レイ・ザ・バレルとは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物である。声:関俊彦。
本作より登場した新キャラで、主人公シン・アスカと共に戦うMSパイロット。初期の搭乗機体は「ブレイズザクファントム」、後に「レジェンドガンダム」。
口数が少なく無愛想で、他人を近づけさせないような雰囲気を持っている。ギルバート・デュランダル議長に心酔し、議長の計画に従って行動している。規律を重んじ、厳格な態度と冷静な判断で味方をサポートするが、議長に敵対する者などに対しては激しい感情を露わにする場面もある。
放映前および直後から、名前の字面・髪の色・CV関俊彦などといった共通点からどうみてもラウ・ル・クルーゼの関係者です本当に(ry状態であった。その実態はラウのクローンの一人であり、自身をラウと重ねあわせて『成功作』であるキラ・ヤマトに敵対心を抱いている。
レイがラウのクローンであるか、またはラウのクローン元であるアル・ダ・フラガのクローンであるかについてはソースが複数あり不明。ナチュラルか否かについても不定。
ラウが己の運命を呪い、世界を破滅させようとしたのに対し、レイは世界の未来のために行動している。寿命の短い欠陥品である自分や、戦争のためだけに生かされているステラのような不幸な存在を無くすために、議長の計画実現を目指している。
その計画のキーパーソンであるシンに対し、オーブや戦争自体への復讐心を煽り、友情を装って心につけ込み、議長の進む道こそが絶対に正しいと思わせるよう誘導した。
序盤ではネオ・ロアノークことムウ・ラ・フラガと互角に渡り合ったり、機体の性能を活かした遠距離狙撃を決めるなど、どこぞの射撃が苦手なガンナーとは違って活躍する描写が多かったが、徐々に覚醒したシンの主人公補正の煽りを受けて地味になっていく。
大気圏内に入り洋上の戦闘が多くなると、飛行に秀でたインパルスおよびセイバーに多くのコマが当てられるようになり、艦上でミサイルとビームをばらまくだけの固定砲台となってしまう。挙句の果てに母艦と共に集中砲火を受けて機体を中破される。
後半では本来アスラン・ザラが受領するはずだった最新鋭機・レジェンドガンダムを成り行きで奪い、以降最終戦まで愛機として搭乗した。これはラウの搭乗機・プロヴィデンスガンダムの後継機に当たり、シルエットも非常に似通っている。プロヴィデンス同様にドラグーンシステムを駆使した包囲攻撃が可能で、重力下では射出こそできないものの6門の可動砲台として火力の底上げを成している。また重量下での飛行も可能である。
シンと共に特務隊FAITHに任命され、さすがに主役機(笑)には劣るものの、単機によるデストロイの破壊、敵大将の討ち取りなど数々の戦場で相応の活躍を果たした。
シンと同様に、キラとアスランそれぞれに対して因縁を持って最終決戦に挑んだが、キラとの一騎打ちの中で心の隙を突かれ、動揺する内に一斉射撃を受けて戦闘不能に陥った。その後心の揺らぎを抱えたままキラを追う形で要塞メサイアに向かい、自らの心の支えとしていた議長に対して引き金を引く。最後にクローンとしてではなく、人間として明日を願うという生の感情に芽生えたが、そのままメサイアの陥落と運命を共にした。
終盤の評価としては、前作のラスボスであるラウに比べてオーラが乏しく、キラに言いくるめられた上に一撃も与えられぬまま敗北してしまったために劣化クローン扱いされがち。
またもう一人の宿敵であるムウとほとんど刃も言葉も交わさなかった点ももったいないところである。
本編であるアニメではレイの感情が描写されるシーンはほぼなく、非常に感情や行動原理が読めない人物として見られている。
視点が頻繁に変わる小説版においては、デスティニープラン発表以降からレイ視点の描写が加わり、その独白からレイの内心の変化を詳しく理解することができる。またメサイア陥落直前にシンと通信を交わすシーンが追加されている。
余談ではあるが、キラに諭された後、撃墜されるシーンの描写は4行である。
角川エース版のコミカライズでアスラン視点で描かれた「THE EDGE」のオムニバス形式外伝「THE EDGE Desire」では、レイ視点の話と士官学校時代の話が描かれている。シンと友情を築く過程は優等生と不良が殴り合いの喧嘩をして互いを認め、さらに競い合って…というさながら学園モノな展開となっている。
また最終決戦への出撃前、シンがレイの運命を案じるシーンが追加されている。レイの表情の変化が見所。
ボンボン版のコミカライズにおいてはキラと議長が対峙する場面がないため、レジェンドを撃墜された後に議長の元へ戻り、議長に労いの言葉を受けながら崩壊するメサイアで運命を共にする、という風に変更されている。
「レジェンドガンダム」および「ブレイズザクファントム」のデフォルトパイロットとして登場。
レジェンドは最高コスト4機の一角を担うオールレンジ攻撃機。一発の威力が大きく段数の少ない格闘と豊富なドラグーンで堅実に戦う機体。最高コストだけあって僚機との連携が肝要であり、やや玄人向け。スピード覚醒中に使える高機動変態移動法さいたまっはを最も有用に活かせる機体の一つ。
ブレイズザクファントム(白ザク)は中コストの高機動射撃機。強力なミサイル射撃などを持つが耐久力はコスト最低の紙装甲。乱戦は苦手なので中遠距離からの援護などが主な役回りとなる。
シンのデスティニーのアシスト機として「レジェンドガンダム」が登場。ドラグーンを2機射出し、スパイク突撃によるスタン攻撃あるいはビーム射撃を行う。微妙に避けにくかったり本体が消えても動いていたりと、全機体の中でも屈指の優秀なアシストとしてシンを援護する。セリフやグラフィックなどはない。
デスティニーのアシスト役はリストラとなったが、代わりにルナマリアのガナーザクウォーリアのアシスト機として「ブレイズザクファントム」が登場。誘導と銃口補正に優れたミサイルを一斉発射する。格闘カットなどに役立つ便利な性能となっている。
また家庭版のトライアルミッションではCPU専用機のレジェンドガンダムに乗って登場する。
マキシブーストではレジェンドがコスト2500の機体として参戦。アシストのインパルスガンダム呼出と射撃CS(2ではサブ射撃)の一斉射撃を除けば、原型機であるプロヴィデンスガンダムと似た武装構成となっている。バーストアタックは「ミネルバ隊一斉攻撃」(MBONまで)、「ビームサーベル連続攻撃」(2以降)
『Z』や『K』、『L』などに登場し、条件を満たすと仲間になる。『Z』ではかなり条件が厳しい。
また『Z』では声バグの被害を受け、ラウのような低音ボイスで再生されてしまうという不具合が起きている。
一方『L』では議長が自軍組織の支援者の立場になるため、レイも終始味方である。デスティニープラン発表の時だけ離脱して敵に回るが、味方に引き戻すのは容易であり、レイを最も長く安定して自軍として使うことができる。
能力値や技能は『K』の時よりも若干押さえ気味であるが、愛機のレジェンドの使い勝手が格段に良いため、某冥王ロボに例えられるほどの活躍が可能。
議長(男)に心酔しており頬を赤らめる描写まである(DVD版では流石に修正された)、シン(男)を何かとそそのかす(しかも同じ部屋)、あの変態仮面ことラウの関係者。レイ=ホモという扱いをされるようになるまではさほど時間はかからなかった。
挙句ついたあだ名が「ゲイ・ガ・バレル」。
SEED作品は二次創作が非常に活発で、特にやおい方面においてシンたちとのホモホモしい絡みがよく見られていた。男性向けであってもなおシンの尻♂をつけ回すキャラ付けがなされていることがしばしば。
ギャグ系ではシン&ルナというWボケを抱えるミネルバクルーの中で冷静な突っ込み♂役となったり、逆にアスランに突っ込まれる♂ような天然ボケをかましたりする。
出生や性格など、非常にシリアスなキャラであるが、ラウ同様にギャップが酷いキャラブレイクをされていることが多い。その前に放送時点でシリアスキャラがブレイクしてただろという突っ込みは受け入れる。
掲示板
356 ななしのよっしん
2024/04/19(金) 07:53:50 ID: 7O+XDc0SMz
あの世で全ての苦しみから解放されてるならシンの妹と出会って一緒に仲良くデスティニーガンダムのガンダム作ってる姿とかが浮かんでほっこりする。
それを笑顔で優しく見守る議長とラウとタリア艦長も浮かんだ。
357 ななしのよっしん
2024/08/19(月) 21:58:16 ID: fdsGFSwL0J
>>350 >>352
シンプルに
メイリンを躊躇なく殺そうとした上にそれをシンにも促したりした張本人なわけだから、
シン自身ががその罪をおっ被ったとはいえその姉のルナマリアとはまあ距離置くよね、
って話にも思える
358 ななしのよっしん
2024/09/28(土) 22:38:15 ID: B20BU/w6k7
種運命視聴中なんだけど想像の3倍以上喋らなくてびっくり。けど存在感はとてもある。
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最終更新:2024/11/09(土) 06:00
最終更新:2024/11/09(土) 06:00
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