isai(スマートフォン)

isaiとは

曖昧さ回避

1. LGエレクトロニクスが開発・製造しているスマートフォン。当項目で解説。
2. プロゲーマーのひとり。→isaiを参照されたし。

イガイなデアイを。 isai

isaiとは、LGエレクトロニクスがKDDI向けに開発・製造しているAndroid OS搭載のau4GLTE対応スマートフォンである。型式名はLGL22。

シリーズ化しており、後継機種として以下4機種が存在する。

• isai FL（LGL24：2014年7月18日発売）
• isai VL（LGV31：2014年12月12日発売）
• isai vivid（LGV32：2015年5月29日発売）
• isai Beat（LGV34：2016年11月18日発売）

概要

LGL22は2013年10月2日に発売が発表され、同年11月23日よりアクア・ホワイトが発売開始。
そこから遅れること、11月28日にはブラックが、12月5日にはブルーが発売となった。

isaiの名は、「スマートフォンの異才でありたい」という願いから付けられている。

LTEはKDDIご自慢の800MHzプラチナバンドのほか、2.1GHz高周波帯にも対応しており、下り最大150Mbps通信にも対応している。

同社が発売していたLGL21 Optimus Gの後継機種である。KDDIとの共同開発品。KDDI専売モデルであることから、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信なども備える。
同社のフラッグシップスマートフォンである「G2」の兄弟機種であり、システム設計はほぼ同一であるが、見た目・仕様とも結構異なるのが特徴。

G2では電源ボタン・音量変更ボタンは背面に設置されているが、この機種では通常の機種と同じくサイド部分にある。しかし、G2とは違い、IPX7クラスの防水性能を持つ。
(IPX7基準:常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有すること。)

デザインコンセプトは「水面」。水をイメージし、スマートフォンが「永遠に湧き続けるピュアな湧き水」となる願いが込められている。デザイン担当はKDDIが誇るデザインプロジェクト「iida project」の中心人物が起こしたKom & Co.事務所が担当。

ホームスクリーンはこの機種専用の「isaiスクリーン」。今起きていることをカテゴリ別にタイムライン表示する機能を持つ。
ニュースカテゴリはauヘッドライン・CNNニュース・日刊スポーツ・任意のRSSフィード、
トレンドカテゴリはauスマートパス提供のお得な情報が、
SNSカテゴリではtwitter・mixi・facebookのタイムラインを一気に同時閲覧可能、
ビデオカテゴリではyoutube・auビデオパスの人気作品がピックアップされる。

狭額縁設計により、5.2インチという大きなディスプレイを持ちつつ幅を72mmに抑えることに成功。持ちやすさとデザイン性、画面領域の全てを両立することに成功している。搭載液晶はフルHD(1080×1920ピクセル)解像度のIPS液晶。

auの機種で初めてハイレゾ音源(192KHz/24bit)の音楽再生に対応。

カメラはメインに1320万画素CMOSを採用。9点マルチポイントオートフォーカスのほか、写真内に写り込んだ人物などを消すことが出来る「ショット & クリア」機能を搭載している。

主な機能

結構気配り上手な機能もある。ゲストモードでは、ロック解除時にもうひとつのパスを用意することが可能で、そのパスでロックを解除した場合、オーナー側が許可した機能・アプリしか使えなくなるので、プライバシーを保護しつつ他人に一時的に使わせるときには安心である。
ノックオン機能は、画面オフ時に2回素早くトントンとタップするだけで画面がオンになる機能。
アンサーミー機能は、着信時に本体を耳に当てるだけで電話応答が可能。
クイックスクロールは、ブラウザスクロールを2本指で行うと高速スクロールが可能。
プライバシーキーパーは、着信時に発信相手の名前・番号が表示されなくなる機能。アイコンを下方向スワイプすると表示される。
スライドウィンドウ機能は、3本指で左にスワイプすると、一時的に起動中アプリ画面にアプリが格納され、現在起動中のアプリが一覧表示される。切り替えたいアプリを選び3本指で右にスワイプするとそのアプリに切り替わる。
画面下部の3ボタン(戻る・ホーム・サブメニュー)は配列切り替え・デザイン変更のほか、メモ帳起動ボタンなどを追加し4ボタン化することも可能である。
Qトランスレーターは、外国語の文章をカメラで写し取るだけで画面内に翻訳結果が表示される機能。英語をはじめ44言語に対応。
Qリモートは、赤外線リモコンアプリ。LGのサーバーから設定情報をダウンロードすることが可能。結構マイナーなメーカーも網羅しているのが何気に嬉しいところか。
キャプチャプラスは、ブラウザのスクリーンショットを画面の上から下まで全てカバーすることが可能。

本体カラー

以下の4色である。

アクア
ホワイト
ブラック
ブルー

スペック

高さ	144mm
幅	72mm
厚さ	9.7mm
重さ	152g
CPU	2.3GHzクアッドコア(MSM8974)
メモリ(RAM)	2GB
内蔵ストレージ	32GB
外部ストレージ	microSDXC 64GBまで対応
OS	Android 4.22
液晶	5.2インチ IPS
解像度	1080×1920ピクセル(フルHD)
カメラ	外側 1320万画素CMOS 内側 240万画素CMOS
オートフォーカス	あり
手ぶれ補正	あり
フラッシュライト	あり
防水	IPX7クラスをクリア
バッテリー容量	2500mAh(取り外し不可)
フル充電所要時間	2時間10分(急速充電器の場合)
連続通話時間	16時間40分
連続待受時間	LTEエリア:530時間 3Gエリア:550時間
LTE対応周波数	800MHz,1.5GHz,2.1GHz
最大通信速度	2.1GHzLTE:下り150Mbps・上り12Mbps 800MHzLTE:下り75Mbps・上り25Mbps 3Gハイスピード:下り9.2Mbps・上り5.5Mbps 3G通常:下り3.1Mbps・上り1.8Mbps
テザリング	最大8台同時接続可能
無線LAN	対応規格:IEEE802.11 a,b,g,n,ac 周波数:2.4GHz,5GHz
Bluetooth	Ver 4.0
テレビ	ワンセグ 連続視聴時間:6時間30分
NFC	あり
SIMカード	nanoSIM

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関連項目

• スマートフォン
• KDDI
• LGエレクトロニクス
• Optimusシリーズ
• デジタルガジェットの一覧