北条早雲の国盗り、記念すべき最初のターゲットである。(嬉しくない)
父は堀越公方・足利政知(8代将軍・足利義政の兄)。元々は関東全土のトップにされるはずが、なんやかんやと色々あって、結局伊豆一国しかもらえなかったという人である。
嫡男であったのだが、素行不良がひどく、廃嫡された上に土牢に閉じ込められるという扱いを受けていた。1491年に父が死去すると、異母弟の潤童子が跡継ぎとなるが、脱獄して潤童子とその母を殺害。堀越公方の後継を自称する。
ただ、やはり元々ヒャッハーな性格だった事が災いしてか、無実の家臣を斬殺するなどの事件を起こし、その統治は不安定なものだった。そもそも公方に就いた経緯からして問題があるし……この辺は脱獄した点も含めて、茶々丸擁立派と潤童子擁立派の内部争いとも取れる。
1493年、京都で将軍追放のクーデターが起こり、異母弟で出家していた清晃が11代将軍・足利義澄となる。義澄と潤童子は同母兄弟で、義澄は茶々丸に実母と弟を殺されていた。またクーデターで政治情勢は不穏であり、義澄が担ぎ上げられたように、今度は誰かが茶々丸を将軍候補に担ぎ上げるかもしれない。関東の情勢も不安定極まりなく、幕府を無視して勝手に公方になった茶々丸の存在はなにかと危険だった。
そうした幕府の意向が働いたのか、同年、駿河の今川氏に仕えていた伊勢宗瑞(北条早雲)が伊豆へと侵攻する。茶々丸の暴政で混乱していた伊豆はまとまった抵抗が出来ず、茶々丸は堀越御所を追放されてしまった。
この時死亡したとも言われていたが、実際にはその後も各地を転々としながら早雲に抵抗を続けている。しかし1498年に逃亡先の甲斐で追いつめられ、自害した。享年22歳。
監禁されていた事もあって正式な元服は行われなかったとされ、幼名の「茶々丸」の名で今日に伝わる。一説には足利政綱という名前も伝わるが信憑性は薄い。
「力だけの政治はもう終わった!これからはエンターテイメントの時代だ!」
六波羅四公方の1人、堀越公方。
父親を殺して、家督をとった人物であり、四公方の中でも最も若い。ハエトリシメジ。
作中でもトップクラスの策士であり、知略に優れている。
明るく人なつっこい性格であり、一見無害さをおもわせる人物である。
だが、四公方で最も狡猾な人物でもあり、非常に危険な思想の持ち主でもある。
妾腹の子であり、彼女の出生に関しては謎が多いとされているが、半蝦夷であると噂されている。
はじめから、湊斗景明に惚れ込んでおり、彼女のルートでもある魔王編では様々なアプローチをかけてくる。
三世村正とは犬猿の仲。
信念を貫き通す硬い意思を持っており、それは自身が惚れた景明の説得があっても覆らない程のものである。
彼女のEDはサブエンド的な扱いを受けている為、他のヒロインに比べると少々扱いが悪い。とはいえ、彼女が幸せになると世界が滅んじゃうから仕方ないと言えば仕方ないのだが・・・。
特にエンドに入る前の燃えシーンとその後のバトルのぶっ飛ばし具合にはちゃんと見たかったと言うファンも多い。
ある意味では後にコミックブレイドで連載された漫画『装甲悪鬼村正 魔界編』が茶々丸ルートといえるかもしれない。
武術に関しては四公方最弱とされるが、こと、体術に関しては六波羅でも上位に入る。
誓言は『蛆には腐肉を 蠅には糞を 百舌には蛙の串刺しを 今宵の虎徹は血に飢えている』
装甲競技の熱心なファンであり、仕事の合間を見つけてはレースを見に来ている。
彼女の正体は劔冑、二八代目虎徹入道興長である。
そうなった原因は彼の父親が彼の母親である二八代目虎徹に、子を身ごもった状態で劔冑を打つことを命じた為である。
その結果、出来た劔冑は人でありながら、人ではなく、劔冑でありながら、劔冑ではない中途半端な存在『生体甲冑(リビングアーマー)』となった。
人と劔冑の双方の機能を持ちあわせており、それ故に人も劔冑も感知出来ぬ声を強制的に聞かせられる事になってしまう。
その能力は、着実に茶々丸の心を蝕んだ。
そんな出生から、最初は全てを諦めており、父親から暗殺されかけた際、それを受け入れようとしていたが、とあるファザコンの手によって救出され、叱咤激励を受け、自身の運命と闘う事を決意する。
問題はその運命に勝つ方法が救いようのない方法しか無かった点ではあるのだが・・・。
弾丸雷虎、村正雷虎、流星雷虎など世を忍ぶための2つ名を名乗る事がある。
足利ぢゃぢゃ丸という容姿性格ともにそっくりな妹がいるらしい・・・。
モデルとなったのは1の足利茶々丸である。
彼女の生まれのエピソードは、この人物をモチーフにしている。
ファンからの呼び名は『陛下』。
これは発売前に公開された台詞の中で「地球皇帝とでも名乗っておこうか」というものがあった為である。
村正女性陣の中でも発売前、発売後共に高い人気を誇るヒロインである。
人気投票では第一回は湊斗景明に敗れベスト4、第二回では三世村正と最後の最後まで抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた上、1位となった。
真打。
運動性に特化した劔冑であり、茶々丸の能力と合わせて高い柔軟性を誇る。
武装は両腕のアイアンクローと太刀。
劔冑の体に茶々丸の頭だけが生身で出たようなデザインになっていてぶっちゃけ格好悪い。
「獅子には肉を 狗には骨を 龍には無垢なる魂を 今宵の虎徹は血に飢えている」
に変化している。
デザインも頭部が変わっており、格好良い。
雷蝶様の法則が発動して戦闘シーンぶっ飛ばしなのが泣ける点ではあるのだが・・・。
虎徹の陰義。
術者の持つ感覚を相手に共有させるといったモノ。
これだけでは大した事ないスキルであるが、茶々丸の特殊な性質と組み合わさる事によって強力な陰義となる。
掲示板
24
2020/02/15(土) 16:36:52 ID: 42Q+xZLi3X
そもそも足利政知…というか
堀越公方という存在そのものが幕府にとって
足利義政の残した負の遺産みたいなものだよなー
茶々丸が悪人になってくれたことで
幕府も伊勢宗瑞を派遣して、遠慮なく
堀越公方を取り潰せるってもんだわw
25 ななしのよっしん
2020/12/24(木) 22:21:26 ID: YhJF0frcnG
時代小説イノベーション 操觚の会の「足利の血脈」の茶々丸はこれまでの俺のイメージとは異なる茶々丸だったわ
26 名無しのよっしん
2025/02/16(日) 04:23:17 ID: UvDWWmRh7m
護氏暗殺がバレて雷蝶に斬られたのが英雄編で、復讐編だと同田貫と一緒に焼身自殺したんだっけ……?
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最終更新:2025/03/18(火) 00:00
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