3.1万
30121 ななしのよっしん
2012/02/13(月) 23:17:07 ID: efTjGlb9cy
>>30120
クレメンシー「これはこれは……、お会い出来て光栄です。」
【1名を除く全員が居住まいを正し、平伏する】
青年(なるほど……、そういう事か)
【微動だにせず静かにしている】
30122 ななしのよっしん
2012/02/13(月) 23:35:27 ID: OJxXmgndE+
>>30120
親方「急にほっぽり出された感じだな……受け身も取れなかった」
小楠「はぅ。おにいさん、大丈夫?」
(小楠は親方の腕の中でしっかり守られていたが)
ローゴ「はははだいじょうぶだよ。
でもみんなはやくおりてくれないか。おもいんだよ」
(ローゴが一番下になっていた)
小楠「ご、ごめんなさい……」
30123 ななしのよっしん
2012/02/13(月) 23:48:32 ID: zmBifukVE7
白の女王「・・・っと」
(着地する、どこかの森)
(・・・なにか不穏な香りがする、こげるにおい)
(音はしない、鏡に赤い口紅で)
(物語が崩れる、外を、猫を探せ)
(と、書かれている)
30124 ななしのよっしん
2012/02/14(火) 19:20:35 ID: +tFvNkOQcc
ラキットリエル「・・・焼き討ちですか?」
(こげるにおいに顔をしかめる)
凝「・・・外?」
圧「なにやら厄介そうだな、と」
(さっさと立ち上がる)
30125 ななしのよっしん
2012/02/14(火) 20:17:07 ID: aQMnVxyNNy
ユイ「そろそろ1分たつんですけど、来ませんね」
鏡花「そうね。......あ、ヤバ」
ユイ「何がヤバいんです?」
鏡花「桐彦がすぐ来ると思って『空気固定(ウィンド・フィールド)』に込めた魔力が少なかったのよ。このままじゃフィールドが消えるわ。...しまったなぁ」
ユイ「もう一回フィールドを出せばいいんじゃないですか?」
鏡花「無理。私の武器は銃なの。弾を撃ってから発動するまでに若干のラグがあるわ。その一瞬がダメなのよ。ほら、『トラップショット』見えてるし」
ユイ「わ、ほんとだ」
鏡花「あ、フィールド消えた」
ユイ「ちょっ、落ちてる!落ちてますって!」
鏡花「幽霊なんだから大丈夫でしょ?私は着地用の弾があるから大丈夫だけど。それじゃあ流石に『トラップショット』は止められないわねぇ」
ユイ「じゃあどうするんですか!」
鏡花「うーん。いっしょに警備の人に謝ろっか?」
ユイ「私は悪くないのに!」
30126 ななしのよっしん
2012/02/14(火) 21:58:10 ID: 3nKnWKR15O
>>30121
虚奈?「その様子だと、自己紹介は必要ないかしら?この子が私と何か関係があるってわかってたから簡単に懐に入れたのでしょうしね」
(その様子を見ながら)
―――
>>30122>>30123>>30124
マリア「とりあえず降りましょう~」
(立ち上がる)
綾姫「うむ」
ベアトリクス「いきなり不吉なメッセージねぇ」
―――
>>30124>>30123
影羅「…森の中で焼き打ちなんて冗談じゃねえ」
30127 ななしのよっしん
2012/02/14(火) 22:19:44 ID: efTjGlb9cy
>>30126
クレメンシー「いえいえ、ほとんど賭けのようなものでしたよ。」
【頭を上げる】
クレメンシー「……今も虚奈とお呼びした方がいいですかな?」
30128 ななしのよっしん
2012/02/14(火) 23:17:34 ID: zmBifukVE7
白の女王「なに・・・!? ルール違反ぞ、ジャバウォックの使用なぞ…!!」
(その正体がゆらりゆらりと近づいてくる)
(燃え盛る、巨大な炎)
(それは龍にもみえ、磔刑の魔女にもみえる)(影羅ならおそらく、この炎に見覚えがあるのではないだろうか)
(天界の火だ)
白の女王「逃げるぞ、勝ち目がない、駅まで走れ!」
ホゼ「でも猫って・・・」
シシロ「おそらくチェシャ猫でしょうね」
(と、そのとき部屋に猫の「笑い声」がする)
(おそらく、親方一行は聞き覚えがあるだろう)
30129 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 00:03:17 ID: +tFvNkOQcc
ラキットリエル「(『ジャバウォック』・・・一つ目の単語、ですね)
女王様、ジャバウォックとは?」
(走り出す)
圧「猫、ねえ・・・」
30130 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 00:06:46 ID: OJxXmgndE+
>>30123>>30126
(ゆっくり立ち上がりながら)
ローゴ「う、いてて……。それにしても猫ねえ……」
>>30128
親方「チェシャ猫、か。思い当たるものがあるな」
小楠「この笑い声、猫さんの声です」
親方「おお、聞き覚えがあるぜ」
小楠「ねこさーん、外にいるの?」
30131 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 00:13:00 ID: 3nKnWKR15O
>>30128
姫「今は姫で良いわ。この子の『嘘』に覆われている間は、私が自分で告白した人間以外には私は認識できないから」
―――
>>30128>>30129
影羅「天界の火なんてもんがあんで夢の世界にあんだよ!あと、駅ってなんのことだ!」
(女王に続いて)
(敬語なんてなかった)
―――
>>30128>>30129>>30130
マリア「猫さんには覚えがないですし~。蚊帳の外ですね~」
綾姫「そうじゃのう」
ベアトリクス「まあ良いじゃないのぉ」
30132 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 00:51:22 ID: efTjGlb9cy
>>30131
クレメンシー「では、姫君様にひとつ尋ねさせて頂きます。」
【その顔に普段の和やかさは見られない】
クレメンシー「……我らの道のもとで、何をなされたいのです?」
30133 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 20:23:08 ID: zmBifukVE7
白の女王「この世界では移動するにはすばやく動かねばならぬ!故に今から駅へ行く、早くあの怪物を振りきらねばならぬ」
(森が、焼ける、焼ける)
「それと、あの怪物も、来訪者と思うのだが・・・」
(そういえばつい最近この天界の火を、どこかで見たことがある)
(寒気の走るような邪悪な目線が突き刺さる)
(猫が外からよんでいる)
猫?「やあアリス、遅いじゃないか、こっちへおいでこっちへおいで」
(・・・灰嘘の声だ)
ホゼ「・・・猫ってしゃべるんだ」
30134 ななしのよっしん
2012/02/15(水) 21:18:33 ID: OJxXmgndE+
小楠「ふぃくしぃおにいちゃんの声です!」
親方「あいつ、猫だったのか?」
小楠「よくわからないけど……。
猫さんの笑い声におにいちゃんの声です!」
親方「外へ行ってみるぜ!」
ローゴ「やれやれ、忙しいな……」
(部屋を見渡して扉を見つけると)
(外へと跳び出そうと)
30135 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 19:02:15 ID: 3nKnWKR15O
>>30132
姫「ある人と約束したのよ。異能による一方的な支配じゃない、人が人としてあれる世界を創るって。なんとも非現実的な話だけど、私はそれを目指しているの」
(ふふ、と笑って)
姫「この子は大笑いしてくれたけどね。…そのために、まずは裏の世界の動揺を収めたいのよ」
―――
>>30133
影羅「…来訪者って、外から入ってきたって事か?ってことは…おいおい…勘弁してくれよ」
(凄い嫌そうな顔をしている)
影羅「向こうでも似たような事やってるけどよ、俺達…いくらなんでも俺にまで攻撃することねえだろ」
―――
>>30134>>30133
マリア「世界は広いですし~。喋る猫も居るんじゃないですか~?」
綾姫「猫又とかそう言う類じゃの」
ベアトリクス「ちょっと和風過ぎるんじゃないかしらぁ」
30136 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 20:22:41 ID: efTjGlb9cy
>>30135
クレメンシー「それは立派な心がけで御座いますな、姫君。……ですが、この道は修羅の道。
我らのような畜生に落ちぶれる覚悟はお有りですか?」
【瞳が輝きを帯びている】
クレメンシー「この道を阻むというなら、御兄弟だろうと手に掛ける覚悟はお有りか?」
30137 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 20:44:55 ID: 3nKnWKR15O
>>30136
姫「…ふふ、当たり前でしょう?」
(微笑みを崩さないまま)
姫「目的を告げた後に言うのもなんだけれど、貴方達はこの夢物語に付き合うつもりはあるのかしら?カノッサの掌握、裏社会の掌握、統治機構の改革…難題は山積みよ?」
30138 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 21:08:58 ID: zmBifukVE7
(そして垣根をこえ、少し離れた場所、猫・・・のコスプレをした灰嘘もといチェシャ猫がいた)
チェシャ猫「はろぅ、チェシャ猫だよ・・・申し訳ないが上演中はお静かに願い賜りたい、私の話を聴いてもらえるか、大勢の遅刻した来訪者<アリス>」
(丁寧にお辞儀をする、しなやかなその姿は本物の猫のようだ)
白の女王「恐らく役を演じさせるにあたり記憶を上書きさせられておる、元に戻すには赤の王<最初のアリス>を目覚めさせるほかない!」
(駅が、みえる)
30139 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 21:09:12 ID: efTjGlb9cy
>>30137
クレメンシー「我らはすでに畜生に落ちたと申しました。」
【再び何時もの微笑が戻る】
クレメンシー「散って逝った多くの同志の為にも、この死に損ないめは進まねばならぬのです。」
【平伏していた者達も頭を上げる】
クレメンシー「……それに、僅かながら私にも百年かけて作り上げた備えが有りますので。」
30140 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 21:50:42 ID: OJxXmgndE+
>>30138
親方「来訪者<アリス>?だと」
小楠「しーっ」
(親方に向けて口の前で人差し指を立てる)
小楠「ねこさん。聞かせてください」
ローゴ「……(付き合うしかなさそうだな)」
(腕を組みながら)
30141 ななしのよっしん
2012/02/17(金) 22:52:19 ID: +tFvNkOQcc
ラキットリエル「なかなか難儀ですね。
・・・駅ですね」
圧「猫・・・」
凝「(コスプレ・・・?)」
凶「いったい何が起きてるっていうんだ・・・」
30142 ななしのよっしん
2012/02/17(金) 23:17:57 ID: zmBifukVE7
チェシャ猫「うん、ありがとうお嬢さん」
「さて、今君たちは物語が狂っていることには気がついているかな?」
「そう、赤の女王は赤の王に殺されたのだ」
「由々しき事態である」
「ジャバウォックを倒すヴォパールの剣もないのだ」
30143 ななしのよっしん
2012/02/17(金) 23:25:16 ID: 3nKnWKR15O
>>30138>>30141
影羅「マジで面倒臭え事になってるじゃねえか。で、駅に着いたがこの後どうするんだ?赤の王とか言うのの所に殴り込みでもかけんのか?」
(考えが実に脳筋である)
―――
>>30139
姫「ふふ、そう。…その百年の備えと、『貴方達』、私は頼りにさせて貰ってもいいのかしら?」
―――
>>30140>>30138>>30142
綾姫「妾は西洋の物語には詳しくないのじゃが…王に女王が殺されるのはマズイ事なのかえ?」
マリア「さあ、どうなんでしょうか~?」
(阿呆である)
ベアトリクス「あのねぇ、物語の重要人物が殺されて大丈夫な訳ないでしょうよぉ」
30144 ななしのよっしん
2012/02/17(金) 23:45:28 ID: efTjGlb9cy
>>30143
クレメンシー「旅は道連れ、世は情けと言いますでしょう?」
【真っ直ぐ姫の顔を見つめ】
クレメンシー「……ここはどうか、お力をお貸し下さい。」
【そう言って、深々頭を下げた】
30145 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 00:05:49 ID: OJxXmgndE+
>>30142>>30143
小楠「はぅ……。ジャバウォックを倒さないとどうなるの?」
ローゴ「ジャバウォック……。本格的に『鏡の国のアリス』だな」
親方「つまりそいつらを全員ぶち殺せばいいと」
ローゴ「どうしたらそういう乱暴な結論になるんだよ……」
親方「まあそう簡単には行かないか。この世界は俺達の異能(ちから)がまともに使えるか分からんしな」
ローゴ「ああ……、そうかも知れん」
30146 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 00:14:36 ID: zmBifukVE7
チェシャ猫「おや、でもジャバウォックは倒せない、なにせ正体のないものはきれやしない!」
「だから、だ。どうか狂える赤の王のいる8升目までいって来てほしい、なあに列車の旅だ」
「途中の升は線路が壊れているから、帽子屋をたずねてお茶会までいくこと」
「いいね?ジャバウォックにあったらすぐ逃げよ」
白の女王「私が赤の女王から遺言を頼まれているのは、ハンプティダンプティのいる6升目まで必ずたどりつくこと、そこから先は線路が壊れているから、と」
「いいね、赤の王を眠りから覚ませ」
(赤い火が迫り、女王の体がこげる)
30147 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 00:44:04 ID: 3nKnWKR15O
>>30144
姫「こちらこそ、よろしくお願いするわね」
(微笑み)
姫「私は生きてきた年数だけは長いけれど、ずっと籠の中の鳥で世間知らずなの。貴方の様な人材と巡りえるのを待っていたのよ」
―――
>>30145>>30146
マリア「とりあえず帽子屋さんに会えばいいんですね~?」
ベアトリクス「そうみたいねぇ、ジャバウォックをかわしながら目的地を目指すゲームって感じの捉え方で良いんじゃないかしらぁ」
綾姫「どうせ言うほど楽な事ではないのじゃろうて…」
30148 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 00:58:53 ID: 3nKnWKR15O
―ブラン城・バルコニー―
ヘカテ「皆随分と盛り上がっていましたね、アレキスも楽しめましたか?」
(宴も終わり)
(彼女は満月の明かりの下、アレキスを伴ってバルコニーへと足を向けていた)
30149 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 00:59:16 ID: OJxXmgndE+
>>30146
小楠「はい。わかりました。8ます目なのです」
親方「列車ってことは線路や駅があるんだろ。どこにあるか教えろ」
小楠「おやかた、ねこさんにお願いしなきゃダメなのです」
親方「……教えてください」
小楠「ねこさんは一緒に来ないの?」
>>30147
ローゴ「ベアト、そこの姉さんの言う通りだぜ。
どうせこういうのはなにかとてつもない罠が仕込まれてるに違いないんだ……」
(ため息を吐きながら)
30150 ななしのよっしん
2012/02/18(土) 01:01:32 ID: efTjGlb9cy
>>30147
クレメンシー「身に余るお言葉です。」
【頭を上げる】
クレメンシー「……それで、他に何か御用は?」
【すでに何時もの和やかな顔に戻っている】
ほめた!
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ほめるに失敗しました。
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