
「やりたいこと、なんでも叶えちゃうよ!」という、3年生の3人による掛け合いがふんだんに織り交ぜられたジャジーな曲。小原家が味方につけば、なんでもできるのである。
なお、曲名の元ネタである、いわゆる「G線上のアリア」とは異なり、特にヴァイオリンのG線だけでの演奏を織り込んだ構成になっているわけではない。
王道ロックど真ん中。一度聴いたら忘れられない、イントロの千歌のロングシャウトが癖になる。可愛らしい9人の中にも確かに潜む、貪欲な野心を垣間見ることができるだろう。
ライブイベントでは「Daydream Warrior」とセットで歌われることも多く(2ndライブ全公演、1stファンミ大阪・ソウル・千葉公演など)、この2曲で会場のテンションを最高潮に持っていくキラーチューン的な地位を占めている。
旺盛な好奇心を胸に、まだ見ぬ世界への期待を歌っている。歌詞の通り、マーチのリズムを基調としつつ、鮮やかに展開していく曲調も魅力。
“未来への船出”を歌った「MIRAI TICKET」と対を成す曲として聴くと、また味わい深い。
2017年3月のAnimeJapan 2017会場では、テレビアニメ第1期の映像から特別に制作された、本曲のPV風ムービーが放映された。
シリーズの醍醐味でもある、時折感じられる劇中劇のような雰囲気を、そのまま歌に落とし込んだミュージカル調の曲に仕上がっている。
輝きを求めてAqoursを立ち上げて以来、なおも歩み続ける千歌が、改めてその気持ちを全身で表現しているような、賑やかな1曲。
悲しみに向き合ったときの無力感に涙することもあるが、やはり笑顔でいればこそ、気分が晴れやかになっていくと信じる歌詞が、前向きな気持ちにさせてくれる。どことなく1期同じく第2巻の「空も心も晴れるから」にも通じるようなテーマである。
感受性豊かで心優しい花丸ならではの、カントリー風で温かい楽曲。
理屈だけで生きてはいない人間は、それぞれいくつもの側面を持って人生を歩んでいる。そんな誰もが宿し得る潜在的な多面性を率先して体現し続ける、堕天使ヨハネのテーマソング。
梨子はテレビアニメ版を通して、ピアノの道に思い悩む中でのスクールアイドルとの出会いから、心から大切にしたいと願うものに向き合うことができた。この曲には、みんなとのつながりから自分の気持ちに自信を持てた梨子の率直な想いがにじみ出ている。
あふれんばかりの元気を原動力に突き進む曜が歌い上げる、王道系応援歌。海に見守られながら活動しているAqoursの中でも、“Sailing”をキーワードとする曲はやはり彼女にこそ特によく似合う。
勇気や情熱の大切さを訴えかける歌詞は、本巻収録の第6話で披露された「MIRACLE WAVE」(作曲も同じく酒井拓也)に呼応する渡辺曜的サイドストーリーにも聴こえてくる。
紅の妹。
ちょっと昔のアイドルが歌っていたような雰囲気が漂う、落ち着いたラブソングに仕上がっている。本巻収録の第8話・第9話で一歩成長を遂げたルビィは、これから少しだけ殻を破った暁に、大人びた恋をするのかも。
白の姉。
こちらも新たな恋を予感させる曲。普段はクールビューティなイメージも根強いダイヤが、内に秘める想いの熱さはいかほどか。彼女の嗜みの一つでもある箏の音色も、本曲を気高く引き締めている。
それぞれの進路に向かうことになった3年生組の3人、そしてAqoursの9人を想うような曲。2期第10話で「神様も勘当」と冗談めかしていた鞠莉だが、そこにあった「みんなが再び一つになれるように」という強い願いが、この曲からも感じられる。
実家のダイビングショップを手伝う果南にぴったりの、海とともに過ごす中で自然に紡がれるかのような曲。日本語2人目にしてコミカルな曲名ではあるが、自由であることを大事にして楽しむ詞を、行動派の果南らしく軽やかに歌っている。
テレビアニメ2期メインテーマ[2]にそのまま詞とメロディが乗せられている。
9人がAqoursとして活動してきた1年間を振り返り、今だから語れる想いを素直に綴っている。彼女たちに常に寄り添ってきた劇伴に歌を乗せているからこそ宿る強いメッセージ性、そしてタイトルに使われているカタカナの“キセキ”にも想いを馳せてみたい。
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最終更新:2025/03/26(水) 07:00
最終更新:2025/03/26(水) 07:00
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