大城滉二とは (オオシロコウジとは) [単語記事]

概要

小学校から軟式野球を始める。

興南高等学校では2年春から遊撃手のレギュラーに定着し、甲子園春夏連覇に貢献した。3年夏は県大会ベスト4に終わった。

立教大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場し、秋から遊撃手のレギュラーを確保。2年夏に日米大学野球に出場し、国際大会を経験した。大学通算打撃成績は95試合の出場で打率.307、5本塁打、20打点、36盗塁。立教大学最多の112 安打も記録した。

2016年は開幕を一軍で迎え、4月3日の千葉ロッテマリーンズ戦でデビュー。7回裏にジェイソン・スタンリッジからプロ初安打を記録。安達了一が難病から復帰した後は三塁手での出場が多かった。1年目は64試合に出場した。

2017年は開幕を一軍で迎え、二塁もしくは遊撃、たまに三塁とポジションをコロコロ変えながらフルシーズン一軍でプレー。7月17日のロッテ戦でプロ初ホームランを記録した。最終的に122 試合に出場（スタメンは94試合）、規定打席には43打席足りなかったが打率.246、2本塁打、21打点、7盗塁をマークした。

2018年もチーム事情に応じて、二塁、三塁、遊撃、さらに左翼や中堅も守るユーティリティープレイヤーとして128 試合に出場。前年に続いて規定打席には僅かに届かず、打率は.231と前年より下げたが、4本塁打、28打点、15盗塁は前年を上回った。

2019年は安達了一の不振もあって遊撃のレギュラーに定着。前半戦は打撃好調で一時は3割を打ち3番打者も任された。しかし8月頭に腰痛で戦線離脱、そのまま復帰できずにシーズンを終えた。91試合で打率.262、3本塁打、11盗塁。オフには左臀部の表皮膿瘍切除手術を受ける。また、アダム・ジョーンズの加入に伴って背番号が9に変更になった。

2020年は福田周平の離脱もあり開幕から二塁のレギュラーで起用されたが、打率は2割前後の低空飛行で、8月上旬に咽頭炎で二軍落ち。下旬に復帰したが、打撃は上向かず、福田の復帰もあって二遊間で福田や安達了一との併用になった。最終的に94試合で打率.207に留まる。

2021年は8月8日の横浜DeNAベイスターズ戦で右膝を負傷し、右膝前十字靭帯断裂と診断され再建手術を受けた。その影響で49試合の出場に留まったが、ポストシーズンではタコスを差し入れしていた。オフにアダム・ジョーンズの退団により、背番号が10に戻った。

2022年は57試合の出場で打率.244、2本塁打、6打点に留まった。

2023年は2年連続で57試合の出場で打率.196、1本塁打、10打点だった。

2024年は開幕直前に右肩甲下筋の筋損傷で離脱し、開幕を二軍で迎える。初昇格は7月12日のロッテ戦となったが、その日に右大腿部の張りを訴えて7月13日に登録抹消。7試合の出場に留まった。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2016年	ｵﾘｯｸｽ	64	177	161	11	36	4	1	0	7	1	10	1	5	0	38	4	.224	.246
2017年		122	400	345	28	85	10	1	2	21	7	35	1	16	3	59	6	.246	.285
2018年		128	428	377	45	87	14	2	4	28	15	20	0	28	3	77	8	.231	.289
2019年		91	345	302	36	79	18	2	3	28	11	11	1	25	6	56	4	.262	.329
2020年		94	285	251	25	52	3	0	1	14	7	11	0	20	3	51	4	.207	.274
2021年		49	71	61	4	11	3	0	0	5	1	5	0	3	2	14	2	.180	.242
2022年		57	110	90	9	22	4	0	2	6	2	8	0	12	0	25	2	.244	.333
2023年		57	51	46	7	9	3	0	1	10	1	0	0	4	1	8	2	.196	.275
2024年		7	18	13	3	4	1	0	0	2	0	3	0	0	2	1	0	.308	.400
NPB：9年		669	1885	1646	168	385	60	6	13	121	45	103	3	113	20	329	32	.234	.291