塩見泰隆とは (シオミヤスタカとは) [単語記事]

塩見泰隆（しおみやすたか、1993年 6月12日-）とは、神奈川県出身のプロ野球選手（外野手）である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

東京ヤクルトスワローズ #9
塩見泰隆
基本情報
国籍	日本
出身地	神奈川県相模原市
生年月日	1993年 6月12日
身長体重	179cm 76kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	2017年ドラフト4位
経歴
武相高等学校帝京大学 JX-ENEOS 東京ヤクルトスワローズ(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

中学時代は海老名リトルシニアに所属。全国大会ベスト8まで勝ち進んだ。

帝京大学では1年生のときからリーグ戦に出場するも、全国大会には縁がなかった。なお高校・大学時代から怪我しがちだったが、帝京大同期である青柳晃洋（後に阪神タイガース入団）の復活劇を受け、一念発起したという。

大学卒業後は社会人野球の名門・JX-ENEOSに入団。1年目に社会人野球日本選手権に出場すると、2年目には1番・センターとしてレギュラーに定着した。

2018年はオープン戦で打率 5割と結果を残すも、開幕直前に左手首を痛め出遅れる。その後二軍で好成績を記録し、7月31日の広島東洋カープ戦で一軍初出場を果たす。しかし運にも見放され、10月7日の阪神タイガース戦、プロ通算25打席目でようやく初ヒットを記録する。
オフには台湾ウィンターリーグに派遣され、首位打者・本塁打王のタイトルを獲得。チームのペナント・プレーオフ優勝に貢献した。

2019年はオープン戦で好調を維持したが、シーズン序盤は一軍で結果を残せなかった。後半戦は、7月にファーム月間MVPを獲得、9月19日の阪神タイガース戦で自身プロ初ホームランを放つなど、そこそこ結果を残した。またオフのフェニックスリーグでは9本塁打を放ち、同年リーグ最多の本塁打をマークした。

2020年もシーズン序盤は不調に苦しみ、二軍落ちを経験する。7月後半に一軍復帰し比較的好調を維持するも、怪我で度々二軍へ降格しており、コンディション面で課題を残した。

2021年は一番打者として定着。9月3日の広島戦では自身初の2桁本塁打、9月18日の読売ジャイアンツ戦では史上71人目となるサイクルヒットを記録した。オフには自身初のベストナインも受賞している。

2023年は下半身のコンディション不良で開幕を二軍で迎える。その後も怪我による離脱と復帰を繰り返すシーズンとなり、51試合の出場に留まった。

脚が速く、帝京大学では昼休みに山奥でイノシシを追いかけ回していたという（帝京大学野球部の練習場は山間部にある）。

サッカー選手の酒井宏樹と顔が似ており、W杯2022開催中に行われたヤクルトファン感謝デーでは、そのことをネタにしたパフォーマンスを披露している。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2018年	ﾔｸﾙﾄ	16	26	25	1	1	1	0	0	0	0	0	0	1	0	7	0	.040	.077
2019年		45	98	88	20	16	2	2	1	7	4	0	0	8	2	24	1	.182	.265
2020年		43	179	154	20	43	4	2	8	21	13	3	0	17	5	44	4	.279	.369
2021年		140	534	474	80	132	21	7	14	59	21	2	0	48	10	156	1	.278	.357
2022年		130	567	508	83	140	30	6	16	54	24	1	3	43	12	122	6	.276	.345
2023年		51	209	186	33	56	9	2	8	31	1	0	1	19	3	40	3	.301	.373
NPB：6年		425	1613	1435	237	388	67	19	47	172	63	6	4	136	32	393	15	.270	.346