No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングスとは、アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アストラルの記憶のピース、ナンバーズの1枚。トロン一家の一人、IV(フォー)が所持する。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー
ランク8/闇属性/機械族/ATK 3000/DEF 2000
闇属性レベル8モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
このカード以外のフィールド上の全てのモンスターに
ストリングカウンターを1つずつ置く。
次のターンのエンドフェイズ時に
ストリングカウンターの乗っているモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを
破壊したモンスターのコントローラーに与える。」第4回による
III(スリー)とタッグでのVS遊馬&カイト戦で登場。
「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」を破壊されたIVが繰り出したナンバーズ。
「ギミック・ボックス」と「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚された。カイトの「銀河眼の光子竜」を攻撃したが、遊馬の「罠蘇生」で発動された「模擬戦闘」のせいで沈められず、ファンサービスを無駄にされた。
効果を発動しストリングカウンターを置いたが、次のターンに「オーバーレイ・リジェネレート」(アニメ版)で素材を復活させられた後、素材をまとめて「超銀河眼の光子龍」に吸収され、懺悔する尺も残らないくらいぎりぎりのタイミングで戦闘破壊された。
デュエル終了後、カイトのフォトン・ハンドで回収しようとしたが、紋章の力に妨害された。
「超銀河眼の光子龍」に倒されるためだけに出てきたとか言ってはいけない。
その後、VS凌牙(シャーク)戦で再登場。
「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」と「ギミック・パペット-マグネ・ドール」をオーバーレイユニットにエクシーズ召喚。
「デステニー・ストリングス」(デッキから1枚を墓地へ送り、そのモンスターのレベルの数だけ攻撃可能。モンスター以外なら攻撃不可。装備モンスターと戦闘するモンスターは戦闘破壊されない)を装備して、「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」を8回連続で攻撃した。その後、効果を使用してシャーク・ドレイクにストリングカウンターを置き、シャークを追い詰めていく。
しかし、「異次元海溝」でシャーク・ドレイクが除外されることでヘブンズ・ストリングスの効果が回避されてしまった。
トロンの煽りを受けたIVは冷静さを失い、「デステニー・ストリングス」の効果を使用するが、モンスター以外のカードであったためこのカードは攻撃不可能になってしまう。IVは「デステニー・ストリングス」を破壊して「ギミック・パペット-シザー・アーム」を特殊召喚。その後、このカードは「ギミック・パペット-ナイトメア」特殊召喚のためにリリースされた。
その後、WDC中の動向ははっきりしないが、WDC終了後は遊馬(アストラル)の手に渡り、No.96との戦いでアストラルが消滅する際、アストラルから遊馬にこのカードを含むナンバーズが託された。
そして、遊馬からIVにこのカードが託され、シャークとタッグでのVSクラゲ先輩戦で登場。
素材2体分の「ギミック・パペット-ナイトメア」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚したが、直後にクラゲ先輩の永続罠「ジェリー・バインド」によって攻撃と効果を封じられてしまった。IVはやむなくそのままカードをセットしてターン終了。
その後、シャークの「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」が破壊された際、IVの「エンジェル・ストリングス」によってアビス・スプラッシュを復活させ(演出上はこのカードが墓地から引き揚げた)、このカード(と、このカードの素材であるナイトメア)がアビス・スプラッシュのオーバーレイ・ユニットとなり、2人の協力プレイでクラゲ先輩を倒した。
VSナッシュ戦でも登場。
「オーバーレイ・サテライト」で2体分扱いの「ギミック・パペット-シャドーフィーラー」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚。効果で「CNo.101 S・H・Dark Knight」にストリングカウンターを置いた後、「RUM-アージェント・カオス・フォース」によって「CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス」へとランクアップした。
置いたストリングカウンターはCNo.40の効果で活用されている。
その後、「トライアングル・ギミック・ボックス」のコストとして除外された。
漫画版ではラストデュエルでアストラルが使用。
「No.93 希望皇ホープ・カイザー」の効果で効果を無効にしてエクストラデッキから特殊召喚された。「ナンバーズ・イグジスト」で「No.6 先史遺産アトランタル」の攻撃力を吸収して「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」へ攻撃したが、遊馬の「墓地墓地の恨み」で攻撃力が0になったことで返り討ちにあってしまった。
攻撃名は「ヘブンズ・ブレード」。単純に右手に持つ剣で相手を切りつける。
また、海外版でのみ、「メロディ・オブ・メイヘム」という効果名が与えられている。これはゲーム「激突!デュエルカーニバル!」で日本に逆輸入された。
メイヘム(Mayhem)は、「大混乱、大騒ぎ」の意。
効果を発動すると、左胸の弦と手にした剣で音色を奏で、その後左目が開眼し、天から現れる赤い糸(IV曰く、「神のみぞ操れる運命の糸」)がモンスターにつけられる。アニメで実際に破壊されることはなかったため、どのようにモンスターを破壊するのかは不明。
CNo.40の効果でストリングカウンターの乗った「CNo.101 S・H・Dark Knight」が破壊された際は、CNo.40がビームのようなものを発射して破壊していた。
初登場時、IVはこのカードの効果を「次のターンの終わりにフィールドにいる全モンスターをぶっ壊し、ぶっ壊したモンスターの攻撃力分の数値をダメージとして与える」という風に説明していた。この説明だけ聞くとカウンターに関係なく次ターンのエンドフェイズにフィールドにいるモンスターをすべて破壊する効果であるともとれる。
アニメ公式サイトのモンスター・エクシーズ図鑑ではカウンターについて触れられている(ストリングカウンターという名称は登場しない)が、こちらの記述だと今度はすべてのダメージを相手が受けるようにも取れる。
VSシャーク戦での再登場時は前回より丁寧に効果を説明していた。
自身の数字の刻印は、左肩にある。色は赤。
アニメ版では髪の色が水色(モンスター・エクシーズ図鑑で確認可能)だが、後述するOCG版のイラストでは緑が強くなっている。また、背景など細かい部分でアニメとOCGではイラストが異なっている。
公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」の第4回では、「CNo.96 ブラック・ストーム」に倒される役として登場している。
「ナンバーズガイド」(2012年4月23日発売)の特典カードとしてOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
※「Vジャンプ 2012年6月号」339ページによる
ランク8/闇属性/機械族/ATK 3000/DEF 2000
レベル8モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターに
ストリングカウンターを1つ置く。
次の相手のエンドフェイズ時、ストリングカウンターが乗っているモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。
ナンバーズ共通の耐性は削除された。また、素材の闇属性縛りがなくなった代わりに、与えるダメージは破壊した数×500ポイントとなり、弱体化した。ただし、自分のモンスターが巻き込まれたとき、自分にダメージが来ることはなくなっている。
全体除去ができるのは魅力的だが、タイミングが遅い。効果使用後にフィールドに現れたモンスターや、裏側表示のモンスター(つまり、ストリングカウンターが乗っていないモンスター)を破壊できないのも難点。次の相手ターンの内にシンクロ・エクシーズ素材にしたり、リリースして処理されると破壊できない。
また、ストリングカウンターを乗せた後、次の相手のエンドフェイズにこのカードがフィールド上に存在しない場合、破壊効果が発動しないため、それまでこのカードをフィールドに維持する必要もある。
ダメージ効果も上手く破壊できれば結構な量だが、前述の都合で十分に破壊できるか怪しい。
また、「CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス」へランクアップさせれば、タイムラグを解決できる。
3000の攻撃力を持っているため、効果はおまけ程度にとらえてアタッカーにしてしまうことも可能。ただし、その場合は同じ攻撃力を持つ「聖刻神龍-エネアード」も存在する。ギミック・パペットモンスターなので、「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」を素材にできるため、当然ながら【ギミック・パペット】デッキではアタッカーとして活躍できる。
「No.30 破滅のアシッド・ゴーレム」と並んで、かつてはNo.の中で最も攻撃力が高かった。現在は「No.22 不乱健」などに追い抜かれている。
このカードが同梱されている袋のIVは、「オレのファンサービスに感謝するんだな!!」(ファンサービスが太字)とコメントしている。
ストリングカウンターを乗せた次の相手ターンのエンドフェイズにこのカードがフィールド上に表側表示で存在しない場合、破壊効果は発動しない(下記:例1)ただし、ストリングカウンターを乗せた後、このカードがフィールドを離れても、次の相手ターンのエンドフェイズにフィールド上に表側表示で存在する状態であれば破壊効果は発動する(例2)。また、ストリングカウンターを乗せた1体目のヘブンズ・ストリングスがフィールドを離れてしまっても、次の相手ターンのエンドフェイズに2体目のヘブンズ・ストリングスがフィールド上に表側表示で存在していれば、破壊効果は発動する(例3)。
しかし、ストリングカウンターを乗せた後、ヘブンズ・ストリングスが存在しない状態で相手ターンのエンドフェイズを迎えた場合、それ以降にヘブンズ・ストリングスが表側表示で存在する状態で相手ターンのエンドフェイズを迎えても、破壊効果は発動しない(例4)。当然、改めてヘブンズ・ストリングスの効果を発動しストリングカウンターを乗せた場合、破壊効果は発動する。
(例1)
自分ターン1)ヘブンズ・ストリングス効果発動。「CNo.39 希望皇ホープレイ」にストリングカウンターを置く。
相手ターン1)「No.61 ヴォルカザウルス」の効果でヘブンズ・ストリングスが破壊された。
→エンドフェイズに破壊効果は発動しない。
(例2)
自分ターン1)ヘブンズ・ストリングス効果発動、「CNo.39 希望皇ホープレイ」にストリングカウンターを置く。
相手ターン1)「No.61 ヴォルカザウルス」の効果でヘブンズ・ストリングスが破壊されたが、直後に「リビングデッドの呼び声」で特殊召喚した。
→エンドフェイズに破壊効果が発動する(ホープレイが破壊される)。
(例3)
自分ターン1)ヘブンズ・ストリングス(A)効果発動、「CNo.39 希望皇ホープレイ」にストリングカウンターを置く。その後「油断大敵」でヘブンズ・ストリングス(A)が破壊される。さらにその後、ヘブンズ・ストリングス(B)をエクシーズ召喚。
相手ターン1)エンドフェイズまでヘブンズ・ストリングス(B)は破壊されなかった。
→エンドフェイズに破壊効果が発動する(ホープレイが破壊される)。
(例4)
自分ターン1)ヘブンズ・ストリングス効果発動、「CNo.39 希望皇ホープレイ」にストリングカウンターを置く。
相手ターン1)「ガガガボルト」でヘブンズ・ストリングスが破壊される。
→エンドフェイズに破壊効果は発動しない(例1と同様)。
自分ターン2)「死者蘇生」でヘブンズ・ストリングス特殊召喚。
相手ターン2)ヘブンズ・ストリングスは破壊されなかった。
→このときも、破壊効果は発動しない。
自分ターン3)ヘブンズ・ストリングスに「エクシーズ・ユニット」(素材1つ分)を装備し、ヘブンズ・ストリングス効果発動、「CNo.39 希望皇ホープレイ」にストリングカウンターを置く。
相手ターン3)ヘブンズ・ストリングスは破壊されなかった。
→このときは、破壊効果が発動する。
要するに、効果でストリングカウンターを置いた次の相手ターンのエンドフェイズ時、「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」がフィールド上に表側表示で存在するか否かがポイント。
掲示板
39 ななしのよっしん
2014/01/10(金) 22:47:15 ID: DMm+JNpxhz
>>36
アージェントとデビルズのおかげで自分フィールド限定でも4600ダメ+2ドローも理論上可能になりました。
40 ななしのよっしん
2014/01/29(水) 19:11:38 ID: gGnNDwOBwa
ストリングさんの効果おかげで勝てました!
ただし破壊したのは横にいたジャイアントキラー…
41 ななしのよっしん
2014/06/11(水) 22:09:42 ID: ADtI1fjY0d
こいつが片目光らせるシーンでファイブレインのルークを想像したのは俺だけじゃないはず
どっちもカイトにやられてるし
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 22:00
最終更新:2025/12/05(金) 21:00
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