矢作(やはぎ)とは、日本の姓、地名である。
古代の職業部に矢の制作を担当した矢作部があった。古語で「はぐ(矧ぐ)」という言葉があり、これは矢に羽をつけ、矢を作ることを意味する。矢作部の居住地に矢作の地名がつき、更にそこから苗字となったと考えられる。
日本の姓に矢作姓がある。
関東地方、特に埼玉県川口市に非常に集中している苗字で、日本全国の矢作さんの1割強ほどが川口市に存在している。また、東京都江戸川区・葛飾区、千葉県船橋市にも比較的多い。
関東地方以外では山形県東部で多く、尾花沢市、村山市では苗字軒数ベスト30入りしている。
下総国の武家に矢作氏があった。桓武平氏千葉氏流国分氏の支流。下総国香取郡矢作村(現・千葉県香取市本矢作)発祥。陸奥国で葛西氏に仕えた矢作氏はこの分流という。
また、古代氏族に矢作氏があった。経津主神の後裔と称した。カバネは造、のち連、宿禰。本拠は河内国若江郡で、現在も大阪府八尾市には矢作氏が氏神を祀っていた矢作神社が残っている。
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最終更新:2025/12/15(月) 05:00
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