水神小夜とは (ミナカミサヨとは) [単語記事]

水神小夜とは、漫画およびテレビアニメ『魔法少女にあこがれて』の登場人物である。

概要

主人公柊うてな(マジアベーゼ)のクラスメイトである14歳の少女。悪の組織エノルミータから町を守る魔法少女マジアアズールに変身する。

冷静で凛とした、変身ヒーロー/ヒロインの青キャラっぽい性格だった。
実家は神社で、時折その手伝いをしている。

スタイルが良く、マジアベーゼが思わず笑顔になるくらいの豊かな胸の持ち主。

魔物に襲われている幼女を守ろうとしていたところでマジアマゼンタ(花菱はるか)と出会い、その勇気を買われて魔法少女となった。
しかしベーゼとの戦いに苦戦するうちに、彼女から受ける辱しめに興奮を覚えるようになっていってしまう。普段から悶々としたり冷静さを欠くようになり、ついには快楽堕ちするがベーゼにキレられてギリギリ踏みとどまった。
ベーゼの言葉を受けて本気で自分を見つめ直す決意をした彼女は、マジアサルファ(天川薫子)とマゼンタとの協力のもと修行に励む。そして彼女は、トレスマジアやエノルミータの誰よりも先に、強く美しい"真化"を遂げる。

カッコ良さと強さ、ネタといった、色々な意味で本作を代表するキャラクター。

マジアアズール

小夜が変身トランスマジアした姿。
名前は紺碧を意味するアズールブルーから。

衣装デザインはマジアマゼンタたちとお揃い。そのせいで胸がデカいことが一際目立つ。

空気中の水分を凍らせた剣"アズールソード"を使った剣術や無数の氷剣を射出する、相手を地面ごと凍らせて動きを封じるといった戦法を使う。

薄氷巫女(ウスライノミコ)

闇堕ちしかけるまで落ちぶれたアズールが、サルファたちとの厳しい修行の末に開花した真化ラ・ヴェリタ。
名前の通り巫女のような衣装で、羽衣・白藍を纏ったその姿は天女のように美しい。

凛としたその立ち振舞いは、欠点のマゾ被虐嗜好を完全に克服したように見える。だがダメージを受けて悶える本質は変化しておらず、その上から魔法少女としての強い矜持を重ねることで、快楽に溺れながらも屈することなく冷静な判断を下すことが出来る。どんなに興奮しても表情に一切出さないため、凛々しくクールにしか見えない(涎が漏れることは多々ある)。

白藍を使用して敵の攻撃を受け流す、あえて自分に当たるように誘導する、絡めて受け止める、剣に変化させて接近戦を行うといった攻防一体の戦闘を得意とする。

他者からの攻撃や感情、あるいは滝などの自然環境といった、自身に向けられるあらゆる概念を"愛"だと解釈することで、それらをほぼノーダメージで受け止めることができる。そして受け止めたその"愛"を束ねて返す"愛のアヴァランチ"が必殺技である。一撃でエノルミータ5人まとめて吹っ飛ばす程の強力な技だが、攻撃を放つまでに時間がかかるという欠点がある。持ち前のマゾ気質と「決して砕けない、折れない」という強い矜持でどんな攻撃でも受け止め、カウンターを叩き込む。当初は盾役に徹していたサルファを差し置いて、最強のタンク兼アタッカーへと成長を遂げた(ちなみに後にサルファはスピードタイプのアタッカーへと覚醒するため、お役御免になったという訳ではない)。