残り火中尉 単語


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※この記事は残り火中尉により監視されています。高温につき取扱中尉

 残り火中尉(1961~2001?)とは、GTAⅣインフェルノモードプレイに登場する米軍士官である。 

燃え盛る概要

 混沌としたLCにおいて、いつも静かにニコの傍に佇む伝説の熱血軍人。RPG火炎瓶の使用、爆発などで現世に召喚され、地上のアマチュア暴徒たちに制裁を与える。彼に一度掛かった犠牲者は最後、問答用で地獄の業火に巻き込まれ、上昇気流で吹き上げられて(気球の原理)、そのまま火葬までお任せコース。その暴性とは裏に、全ての市民NPC、果ては主人公にも分け隔てない等なもてなしをする、極めて中立的な人物でもある。果たしてその正体は…?

中尉の熱風の如き一生

 1961年英国にて生誕。幼少期をロンドンで過ごす。当時のロンドンギャングやマフィアによる犯罪が多発しており、1969年にそのピークを迎えることとなる。物騒な時代に成長を遂げた彼は、市民の安全と秩序を守る軍人に強い憧れを抱くようになる。

 1984年家族と共にアメリカバイスティへ移住。グリーンカードを取得するため米軍に入隊するも、入隊直後からバイスティ全域で暴動が頻発。彼も鎮圧部隊として駆り出されるようになる。暴徒たちは初めナイフ火炎瓶などの原始的な武器を用いていたが、やがて拳銃ショットガンを用いるようになり、軍も小銃発射を許可せざるを得ない状況へと追い込まれ、事態は混迷を極めていく。

 そんな中、彼は暴徒が用いた火炎瓶を自らも積極的に製造・利用し、多くの暴徒達を次々躇なく火達磨にしたとされる。もっとも多い時期は一日に200人以上を焼死させたと言われ、敵味方双方から恐れられていた。一方で敵銃弾を恐れず果敢に火炎瓶で突撃するその姿に尊敬の念を抱く者も多かったという。多くの兵士が弾を使い果たした後暴呑まれ害されていった一方で、彼は小銃にほとんど手をつけることなく敵をせん滅していったため、隊内における知名度瞬く間に上がっていった。

 その後功績が認められ、1986に伍長(E-4)に昇進。下士官として部下を率いる身になってからも、戦場では常に自ら先頭に立って陣を切り、やはり小銃より火炎瓶を多用した。当時から彼は部下に対して驕るようなことも、上官に媚び諂うようなことも、捕虜を威圧することもせず、常に周囲の人間全て平等平に振る舞う人間であったと評価されており、それが昇進につながったと考えることもできよう。そ誠実な人柄は周囲の人望を集め、彼に度々反抗・抗議されていた上官からも目置かれていたと言われる。

 1992、暴がアメリカ西のサンアンドレアス州に伝播すると、彼の所属する大隊もサンアンドレアスへ移動し、再び略奪民との闘いに身を投じることとなる。この頃彼は火炎放射機も必要に応じて使うようになったとされるが、やはりメインに使用してきたのは火炎瓶であった。彼の小隊は特に病院前における警備に充てられることが多く、病院を死守するためあらゆる手段を駆使して暴徒を食い止めていた。

 それから数年後にはアメリカ全土に暴動が飛び火し、米軍は将校クラスの人員が不足するようになる。この頃の文献は散逸激しいため時期は定かではないが、遅くとも98年までに特例で中尉に昇進している。本来少尉以上の階級は士官学校を出た者にしか任命されないため、如何に当時のアメリカが人員不足に悩まされていたかが理解できよう。それでもいきなり中尉に昇格したのは、やはり彼が部下・上官問わず周囲の多大な信頼と尊敬、そして豊富な経験と巧みな技術を兼ね備えていたことが大きい。

 99年頃には既に「残り火中尉」のアダ名が軍の中で定着し、当人もこの名前を気に入っていた。一方で焼かれる市民の側となっては、まさに恐るべき名前であった。中尉の隊が接近すると暴徒達は蜘蛛の子を散らすように逃げ出したが、多くの彼ら瞬く間に火炎瓶の餌食となった。中が市民を一睨みしただけ虫眼で焦点を合わせたように発火したという話があるが、これは後世の創作だと考えられる。しかしそのような伝説が生まれたのも、一重に彼という人のインパクトが強かったからだろう。

 その後彼ははリバティー・シティにおける暴動鎮圧に投入されるが、この頃には既に暴動と呼べるようなみみっちい規模の騒乱ではなく内戦も同然の状況であり、熟練度の高い兵士や将校が次々と倒れていった。そんな中で中尉は、このリバティー・シティ戦中、2001年までに作戦行中行方不(M.I.A.)になったとされる。享年40歳。生涯独身であったが、行方不明になる直前に婚約していた。

 中尉がどこへ消えたのかは未だ確定的なことは言えないが、ポートランドの港で作戦行動中に誤っ海に転落し、そのまま溺死したという説が有力である(米軍が徴用していたランドストーカ証言)。当時のリバティー・シテ海は「落下したら即死」と言われるほど海洋汚染が酷く、兵士が不意の落下で命を落とすケー珍しいものではなかった。

 その後米は暴動を抑えきれずなし崩し的に瓦解。リバティー・シティにおける米の戦闘行為は2003年には全く見られなくなっていた。しかし市民たちの狂気は収まること無く、政府が崩壊した後も延々と互いに撃ち合い、壊し合い、殺し合い、そして最後に死んでいった。

 2008年現、リバティー・シテの暴動状態は収束の様相を見せず今日でも戦闘地域指定されているが、そんな中市民や警官が突如として、地面の残り火から全身瞬く間に引火して焼死するケースが後を絶たない。その奇妙な現象を、当時の中尉の活躍を知る者は「中怨念」と捉え、やがて正気を失った市民たちを安らかに昇天させるその炎を「残り火中尉」と呼ぶようになったという…

業火に揺らめくその正体

 初登場はGTAⅣインフェルノモードプレイ47である。その動画の2:45にてとあるコメント投稿された。

「残り火中尉ww

 GTA4では、何らかの原因で発生した炎が一定時間残る仕様となっている。よって、カオスを右往左往している内に、不意にまだ消えず残っている炎と遭遇することがある。この残り火に接近すると主人公の全身に突然引火し、ダメージを受ける。炎によるダメージは大きく、常に全ての人間ニコの命を狙っているリバティーティーでは命取りとなることが多い。そして燃え盛るニコに、上記のコメントがついたわけである。

 おそらく本来は「残り火注意」と書きたかったものと思われるが、変換ミスにより中尉になってしまったのであろう。しかしその残り火中尉という何となく シュールきが視聴者達に気に入られ、それからは残り火の呼び名がそれに定着してしまった。

 その後は事あるごとにニコや愉快な仲間達や、市民、敵などを次々と引火させていった。死後も中尉のポリシーは「清く正しく、悪を許さない」であり、LCの熱血軍事教官として燃え続けている

 ちなみにパルプンテにより召喚されたり、ニコから出たり、火炎瓶から出たり、メテオとかRPGとか・・・。 ホントに色々な手段で出てくる。

 熱血さは松岡修造と並ぶ恐ろしい男である。

 つまりは言うまでもない。ただの「残り火注意」の変換ミスである。そしてこの記事はグロ中尉パクリインスパイアである。

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登場動画が多すぎるため、初登場のこの動画のみとする。

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