米村正二とは (ヨネムラショウジとは) [単語記事]

ほんわかレス推奨です！
この掲示板では、しばしば激しい論争が起きています。
コメントを書くときはスレをよく読み、ほんわかレスに努めてください。

世界の破壊者「米村正二」
いくつもの世界を巡り、その瞳は何を見る―。

米村正二とは、日本の脚本家である。

概要

東京造形大学デザイン科卒業後、職を転々とする。その後柏原寛司に師事して、第7回大伴昌司シナリオ賞を受賞。脚本家としての道を進むことになった。

アニメ作品が主だが、2005年頃から特撮（主に仮面ライダー）の脚本を手がけることも多くなった。

しかし特撮ファンからの評価はあまり高いとは言えず、カブトやディケイド・オールライダー・スーパーヒーロー大戦などの作品は賞賛を受けているとは言い難い。ディケイドに関しては門矢士役井上正大と海東大樹役戸谷公人の対談においてぎこちなくフォローされる（ディケイドは終わる物語ではいけないと思うからetc）ほどだった。

自身が主体となるシリーズ構成としてのその働きについては賛否が分かれるものの、他のライターが構成をする中で参加する場合や、劇場版等短編（特にアニメ）の脚本となると良いものを書くともっぱらの評判。
『ルパン三世』や『それいけ!アンパンマン』が良い例である。
シリーズ構成作においても仮面ライダーカブトの序盤やスマイルプリキュアの19話・23話など作品序盤のものはある程度評価されている。

良くも悪くもキャラクターの造形と印象を強烈にする傾向にあり（例：ミントちゃん、カブトライダーズ全般、妖怪ぼたんむしり、アポロガイスト、デントなど）、その事で井上敏樹から「キャラで遊ぶな」と（やんわりと）怒られた事がある。
それが腹筋を破壊するか怒りを買うかで、視聴者によっても好みが極端に別れる傾向にもある。

ちなみに1980年代生まれ辺りが熱狂したモンスターゲーム（ポケモン、デジモン、モンスターファーム）のアニメ版脚本を担当したことがある稀有な人。特にモンスターファームに関しては一年半シリーズ構成を務め、一年目は好評だったが、二年目は裏番組に負けて打ち切りになってしまった。しかし根強い人気は獲得しており、後に双方DVD-BOXになった。デジモンはクロスウォーズで担当したことによって数年越しに（本人が狙っていたかどうかはともかく）制覇を達成した。

ポケモンアニメにおいては、無印の「イワークでビバーク」にてデビューした古参脚本家。どういうわけか、メイドサトシや史上最悪のトゲピー、デントの暴走、鏡サトシ回など、カオス回を多く執筆する傾向にある。
近年では劇場版ポケットモンスターキミにきめた! の脚本や2019年版無印シリーズのシリーズ構成など大役を務めることも増えてきた。

真島ヒロのFAIRY TAILでも多くの回を描いているが、熱いバトルが繰り広げられる一方で、フリードやグレイなどがお気に入りなのか、(元はと言えば作者の落書きや遊びオマケ漫画が原因とはいえ)やたらホモクサい話が混じることが多々ある。新シリーズではジジイのキャラに「いい男だねぇ」発言までさせてしまった。そういうアニメじゃねぇからこれ。