3.1万
30151 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:02:33 ID: OJxXmgndE+
>>30148
アレキス「ええ、久しぶりにね。一息つけたってところでしょうか。
最近は何もかが目まぐるしく流れて行って……。ははは。まだそんなことを言えるほど年寄りになったつもりは無いですが」
(軽口を叩きながら)
30152 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:09:21 ID: 3nKnWKR15O
>>30150
姫「今の所は、貴方達にお願いした例のアレの調達だけはしっかりお願いするわね。それと、向こうの私の陣営はどうなっていたかしら?向こうにあんまり戦力を増強されても困るのだけれど…」
―――
>>30151
ヘカテ「まだ1000年弱しか生きていないのですから、まだ老け込むには早いですわよ。…アレキス、貴方には『時の邪気眼』を継承させました。今、未来は見えますか?」
30153 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:19:40 ID: OJxXmgndE+
>>30152
アレキス「……貴女の『経験』通りに見たならば、これは『未来』なのでしょうね」
(虚空に目をやりながら)
(そのまま瞼を閉じる)
アレキス「ええ、『未来』が見えますよ」
30154 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:20:02 ID: +tFvNkOQcc
凶「面倒な」
圧「そういうな、これも仕事の一環だ」
劇「不思議の国のアリス、ねえ・・・」
>>30143
ラキットリエル「いくらなんでもそれは・・・」
>>30146
ラキットリエル「ハンプティダンプティに会え・・・ですか・・・」
30155 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:24:49 ID: 3nKnWKR15O
>>30154>>30146
影羅「だー、もう何がどうなってるのかわかんねー!俺は肉体労働専門だからな…六升目だのなんだのと…」
(ぶつぶつ言っていたが)
影羅「まあいい…ラキットさんよ、どうする?ハンプティダンプティとか言うののとこを素直に目指すのか?」
―――
>>30153
ヘカテ「それは良かった…一つ聞きたいことがあります。400年後、この世界はどうなっていますか?」
30156 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:29:18 ID: efTjGlb9cy
>>30152
クレメンシー「御注文の品なら御心配無く。」
殿下「……あっちの戦力って、吉岡何某とかいう兄貴ぐらいだろ?」
摂政「もう一人、何処ぞの娘が居ったのう。……しいちゃんとか呼んでおったか。」
【おし黙っていた者達も小声で話し出す】
クレメンシー「おそらく、3人ほどでこの舞台へ踊り上がってきましょう。」
30157 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:49:12 ID: OJxXmgndE+
>>30155
アレキス「400年後、あの姉妹が世界を救ったんだ。良い世界になってることでしょう」
(目を瞑りながら少し微笑む)
(しかし、その微笑はすぐに解けた)
アレキス「おかしい……。400年後というのが、全く見えない。これは……」
(アレキスらしく平静を装うがその表情には驚愕が孕む)
アレキス「世界の滅びは回避できていない、ということしか導き出せない」
30158 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 02:47:09 ID: zmBifukVE7
(白の女王は、そのまま燃え尽きた)
(残ったのは、黒くくすんだナイフが一本)
チェシャ猫「駅ならばそこの花にききなさい・・・・私は役を徹底されねばならぬので、ここでお別れです」
(す、っときえて、声だけが聞こえる)
「ではごきげんよう、赤の王の御前でまたお会いできることを願う!」
(・・・・静かになった)
30159 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 19:57:32 ID: OJxXmgndE+
>>30158
小楠「はい。またねー」
親方「花に聞けって言ったな」
ローゴ「花も喋ってもおかしくないだろう。この世界じゃ」
小楠「おはなさーん。駅のばしょを教えてくれませんか?」
(近くの花に話しかける)
30160 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 20:26:04 ID: 3nKnWKR15O
>>30156
姫「しいちゃん…心当たりがないわね。あれが私の知らない人脈を持っているとは考え難いのだけれど…」
(少し考えるそぶりをして)
姫「まあ良いわ、どちらにしても妖気お兄様を味方に引き入れているなら近いうちに動くでしょう。あれは自然災害みたいなものだし、上手く誘導できれば敵対勢力の殲滅の役に立つわ。なるべく大暴れしてもらって、その隙にカノッサの実権と私の体を奪取する算段を立てさせてもらいましょう」
―――
>>30157
ヘカテ「…やはり、そうですのね」
(ため息をついて)
ヘカテ「星蛇の起こした異変は、あの瞬間でのみ完結するものです。どう転んだとしても400年も尾を引く結末になるとは思えなかったのですわ」
(アレキスに向き直って)
ヘカテ「恐らく、まだ何も終わってはいない。隠れ蓑となっていた星蛇が滅んだことでわたくし達は…今ようやく400年後の滅びを防ぐためのスタートに立ったのですわ」
―――
>>30158>>30159
マリア「赤の王様ってどんな人でしょうね~?」
綾姫「さあてのう」
ベアトリクス「なんでもありよねぇ」
30161 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 20:48:49 ID: OJxXmgndE+
>>30160
アレキス「……なんとも……、皮肉ですね」
(少し渋い顔をしながら)
アレキス「あの姉妹は400年後の滅びを阻止するために今まで辛い目に遭って来たんだ。
だというのに、そいつはただの隠れ蓑だった」
(そして少し考えて)
アレキス「……星蛇による滅びを阻止しなければ今へ繋がることも無かったのでしょうが、それにしても憤ろしく思いますよ」
(まっすぐヘカテの眼を見通す)
アレキス「『400年後の滅び』、齎そうとしているのは……一体ナニモノなのでしょう」
30162 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 20:54:17 ID: efTjGlb9cy
>>30160
クレメンシー「実権までは必要有りますまい。……今や、実際に機関を動かしているのは一部の幹部どもと、
派閥や利権を生み出す大量の取り巻きどもにすぎませんので。」
30163 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 21:09:28 ID: 3nKnWKR15O
>>30161
ヘカテ「そこまではわかりませんわ。心当たりはありますけれど、それが正しい保障などどこにもないのです」
(何かを隠していると言うのではなく、珍しく本当に悩んでいるようだ)
ヘカテ「そして同時にこう思うのです。400年後の滅びに、明確な黒幕など居ないのではないかと」
―――
>>30162
姫「最高幹部会や食堂の男でも自由に動かせなくなっていると言うの?前回の私の時代ではそんな事はなかったのだけれど…」
30164 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 21:23:42 ID: OJxXmgndE+
>>30163
アレキス「つまり、様々な要因が絡み合い、その結果として滅びが齎される……、ということでしょうか」
30165 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 21:26:58 ID: zmBifukVE7
(すると一斉にしゃべりだす)
「あらあら可愛い来訪者、どうしたの、わからないの?」
「駅ならあっちさ右へ300歩」
「北へ500歩」
「走っていっておいで」
「同じ所を走らないよう走っていっておいで」
30166 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 21:39:07 ID: efTjGlb9cy
>>30163
クレメンシー「永き時は、鉄の組織すら腐敗させるものです。……まあ、その方々の権威はもはや不動でしょうが。」
殿下「今すぐに一番多く部隊を動かせるのは誰だ?」
宰相「おそらく本部に巣食う派閥か、大きな支部の軍閥でしょうね。」
摂政「それでは足りぬじゃろう。やはり聖戦を知る者の一派で無くてはのう。」
30167 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 21:46:39 ID: OJxXmgndE+
>>30160>>30165
小楠「はい、わかりました! ありがとう」
(お辞儀をする)
親方「右へ300歩、北へ500歩か」
ローゴ「どっちが北だ?」
30168 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 23:15:51 ID: 3nKnWKR15O
>>30164
ヘカテ「ええ、黒幕と言える存在は確かに居るのかもしれませんわ。ですが、とある一人が全ての元凶であり、それさえ倒せば止められる…と考えるのは、聊か安直なのではないかとも思うのです。大局、運命、天命…さまざまな言い方がありますけれど、そう言った複雑な流れの果てに滅びと言う結末があるのではないかと思うのですよ」
(そこまで言って苦笑して)
ヘカテ「ふふ…わたくしも老いたかしら、随分と悲観的な見方をするようになってしまいましたわ」
―――
>>30165>>30167
マリア「方角なんてわからないですよ~」
綾姫「方位磁針を持っておるわけでもないしの」
ベアトリクス「持ってても多分意味ないわよぉ」
―――
>>30166
姫「今動かせる最大戦力を保有しているのは『メイデン』よ、間違いないわ」
30169 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 23:41:22 ID: efTjGlb9cy
>>30168
クレメンシー「確かに、四賢者の生き残りなら強大な戦力を有していましょう。……ですが、
その人が我らに力を貸してくれるでしょうか?」
殿下「姫さんよう、理論上じゃなくて現実的な話をしてるんだぜ?」
聖騎士「それとも……あてでも有るってのか?」
摂政「まあまあ、そう責めるでない。」
30170 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 23:43:45 ID: zmBifukVE7
「ならならチェス盤をみればいいわ」
ホゼ「・・・ああ、鏡の国はチェスが元だからか」
「これこれ家の中へ」
「いえいえ外に?」
「やかましい雛罌粟め!!」
「鬼百合はだまらっしゃい!!」
シシロ「あらあら喧嘩ですか・・・とりあえず家の中にあるのでしょうね」
30171 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 23:49:45 ID: 3nKnWKR15O
>>30169
姫「メイデンはほぼ確実に私達の敵に回るでしょうね、彼女は旧時代のカノッサを築いた第一人者と言っても過言ではないもの。でも、メイデンが統制している能力者達はカノッサ機関の黎明期から使えていた能力者達なの。それ故若い能力者連中よりも『姫』と言う存在に対して畏敬の念が強く、なにより初代『食堂の男』に忠実なのよ。…ここまで言えば、わかるんじゃないかしら?」
30172 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 00:06:10 ID: OJxXmgndE+
>>30168
アレキス「なるほど、もっともな考えだ。
でもね、貴女は老いてなどいませんよ。皆どこかに悲観を抱えて生きているのですからね」
(ヘカテに微笑み返す)
アレキス「この世界は何度も危機を迎えています。寧ろ、このような不安定な世界で世界がぶっ壊れないほうがおかしい。
意外と、誰かがトリガーを引けば簡単にザラザラと崩れてしまうかもしれない。そして、誰がトリガーに指をかけてもおかしくない……
のかもしれませんね」
―――
>>30168>>30170
ローゴ「チェス盤が家の中にねえ……」
小楠「どこのおうちだろう……」
親方「『同じ所を走らないよう走っていっておいで』、か。この決まりを守りながら家を探すのは難儀するぜ」
ローゴ「……ルールなんてアンタみたいな無頼漢女には似合わんがな」
親方「必要ならルールぐらい守るぜ」
30173 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 19:27:02 ID: efTjGlb9cy
>>30171
勇者「なるほど、まったく分からん。」
魔騎士「貴公は黙っていろ。」
クレメンシー「こちらの熱演しだいで、どちらにも転びそうですな。」
30174 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 20:12:56 ID: 3nKnWKR15O
>>30170>>30172
マリア「基本法則は人間の作ったルールとは違いますから~。守らないとまずい事が多いんですよ~」
綾姫「世界の基本には従わねばな、うむ」
ベアトリクス「それはいいとしてぇ、とりあえずさっき出てきた家が一番怪しいんじゃないかしらぁ。中の様子は殆ど見ていなかったでしょぉ?」
―――
>>30172
ヘカテ「あくまで、わたくしの意見の一つですけれどね。何しろ、全ての黒幕と言う規格外の者ですら、『いるはずはない』と言えない世界ですもの。例えば貴方も見た異形。あれも世界を滅ぼすには十分な力を持っていますもの」
―――
>>30173
姫「そう言う事よ。少なくとも今のカノッサの姿は初代の彼が見ていた物とは全く違うわ。その辺りから揺さぶりをかければ切り崩しは難しくないわ。後は、公安部と監獄島を押さえればカノッサ最大の実戦力を持つことが出来るでしょうね。…あくまで、最高幹部会を除いて、だけれど」
30175 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 20:41:28 ID: zmBifukVE7
ホゼ「じゃあ、家に・・・さっき出てきた所は入れない、みたいだねぇ」
(目に見える、赤いバッテンがふさいでいる)
シシロ「ではだれか一人が窓からいきましょうか」
30176 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 20:55:53 ID: efTjGlb9cy
>>30174
クレメンシー「流石は姫君。私どもではそのような立案は出来ませんでしたよ。」
殿下「こりゃあ組織改革ってより、クーデターだな。」
摂政「……最高幹部会なら、この密談を知る事なんぞ容易いわい。」
宰相「それでも、我々はこうして居られるのですから、彼らには然したる問題でも無いのでしょう。」
30177 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 22:48:57 ID: OJxXmgndE+
>>30174>>30175
ローゴ「じゃあ、俺が行ってくるか……」
親方「大回りして俺達と合流すればいい」
ローゴ「そうしてみるぜ」
小楠「気をつけてね」
ローゴ「なーに。お嬢ちゃん。大丈夫さ」
30178 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 23:01:46 ID: 3nKnWKR15O
>>30175>>30177
マリア「じゃあ、私達はここでおとなしく待っていましょうか~?」
ベアトリクス「ご主人様ぁ、ヘマしないようにねぇ」
―――
>>30176
姫「それはそうよ、この企みが上手く行けばカノッサ内部の不穏分子を一気に排除する事が出来る。最高幹部会と食堂の男にとっても大きなメリットになるもの」
30179 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 23:08:10 ID: OJxXmgndE+
>>30174
アレキス「……ですね」
(バルコニーから、遥か虚空の月を見つめる)
(アレキスの顔に不安の色が滲んでいた)
30180 ななしのよっしん
2012/02/19(日) 23:30:49 ID: zmBifukVE7
(家の中は、暖炉とソファーと)
(そしてちょこまか動き回るチェスたち)
(見回すと、どうにもチェス盤が見当たらないのだがどこへ?)
ほめた!
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