ここでは1を解説する。
アメリカのMeta Platforms, Inc.(旧Facebook, Inc.)が提供しているSNS。
元々はハーバード大学の学生であったマーク・ザッカーバーグが学生向けとして2004年に始めたサービスで、その後一般開放されて現在に至る。個人アカウントに実名登録での利用を求められていることが特徴。2010年には「ソーシャル・ネットワーク」として映画にもなった。
APIを公開していて、ユーザーがFacebook上で動作させられるソーシャルアプリケーションを開発出来ることが売り。ソーシャルアプリ対応サービスの先駆け的存在である。
アメリカのSNSシェアでは音楽やエンターテインメントを中心に据えたMyspaceが先行していたが、現在はFacebookが追い越した上に大きく水をあけている。
海外展開を積極的に行なっており、2013年5月時点でのユーザー数は11憶人を超えている。
2008年5月19日に日本語版が公開され、日本人ユーザー数は最盛期の2012年12月時点で約1712万人、2013年5月時点では約1378万人でアジア5位となっている。2010年2月には日本法人を設立した。
これ以前にも日本語での利用もできたが、実名登録という抵抗感もさることながら、日本におけるSNSサービスはmixiが圧倒的優位に立っていたため、かつては日本人では外国人の友達がいるような人しか使っていなかった。
しかしスマートフォンの普及により、日本人同士のコミュニケーションツールとして一挙に広まった。特に2012年に子会社化したInstagramのサービスは、Facebookが日本で大躍進を遂げるきっかけとなった。
なお、Facebookは非常に高度なIT技術を持った企業であることは世の中に知られていない。特にスマホアプリ作成のデファクトスタンダードになりつつある、万能JavaScriptフレームワークである、あのReactを開発した企業なのである。
Facebook,Inc.はアメリカ合衆国カリフォルニア州のメンローパークに本社を置く。世界の時価総額ランキングでは2020年10月時点で世界第7位の企業であり、アメリカのプラットフォーマー企業群GAFAの一角に数えられている。
Facebookのほかにも、Instagram、WhatsApp、Facebook MessengerといったSNS、アプリを所有するほか、2014年に買収したOculus VR社の技術力でVR分野でも優位な立ち位置にいる。
収益のほとんどは広告によるもので、AI、ビッグデータを活用したターゲティング広告に強みを持つ。
大量のデータを扱う企業の性質上、情報管理には細心の注意を払う必要があるが、データの不正利用、情報漏えい等の不祥事を度々発生させており、アメリカ国内では何度も訴訟を起こされている。
2021年10月28日(現地時間)、カンファレンスイベント「Facebook Connect 2021」にて社名をメタ(Meta Platforms, Inc.)に変更することを発表した。同社はかねてから仮想空間の「メタバース」事業に注力する姿勢を見せており、そのアピールの一環ともいえる発表となった。
Facebook、Instagramなど同社が運営するSNSの名称の変更は行われない。
2011年2月8日に実名ではない名前で登録されていたアカウントが前触れもなく一斉に停止された。(→関連記事)
もともと実名登録を謳っているサービスなわけでそのようなアカウントはいつ停止されても仕方がないとはいえるが、今後の日本での普及スピードにかなり影響があるのではないかと懸念されている。
なお、実名を入れていても、実名以外の要素(ニックネーム等)を入れている場合は停止されるおそれがある。ニックネームを入れる場合はプロフィール内にある別名欄を使用する。
アカウントを停止された場合、再開するには公的身分証明書(フルネーム、誕生日、顔写真が入っているもの)のスキャンを専用フォームから提出する必要がある。このため、プロフィールに実名でない名前を入れていると、アカウントの持ち主本人であることが確認できず再開が行われない。
実名で登録していてもその実名が有名人と同姓同名だった場合、偽名使用と決めつけられていきなり利用停止となることがある。
実名であることを証明すればアカウントの利用停止は解かれるが、そのためには運転免許証等の顔写真付きの身分証明書を2点以上送る必要がある。
この件について、Facebook側は「セキュリティー確保のため、若干のミスはどうしても避けられない」と弁解しているが、同姓同名は現実的に起きるレベルのものであるため、利用停止とするよりも先に尋ねればいいだけなのに怠慢な運営をしているだけである。
英語圏向けニコニコ動画であるniconico.comではFacebookアカウントでログイン可能となっている。
2012年3月1日からはFacebookアカウントでニコニコ動画へログイン可能となったり、ニコレポをFacebook側のタイムラインに流せるようになったりと、連携できるようになった。
2012年4月8日にニコニコ超会議のFacebookページが開設された。
2012年6月18日にニコニコオフィシャルのFacebookページが開設された。ちなみに基本データにある説明ではニコニコ大百科は伝統のハブ扱いである。
2015年3月24日 ニコレポ連携、動画レビュー連携については、Facebook側の仕様変更の影響により、機能は廃止となる。[1]
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最終更新:2024/09/11(水) 06:00
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