ワイルドガンズとは (ワイルドガンズとは) [単語記事]

ワイルドガンズ（WILD GUNS）とは、1994年にナツメ（現：ナツメアタリ）から発売されたシューティングゲームである。

2016年にはナツメアタリ「TENGO PROJECT」より、「リメイクプロジェクト第一段」としてリメイク作「ワイルドガンズ　リローデッド（WILD GUNS Reloaded）」が発売された。

ストーリー

海賊キッドに家族を殺された大地主の娘アニーは
特殊部隊で3年もの訓練をつみ復讐を誓う。
そして名うての賞金稼ぎクリントと共に
キッド一味のアジトである惑星アレクスへと降り立つのだった！
火を吹く重火器！撒き散らされる薬莢！！
惑星を股にかける壮大なSF 西部劇がはじまる！！！

ワイルドガンズ・リローデッド公式サイトより

概要

『カベール』や『ブラッドブラザーズ』のようなキャラクターと照準を操作しながらステージをクリアしていくタイプのシューティングゲーム。

キャラデザや世界観は西部劇テイストあふれるものの、ストーリーにもあるように今作はSF 西部劇。舞台は宇宙の惑星であり、様々なメカやロボットが登場する。

上記の通り、普通のシューティングと違って自機や敵の位置や自分の照準の位置の把握しつつ、敵弾も避けなければならないと、慣れないうちは難しいゲームであるものの、慣れれば爽快感のあるまさに西部劇のようなプレイングも可能である。

キャラクター

クリント
テンガロンハットにマントを羽織ったいかにもガンマンな男性キャラ。キャッチコピーは『伝説の賞金稼ぎ』　SFC版ではアニーのほうが照準が早いとの噂があったが、開発曰くとくに差異はないとのこと。リローデッドでは、新キャラクターのドリスを今回の仕事に誘い込んだとの設定が追加された。

アニー
帽子とドレスを身に纏う美女。キャッチコピーは『華麗なるアベンジャー』　キッドに家族を殺された大地主の娘であり、軍隊（傭兵）で3年訓練を受け、復讐の機会を窺っていた。父親に連れられていた狩りや、3年間の軍隊生活の中で気づいた自分のもう一つの面である射撃への渇望を抑えるため、いかなる時もドレスを着用し心の平安を保とうと努力を続ける。アクションの時に足が見える。リローデッドでは髪型も増えたりとセクシー。

ドリス
リローデッドより追加されたキャラクター。ダイナマイトや手りゅう弾の装飾を身に付けた巨漢の女性。キャッチコピーは『鉄腕の女戦士』。
銀河連邦政府軍の中隊長であり、かつて爆弾処理の際に両手に大ダメージを負い、パワーガントレットを使うことになった。そのため銃を使えず、ハンドグレネードやパンチで戦う。回避行動であるローリングが存在せず、代わりにチャージしながら高速移動ができるようになっていたり、投げ縄が3倍の広さになっていたり、投擲攻撃のためオート射撃がないなどのくせが強いキャラクターであるものの、射撃ボタンをおしっぱなしにすることでグレネードを溜めることができ、最大7個のグレネードを一度に投げることが可能。また、チャージしたグレネードはその数に応じて倍々の高得点を稼ぐことが可能なため、スコアラーご用達のキャラでもある。クリントいわく、「ジャンボ姉ちゃん。」

バレット
リローデッドより追加されたキャラクター。ドローンをつれた隻腕のダックスフント。キャッチコピーは『怒りの忠犬』。
ドリスによって連れてこられた犬。防衛プログラムが組み込まれた攻撃ドローンと共に戦う。犬であるため、当たり判定は一番小さい。射撃を行うのはドローンであり、バレット自身は射撃中でも移動することが可能であるため生存率は高い。しかし射撃中は展開された照準サイト内の敵を自動補足する仕様で、サイト展開中は照準を動かすことができないため、（ドローンが周囲を自動で追尾してくれるものの）「その場から動かずに射撃を続ける」「特定の敵だけ狙う」「背景オブジェクトを破壊する」などのスコア稼ぎシステムとは相性が悪く、スコアが稼ぐのがむずかしい。同様に敵弾の相殺もしにくいので、移動回避が中心となる。