幻想三国志とは (ゲンソウサンゴクシとは) [単語記事]

幻想三国志とは、ニコニコ歴史戦略ゲーの一つであり、三国志9のプレイ動画のことである。
「(登場する)どの作品にもスポットを当て、それぞれが活躍するごちゃまぜ戦記を作りたい」というのが、
本作品のコンセプトである(cf:お知らせの回)。

序章

戦乱が渦巻く中国大陸。はるか西方の地である西涼にて、突如異変が起こった。
万を数える軍勢と大陸屈指の騎馬隊・西涼騎馬隊を有する武威が、
仮面を付けた謎の軍勢から奇襲を受け、大混乱に陥った。
城主の馬騰をはじめ、一族郎党の粗方が戦死。武威は一夜にして壊滅した。

この混乱のさなか、生き残ったのは西涼の錦と呼ばれる馬超、その従弟の馬岱、
そして馬超の妹である馬雲騄とその配下のみであった。
逃亡を図るも追手の勢いはすさまじく、馬超と馬雲騄は別の方向へ落ち延びることとなる。
西涼を取り戻すため、一族の敵を討つため、そして妹と再び再会するため、
再起を決意した馬超は馬岱とともに河北を目指す。

解説・特徴

君主は馬超。三国志の武将の他に、複数の他作品からの登録武将を多く含んでいる。
第1話から某作品のキャラクターが初登場するものの、
伏線を除いて、第33話までその他の作品から出演が無いため、
突然見知らぬキャラクターが出てきても幻滅しないように注意しておくべし。
なお登録作品は「戦争」に関係する作品である(cf:お知らせの回)。

紙芝居+プレイ動画という形式を取っていて、どちらかと言えば紙芝居重視である。
紙芝居を重視するため、CPUを一時的に操作して演出を行うこともある。
紙芝居はしばしば神芝居と評され、よく練られたアツいストーリーであると定評である。
単なるお気に入りキャラ万歳ストーリーではなく、登場人物の心情を深く描き、
人の成長を見事に表現している点で、ドラマ性の高いストーリーであると評価できるだろう。

なお本作品は2度の打ち切りの危機をくぐり抜けた動画であることも忘れてはならない。
すなわち1度目はうｐ主 PCの逝去、そして2度目はうｐ主の失業である。
この2度の危機を迎えてもなおこの動画が存続しているのは、視聴者の温かいコメがあるからだろう。多分。
最新作を見るときは「うぽつ！」と声をかけてあげましょう。

登場人物

前述のとおり、三国志のキャラの他、他作品からのキャラクターが数多く登場する。
その全てをここに記載するのは冗長であり、その上めんどくさい下記のファンサイトが無駄になるため、
本項では馬超、馬岱、そして本作品オリジナルキャラクターである烏将について記述する。

馬超(孟起): 本作品の主人公。; 第1話では窮地にある馬騰を救出しようと猪突しかけたり、馬騰を見殺しにした(実際は馬超を助けることを頼まれてその場から退いた)韓遂を罵倒したりと、感情のままに動くような人物であったが、韓遂の説教とその後の逃避行を経験したことで、一軍の将器へと変貌を遂げる。; 連合軍の軍主になってからは、実務は文官に任せるものの、わかりやすく確固たる政策をもって統治しているため、安定した政治がおこなわれている。その采配ぶりには視聴者すら「ご英断ですぞ！」とうならせるほどである(cf:第30話)。; 武においては右に出る者はいなく、馬岱と連鎖した兵法「突撃」では５ｋダメージをたたき出すほど。; さらに一騎討ちでは文醜を退けるほどの武を誇る(cf:第25話)。; 馬超連合軍の、軍主にして最強の武人と言える。; ちなみに智においても(底辺を争うという意味で)右に出る者はあまりいない(cf:第20、22話)。
馬岱: 馬超の従弟。第1話より馬超の下で軍を率い、副官の役割を担っている。; 無茶をする馬超を諌める常識人として動くことが多い。; 脳筋の馬超が馬鹿にされたときにフォローに入ることもある。; しかしながら、あまりフォローになっていない発言もあり(cf:第20話)、; 天然ボケな部分もあることは否定できないだろう。
烏将: 本作品オリジナルキャラクター。本名は「烏丸武将」。第5話でうｐ主より烏将と名づけられる。; いわゆるMOB武将であるが、戦功や紙芝居中の発言など、; 欠かすことの出来ないメインキャラ的な位置付けにいる。; 弓騎兵の扱いに長けており、兵法「飛射」は大変強力である。; 馬超と同じく脳筋であり、その低レベルっぷりから、よく周りをあきれさせている(cf:第20、50話)。; 基本能力値：統率81、武力76、知力22、政治39　兵法：突破、飛車、井闌(cf:第3話)

タイトル

第01話「武威　陥落」	第02話「邂逅」
第03話「策士」	第04話「暗躍」
第05話「錦の器」	第06話「英雄の泪」
第07話「鬨の声をあげろ！」	第08話「激戦の予感」
第09話「烏丸包囲網」	第10話「詰めが甘い」
第11話「反撃の狼煙」	第12話「終結、そして･･･」
第13話「志」	第14話「民を君とす」
第15話「狙うは易京」	第16話「大仕掛け」
第17話「顔良の武」	第18話「守り抜くぞ！」
第19話「烏将と閻柔」	第20話「捕虜解放」
第21話「乱世という名の風が吹く」	第22話「和睦交渉」(第弐拾弐話「烏将死す」)
第23話「馬超暗殺」	第24話「南皮決戦」
第25話「一閃」	第26話「まだ剣は折れないさ」
第27話「誇りと権謀と」	第28話「狙撃」
第29話「袁家消失」	第30話「見えざる意図」
第31話「黄天已死」	第32話「湖畔の夢」
第33話「新たなる訪問者」	第34話「始動、呂布軍」
第35話「界橋の戦い」	第36話「馬超壊走」
第37話「呂布騎馬隊」	第38話「倭の女王」
第39話「女王と風」	第40話「異郷よりの志」
第41話「シュウ違い」	第42話「気運、高まる」
第43話「絡み合う思惑」	第44話「その志に決別を」
第45話「黄巾、怒涛」	第46話「違えた道　交わる道」
第47話「掴みそこねた手」	第48話「我が名は太史慈」
第49話「記憶に無い男」	第50話「揚州事変」
第51話「裏切りの刃」	第52話「出陣の夜明け」
第53話「今はただ、前へ」	第54話「その幻影を斬れ」
第55話「落日の平原」	第56話「見果てぬ夢」
第57話「徐州大虐殺」	第58話「火種、点在」
第59話「戦地を往く野心」	第60話「易京　崩落」
第61話「触れてはならないもの」	第62話「人外の呂布　馬外の赤兎」
第63話「遼東に潜む闇」	第64話「河北のうねり」
第65話「和を求めど」	第66話