柿沼友哉

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柿沼友哉（かきぬま ともや、1993年5月12日-）とは、茨城県出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

東京ヤクルトスワローズ #48
柿沼友哉
基本情報
国籍	日本
出身地	茨城県つくば市
生年月日	1993年5月12日
身長 体重	180cm 82kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	2015年育成ドラフト2位
経歴
誠恵高等学校 日本大学国際関係学部 千葉ロッテマリーンズ(2016年-2025年) 東京ヤクルトスワローズ(2026年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校では松代ブルーサンダース、中学ではつくばシニアでプレーした。

静岡県沼津市の誠恵高等学校に進学し、1年から正捕手となるが県大会3回戦が最高で、完全に無名の選手だった。

静岡県三島市にキャンパスがある日本大学国際関係学部に進学し、同学部の硬式野球部でプレーした。4年時にようやく正捕手となるなど大学でも目立った選手ではなくプロからもほとんど注目されていなかったが、千葉ロッテマリーンズの小野晋吾スカウトが強肩とリード面に目をつけ発掘してきた。

2015年のドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズに育成2位で指名され、育成選手として入団した。背番号は122。

ロッテ時代

2016年（1年目）は早くも二軍で多くの出場機会を得て、同期入団の大木貴将と共に期限ギリギリの7月29日に支配下登録を勝ち取った。背番号は99。一軍昇格はなかったが、二軍ではチーム最多の55試合でマスクを被った。オフにU-23ワールドカップの日本代表に選出され、正捕手として全試合でマスクを被った。

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2017年は6月半ばに初めて一軍昇格し、17日の読売ジャイアンツ戦で守備から途中出場してプロ初出場。4試合に出ただけで7月上旬に抹消されたが、シーズン終盤に一軍復帰、9月26日のオリックス・バファローズ戦でプロ初スタメンマスクを被り、盗塁刺を2つ決めるなど好アピールを見せた。

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2018年は開幕一軍入りしたものの、出番がないまま二軍落ち。一軍で田村龍弘が全試合出場したあおりで吉田裕太が二軍に長居したこともあり、二軍でも吉田や宗接唯人よりマスクを被る試合数が少なり、一軍でもシーズン終盤の2試合の出場のみに留まった。

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2019年は5月下旬に一軍昇格すると、今季初スタメンとなった6月8日の読売ジャイアンツ戦で山口俊からプロ初安打。22日の東京ヤクルトスワローズ戦では風張蓮からプロ初本塁打を放つなどして、故障離脱の吉田裕太と打撃不振の江村直也を押しのけ、田村龍弘に次ぐ2番手捕手の座を獲得。以降8月まで田村と併用され、特に種市篤暉や岩下大輝の先発時にスタメン起用された。34試合に出場、23試合でスタメンマスクを被ったが、9月1日に死球を受け左尺骨を骨折。戦線離脱となりシーズンを終えた。打撃は打率.167だったが、盗塁阻止率は.522を記録した。

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2020年は開幕から1年間抹消なく一軍でプレーし、田村龍弘と正捕手の座を争った。打撃は相変わらず打率.160と低調だったため、特に終盤はチームの貧打もあってまだ打撃で勝る田村が優先的に起用されたこともあり56試合の出場で捕手の規定守備には達しなかったが、田村の地位を脅かす2番手捕手の座を確実なものにした。

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2021年も開幕から田村と正捕手を争い、4月下旬に田村が離脱して正捕手かと思いきや自身も5月半ばに新型コロナウイルス感染で離脱。6月頭に復帰したが、今度は7月に左足を痛めて手術を受け、復帰は閉幕寸前の10月半ばとなった。最終的に43試合の出場に留まった。

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2022年は34試合の出場で打率.158だった。

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2023年は18試合の出場に留まった。オフに背番号を55に変更した。

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2024年は3試合の出場に留まった。

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2025年は一軍出場なしに終わり、戦力外通告を受けた。

ヤクルト時代

2025年11月18日に東京ヤクルトスワローズに入団することが発表された。背番号は

プレースタイル・人物

• 遠投115メートルの強肩が売り。またバントの巧さには定評がある。
• 種市篤暉とバッテリーを組むときはそれぞれの苗字から「柿の種バッテリー」と呼ばれる。
• 岩下大輝と相性がいい。

成績

• （2025年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2017年	ﾛｯﾃ	8	9	8	0	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	2	1	.000	.000
2018年		2	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
2019年		34	73	54	5	9	0	0	1	2	0	10	0	4	5	20	0	.167	.286
2020年		56	129	106	6	17	1	0	0	9	0	15	0	5	3	31	2	.160	.219
2021年		43	65	49	3	7	1	0	1	4	0	10	0	6	0	12	4	.143	.236
2022年		34	23	19	1	3	0	0	0	0	0	4	0	0	0	4	1	.158	158
2023年		18	38	29	2	3	0	0	0	1	0	5	0	3	1	6	0	.103	.212
2024年		3	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.000	.000
NPB：8年		198	343	271	17	39	2	0	2	17	0	45	0	18	9	77	8	.146	.224

通算守備成績

機構	守備位置	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸
NPB	捕手	192	860	90	6	10	.994	9

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関連項目

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