無想転生 単語

93件

ムソウテンセイ

2.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

無想転生とは、漫画北斗の拳」に登場した技のひとつ。主人公ケンシロウの流北斗神拳究極義である。

概要

哀しみを背負う事で習得できる北斗神拳の究極義であり、「から転じて生を拾う」という意味合いを持つ。
その実体をに消し去り、事実透明人間化となることによって敵の攻撃をかわし、一撃を与える。
これを発動されるとあらゆる回避も攻撃も効となる。体全体を透明人間化するだけでなく、拳のみを透明にする場合もある。
初期は透明人間と化して無敵になるというような技とされていたが、後に「あらゆる敵の攻撃に対して想にして適切な反撃を行い、また敵にとっては故に予測不能な攻撃を仕掛ける技」と説明された。
無敵義ではあるが、ケンシロウ油断があった際カイオウの「暗破」(周囲を重力間と化すことで受けの技を流し、防御を不可能とする義)によって一度だけ破られている。

なお、この義を習得した者同士が戦った場合全ての儀が意味をなさなくなってしまうため
ラオウと対峙した際は全霊の拳による殴りあいとなった。

習得するには深い哀しみを背負わなければならないことから、転じて深い哀しみを背負った事という意味としても使われる。例)地元の北斗が撤去され深い哀しみを背負った。

北斗無双での無想転生

ラオウケンシロウの伝承義(三で言う「無双乱舞」戦国で言う「無双義」ガンダムで言う「SP攻撃」みたいなもの)として使われた。
定時無敵状態になることができる。
無想転生は無想転生でしか破れない。

格闘ゲームとしての「無想転生」

セガアーケード挌闘ゲーム北斗の拳」では、原作通りケンシロウラオウが、究極義(オーラゲージ1本使用。いわゆる超必殺技)として使用出来る。

使用した直後から、ブーストゲージの上にマーカーが点する。この状態で、対戦相手の上中段攻撃に対して前を、下段攻撃に対しては下を入すると、その攻撃を効化しつつ、自分をと消し去りながら相手の後ろに回る。ただし飛び道具に対して想を取った場合は、一定距離進むだけで相手が余程近くない限り裏には回らない。

要は相手の裏に回れるブロッキングと思えば間違いはない(ガード仕込みながら想を取れるので厳密には違うが)。
1回の無想転生発動につき、この「裏周り」は7回使用出来る(北斗七星だからか?)。
が、大抵7回使う前にゲームが終わるのであまり関係ない。

裏回る間は時間が停止しており、相手の攻撃の硬直はそのままなので、相手が大攻撃を振っていた場合ほぼ確反となる。この技のせいで、想の付いたケンシロウラオウ相手に闊な大攻撃(ケンの遠Dやトキカンチョー)で牽制すると、「想→死亡」が確定するため、慎重な立ち回りを余儀なくされる。

なお原作とは異なり、どんな技でも回避できる仕様ではなく、に究極義(=超必殺技)や一撃必殺義には効となっている。さすがに原作漫画準拠そのままで再現したならば「全ての儀が意味をなさなくなってしまう」為、格ゲー補正と言ってしまえば身も蓋もいのだが…。

イチゴ味での無想転生

二次創作ギャグ漫画北斗の拳イチゴ味」でも登場。
時系列など細かい事はNoThankYou!!にしている設定であるため、シンなども普通に生きているが、ケンシロウは習得済みである(恐らくラオウも)。

また、主人公であるサウザーパクリ義「生(なま)・無想転生」を使用。
ケンシロウの無想転生(本物)と同じく発動と同時に闘気が流れ、心に刻まれた強敵(とも)の姿が垣間見えるのだが・・・何故かそのラインナップがいたのかいなかったのか良く分からない、補欠感こってり漂う微妙なメンツ。
しかもあろうことか、残像であるはずのそれらの補欠たちがサウザーと一緒になってケンシロウを殴る蹴る。闘気の流れに映し出された、心に刻まれた強敵(とも)の記憶ではなく、実際にそこに本人がいただけであった。

MUGENにおける無想転生

原作ゲームにおける有効さからか、数多くのキャラアレンジとして搭載されている。
というかお前ら、哀しみ背負いすぎじゃないのか。

さらにはこれらのアレンジキャラの場合、格ゲー仕様版を無視してあくまで原作漫画準拠通り「全ての儀が意味をなさなくなってしまう」を重視し必だろうが、ダウン追撃だろうが回避が可になっているケースもある。


関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/10/06(日) 19:00

ほめられた記事

最終更新:2024/10/06(日) 18:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP