『EverQuest II』 (エバークエスト2) とは、Windows用MMORPGである。
ソニーオンラインエンタテインメント(SOE)により、2004年11月8日に北米とヨーロッパでサービスが開始された。前作『EverQuest』の500年後の世界を舞台にしている。日本語版は2005年6月16日から2006年6月30日までスクウェア・エニックス、2006年7月1日よりSOEによってサービスが提供されている。
今作は前作『EverQuest』の500年後を舞台とした3DタイプのMMORPGである。しかし、『EverQuest』の運営は『EverQuest II』と同時に行われており未だにその物語は終わりを見ない。そのため『EverQuest II』は前作のパラレルワールドとして設定されている。
グループ内で役割を分担し、他人と協力して敵を倒す戦闘システムは前作と同様である。対人戦(PvP)や集団戦(RvR)の要素はほとんどなく、対モンスター戦(PvE)に特化している。(日本版ではPvPサーバーがない)また、前作『EverQuest』で大きな問題点であった、ゲーム全体を通じてソロでの行動が非常に厳しい点が大幅に緩和されたのが特徴である。
エバークエストの名前の通り、膨大なクエストが存在し、ソロ・グループ・レイド向けにそれぞれ分類されている。日本語版では最新のクエストの翻訳が一部されていないという問題があるが、大部分のコンテンツは翻訳されており、翻訳水準も高い。すべてのNPCには声が設定されており、クエスト内容を語ってくれる(※1)が、この部分は日本語化されておらず英語である。
(※1:追加になったNPC・クエストは音声が追いついておらず、2011々現在、初期の街やクエストのみとなってます)
ユーザインタフェースのカスタマイズ性は非常に高く、ユーザが自作したものが多数存在する。
グラフィックに於いてはリアルな世界を創造する事を旨としており、フィールドの空気から衣服の衣擦れまで、あらゆる部分に現実感を追求しているが、その影響で動作が非常に重く、2005年当時、最高のグラフィックス設定で快適にプレイする事はできないとされていた。が、5年経ってPCのスペックが追いつき、近年ようやく最高画質でストレスなくゲームをプレイできるようになりつつある。(Raid等の集団戦闘は除く)
また、その思想はプレイヤーの分身となるキャラクターにも反映されており、良く言えば写実的な、悪く言えば「濃い」キャラクターしか作ることができない為、どちらかと言えばかわいい、かっこいいキャラクターが支持されることの多い日本国内ではやや不評である。
この対策としてSOGA(SOEとGamaniaの共同設立会社)が開発した、アジア人の好みに合わせて制作したとされる「SOGAモデル(またはアドオンモデル)」が存在する。・・・がこちらはこちらで一部のプレイヤーからは「頭部のバランスがおかしい」等不評である。
PvPは専用のPvPサーバーで行うことができるが、前述のとおり日本語版のサービスでは提供されていない。またサーバー内でRMTがサポートされているRMTサーバーも日本語版のサービスでは提供されていない。
ゲーム内のお金の必要性がそれほど高くないことからRMTが盛んではなく、またBOTや不正対策も十分されているため他のMMOのようなトラブルはあまり見られない。しかし、日本での販売代理店が現在(2006年11月)存在しないため日本語版のパッケージ販売がなく、事実上オンライン販売のみのため新規プレイヤーが入りづらいといった問題がある
2011年12月、F2P(Free to Play) の導入により、基本プレイが無料となった。正確にはBuy-To-Playに近く、パッケージ版を購入するといけるエリアが解禁され(おおむねその時点での実装エリア)、一度月額を掛けると最低限必要な要素は解禁となっている。
無料プレイユーザー(ブロンズ)、1回だけ500円課金(シルバー)の制限は以下のとおり。
2013年11月 無料プレイの制限が緩和された為補足
※無料ユーザーでも、クラス、種族、カバンスロットなどを別途購入することも可能
※制限のない継続課金(ゴールド)は、1280円/月で、毎月500SC(=500円に相当)のポイントが還元される。
※無料化前に作成されたキャラクターは、クラス・種族の制限解除 & シルバーアカウント扱い
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最終更新:2024/12/31(火) 08:00
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