无敌とは、
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https://twitter.com/WuDi20020319/status/1562669508271419392
父目白阿尔丹(メジロアルダン)、母也文迪莱特(ヤマニンディライト)、外祖父(母父)斯瑞尓笑(スリルショー)。
父は2000m時代の1989年高松宮杯を勝った馬。重賞1勝馬ではあるが、東京優駿2着、天皇賞(秋)2着であり、姉に史上初の牝馬三冠メジロラモーヌがいる。
メジロやヤマニンといった、みなれた日本の冠名が見えるが、それもそのはず。かつて、北海道日高にあった北海牧場が北京に分場として持っていた北京龍頭牧場の生まれ。当時は中国で改革開放が進んでおり、その流れで中国本土の競馬進展、ひいては競走馬需要の高まりを見込んで、日本から輸出された繁殖馬によって何頭か競走馬が生産された。无敌はその1頭である。北海牧場の解散に伴い、龍頭牧場も中国資本に移管されたが、メジロアルダンの墓はその敷地内に残っている。
2004年メジロブライト死亡、2005年クリスザブレイヴの中国輸出、2010年マチカネタンホイザの種牡馬引退、2013年11月2日メジロライアン産駒メジロカトリーヌの競走馬登録抹消によって日本のノーザンテースト系競走馬は断絶した。そのため、確認されている限り、彼とその産駒が最後のノーザンテースト系競走馬となる。
何しろ正確な競走体系すら定かでなく、そもそも建国以来賭け事としての競馬は現在に至るまで禁止されているらしい中国競馬の馬なので詳細な戦績は不明なのだが(中国語の中国競馬wiki的なサイト
の記述によると「無敵は古代の神馬で、詳細な情報は残っていない」そうである。いや21世紀の馬ですよね……?)、伝わるところによると1400mから8000m(!?)の競走まで27勝をあげ、特に全国速度賽馬锦标赛(全國速度賽馬錦標賽)三連覇を果たしたという。
「全國速度賽馬錦標賽(中国スピード競馬ステークス)」は武漢競馬場で開催されるレースで、2歳戦、3歳戦(ダービー)、古馬戦が1日にまとめて開催されるらしい。无敌は2006年の2600m戦、2007年の2400m戦、2008年の8000m戦(!)を勝利したという。他に5000m戦も勝ったことがあるそうである。
2010年に引退し、新彊ウイグル自治区の牧駿農牧業髪展有限責任公司で種牡馬入り。
2015年度最佳種公馬(中国本土の最優秀種牡馬)となった。産駒には2016年の全國速度賽馬錦標賽3歳1000m戦を勝った玉龙神话(玉龍神話)や、その全弟で2017年の南航会員杯(1200m戦)・2019年の神奇百万中国杯(1600m戦)を勝った东兴小将(東興小将)などがいるようだ。
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最終更新:2025/12/08(月) 22:00
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