3.1万
30181 ななしのよっしん
2012/02/20(月) 18:35:02 ID: efTjGlb9cy
>>30178
殿下「だったら、十個大隊くらい遣してくれてもいいのにな。」
摂政「当面の筋書きはこんなものかのう?」
クレメンシー「ああ、そろそろ実際に動いても良いかもね。……そうでしょう?」
【姫を見やる】
30182 ななしのよっしん
2012/02/20(月) 19:01:14 ID: +tFvNkOQcc
圧「さて、俺らはどうする?」
凶「早々に逃げ帰るのも癪だしな、調査もすべて終わるまでは帰れないだろうし」
劇「むしろ『終わるまで』出られないだろ。とことんいくぞ」
圧「さしあたっては・・・あのネエチャンたちについていくのが得策か?」
凝「異論なしです」
>>30155
ラキットリエル「ほかに手段もなさそうですしね、とりあえずそこを目的地と定めていいと思います」
(若干警戒しつつ、黒いナイフを拾い上げて)
ラキットリエル「駅だというなら来るものがあるでしょう。おそらく、汽車だと思いますが」
30183 ななしのよっしん
2012/02/20(月) 20:18:41 ID: OJxXmgndE+
>>30180
ローゴ「チェス盤が見当たらねえな」
(窓を開けて、中に入る)
ローゴ「鍵くらい掛けておけよ……」
(動きまわるチェス達を見て)
ローゴ「(こいつらも喋るんじゃねえか?)
済まんが、君たちのチェス盤はどこにある?」
>>30182
親方「何を話してるんだ?」
30184 ななしのよっしん
2012/02/20(月) 20:55:57 ID: zmBifukVE7
(白のポーンが飛び跳ねしゃべる)
「おおチェス盤は本棚の中」
「しかし先ほどおぬしらが降りてきたときにぐちゃぐちゃとまざりあってしまった!」
(・・・本の、山だ)
(・・・列車がくる)
(虫やらなんやらがわんさかと乗っている)
(勝手にドアが開く)
30185 ななしのよっしん
2012/02/20(月) 21:01:31 ID: OJxXmgndE+
>>30184
(堆い本の山を見て)
ローゴ「……こ、これ全部の中から探せっていうのかよ!!
しかもぐちゃぐちゃに混ざり合って……、これ、俺が入ってきた意味あるのか……?チェス盤がぐちゃぐちゃになったら意味ないんじゃ……」
(文句を言いながらもチェス盤を掘り出そうと)
30186 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 00:19:40 ID: zmBifukVE7
(まあ、すぐには見つからず)
(ごちゃごちゃとした中に)
(白のルークが躍り出て)
「まあまあ手伝いましょうか来訪者!」
30187 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 18:44:06 ID: OJxXmgndE+
>>30186
ローゴ「おお、すまないな……、そうしてくれたら有難い。お願いできるだろうか」
(本を掻き出す)
(掻き出す)
(掻き出す)
(掻き出す)
(掻き……)
ローゴ「なんで出てこないんだよ!」
30188 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 19:54:30 ID: 3nKnWKR15O
>>30179
ヘカテ「ごめんなさい、アレキス。祝賀の後にこのような話につき合わせるものではありませんでしたわね」
(そのアレキスの様子に気付いて)
―――
>>30181
姫「そうね、貴方達も随分準備を進めてきたみたいだし、そろそろ動いても問題は無いんじゃないかしら」
―――
>>30182>>30184
影羅「…すげえ混雑だな、なんかわけのわからん奴らも大量に載ってやがるし…。まあいい、あんたの言うとおり他に手段もなさそうだし、乗ってみるとしようぜ」
(列車に乗り込もうとする)
30189 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 20:24:35 ID: OJxXmgndE+
>>30188
アレキス「いや、そんなことはない。
今の状況を知ることが出来ましたから」
(ヘカテに微笑む)
(しかし、また険しい表情に戻り)
アレキス「……滅びを防ぐには、どうすればいいのでしょうか」
30190 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 20:29:58 ID: efTjGlb9cy
>>30188
クレメンシー「では、そろそろ我らも先へと参りましょうか。」
宰相「では、手筈通りに……。」
【各々、立ち上がり連絡を取るなりしだす】
摂政「姫様はどうなされる?何なら、この婆やの所へ来てもいいんじゃよ?」
殿下「いや、前みたいに帰ると思うぜ。」
摂政「……突っ込むな。ワシも期待はしとらん。」
30191 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 20:40:40 ID: zmBifukVE7
「もしかするともしかすると探すから見つからない?」
「見つからないから探すのか!」
「探しているから見つからないのか!」
(歌うように)
「そういえば本棚の上はまだですわ」
(背の高いひとでも届かないぐらい高い)
(列車の中、なんとか開いている席へと座ることができる)
(とりあえずは一休み、と声が)
30192 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 22:16:55 ID: OJxXmgndE+
>>30191
ローゴ「う、うえ? なんでそんなところに」
(次元を操って、自分の体を浮かせる)
(本棚の上を確かめようと)
30193 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 00:00:04 ID: zmBifukVE7
(・・・シロップがおいてある)
(ご丁寧に、飲んでとのカードつきで)
「何かありましたか来訪者」
30194 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 00:09:20 ID: +tFvNkOQcc
>>30183
圧「いやなに、これからどうするかって考えてただけさ」
劇「特に方針に急変もなさそうだけどな」
>>30188
>>30191
ラキットリエル「はいちょっと失礼しますよ」
(周囲に声をかけつつ)
ラキットリエル「・・・また次は忙しくなりそうですね」
30195 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 00:28:30 ID: 3nKnWKR15O
>>30189
ヘカテ「…今回ばかりは、わたくしもわかりませんわ、あまりにも不確定要素が多すぎますもの。未来を見る力を喪って居なければ、もう少し紐解くことが出来たのかもしれませんけれど」
―――
>>30190
姫「ごめんなさい、私はお暇するわ。この子の体であんまり貴方達と行動を共にするのは避けたいの。主導権をそろそろこの子に帰さないといけないしね」
―――
>>30191>>30194
影羅「小休止をわざわざさせるんだから、次は大変だろうな」
30196 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 00:43:18 ID: OJxXmgndE+
>>30193
ローゴ「……、いや、シロップがな」
(シロップを手に持って降りる)
ローゴ「アカラサマに怪しすぎるだろ常識的に考えて……(どうする……、飲んでみるか……? みまいか……?)」
(かなり悩み込んでいる)
―――
>>30194
親方「そうか。何が目的か知らんが御苦労なこったな」
―――
>>30195
アレキス「俺の眼にも余りにも断片的なものしか入って来ませんね……。
(俺が何かしなくちゃならんのかも知れないな……。クリシスやあの姉妹の事も気がかりだ……。
……フッ。俺には守らなければならないものが増えすぎちまったな。前なら『"人外の怨敵"をこの手に掛けるまでは』だったんだが)」
30197 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 00:50:23 ID: efTjGlb9cy
>>30195
摂政「うむ……では、ワシもしばし出かけてくるかのう。」
【戸を開けて、縁側の方へ】
殿下「じゃあ、十個師団が来る前に退散するか。」
【壁へ向かって歩き出すと、そのまま吸い込まれるように消えた】
勇者「しばしの間、御免。」
【他の者も去っていく】
クレメンシー「姫君も虚奈さんもお気をつけてお帰り下さい。」
【一人、見送りの為に残っている】
30198 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 19:46:49 ID: zmBifukVE7
「ここはぐいっと!」
「ぐいっと一発いっちゃってください旦那!!」
(囃し立てる)
(いったいなんだとおもって)
30199 ななしのよっしん
2012/02/23(木) 22:37:21 ID: OJxXmgndE+
>>30198
ローゴ「う、うむむ……」
(ローゴはヘタレであるが度胸が無いわけではない)
ローゴ「一か八かだ!」
(シロップをぐいっと飲った)
30200 ななしのよっしん
2012/02/25(土) 01:42:13 ID: zmBifukVE7
(・・・次の瞬間、ちいさなチェスたちと同じサイズになっていた)
「あら、やっぱりやっぱり」
(車掌がゆっくりやってきて)
「切符、拝見!」
(かちかちとならしてきた)
30201 ななしのよっしん
2012/02/25(土) 03:15:14 ID: +tFvNkOQcc
ラキットリエル「切符・・・」
(・・・一応、衣服をまさぐってから)
ラキットリエル「影羅さん、持ってたりしませんよね?切符」
(困ったような表情で影羅の顔をうかがう)
(さっきの黒いナイフを手の内でくるくる回しながら)
30202 ななしのよっしん
2012/02/25(土) 19:02:19 ID: 3nKnWKR15O
>>30196
ヘカテ「これだけ未来の状況が流動的では、全ての未来の分岐を網羅する負荷は尋常ではありませんからね。体が自然と情報をカットしているのでしょう」
(ふぅ…と溜息をついて)
ヘカテ「それに加えてアレキス、その様に断片的な未来しか見えないというのでしたら、貴方自身が分岐に深くかかわっている可能性があります」
―――
>>30197
姫「ええ、気を付けるわ。時間を取らせたわね」
(そう言ってクレメンシーに会釈すると、そこに居たのが『嘘』のように)
(姿が解けて消えた)
―――
>>30201>>30200
影羅「そのナイフが切符だー…なんて都合のいい展開はねえか?」
30203 ななしのよっしん
2012/02/25(土) 19:33:51 ID: OJxXmgndE+
>>30200
ローゴ「……! うわああああなんだこれは!!!」
(そのなけなしの度胸が逆噴射するのもローゴの特徴なのである)
ローゴ「どうすればいいんだよ! ちっちゃくなっちゃったじゃねえか!!
でか! この部屋でか!
てかおまえら『やっぱりやっぱり』ってことはわかってたんだな!!」
―――
>>30202
アレキス「俺が……、ですか」
30204 ななしのよっしん
2012/02/25(土) 21:40:06 ID: efTjGlb9cy
>>30202
クレメンシー「……これが白昼夢なら、覚めないでほしいな。」
【一人そう呟き、部屋を後にした】
青年「信じられないんですか?」
【出たところで、そう尋ねられると】
クレメンシー「……むしろ私は、罠でも踏みぬくよ。」
【そう答え、参道の人混みへと消えていった】
30205 鉄槌
2012/02/26(日) 00:58:21 ID: BO2xXUJFIe
(星蛇が倒れた後、鉄槌たちは。)
獅子「いや…しかし。」
梟「あの店主、結局白鯨には負けてたわね。」
白鯨「…食った、食った。」
鰐「ハッハッハ、いやー、俺のポケットマネーの2割は食うなんてな!」
赤亀「…春巻きで数十万なんてお勘定、初めて見たわ。」
(突如色を取り戻し、仮死状態が解除された世界を訝しみながらも。)
蜥蜴「それにしてもぉ、親方ちゃんたち、きっとやったのねぇ。」
獅子「…ああ、俺たちは事情が全く分からんが…」
(実に普通に、マッチ店主と別れた後、お目当てのホテルに泊まったのである。)
蠍「どーでもいーじゃねーかよ…
…眠ぃ。」
(しかし。)
サタン(……クフ、フフフハハハ…
悪意の娘と星蛇、我にとって邪魔でしかない2つが同時に潰えるとは!
しかも、これで世界の選択は、ただの罪人に成り下がった…。
…クククフフハハハハハハ!後々、じっくりと、ゆっくりと、舐めるように、じわじわと、よーくよーく、100回噛んで食べるように、楽しませてもらうとしよう…!)
(この大悪魔は、敏感に世界の変化を感知し、心の底から歓喜していた)
30206 ななしのよっしん
2012/02/26(日) 01:08:59 ID: +tFvNkOQcc
レフィア「・・・。
(『隠して』いましたね、あの店主。それだけしかわかりませんでしたが、それで十分というもの)」
(いつもの能天気顔で、思考をめぐらせながら)
レフィア「(ま、実にどうでもいい話か、この世界の滅びが去った事を素直に喜びましょうかね)」
グレシュディ「まだ頭がぐらぐらするぜ・・・」
レフィア「そんな事いうくらいなら寝てりゃよかったじゃないの」
30207 ななしのよっしん
2012/02/26(日) 02:05:21 ID: OJxXmgndE+
(北欧のとある雪深い地域)
(山の麓だった)
(麓の先は森林地帯、湿地帯となっており、人の気配は全くない)
(そんな山の麓を)
(彼はいつの間にか彷徨っていた)
(無精髭を生やしてはいるが若いのだろう。年の頃10代後半から20代前半)
(革の鎧と毛皮の肌着を着ていた)
「……君は……、なぜ……」
(そう呟きながら彷徨っていた)
(彼がいつから此処を彷徨っていたのかはわからない)
(ただ、最後の記憶は襲い来る白い雪と『彼女』の姿)
「……何故といえば」
(彼は、立ち止まった。あることに気づいたのだ)
「何故俺は生きているんだ? 何故死んでいないんだ?」
30208 ななしのよっしん
2012/02/26(日) 15:28:58 ID: efTjGlb9cy
>>30205
【鉄槌一行の居る部屋と同じ階のとある客室】
山神「じゃあ、何か有ったらこの部屋に来るんだよ?」
頬白鮫「は~い!」
【数名の隊員が集まっている】
山神「後、お前はウチのと一緒に当分ここで見張ってろ。」
馬「もちろん、任せて下さい!」
三橋「中務と刑部も、しっかり頼む。」
中務「了解です!」
刑部「俺らの故郷で好き勝手はやらせませんよ!」」
山神「……じゃあ、俺たちは戻るとするかね。」
【そう言って、部屋を後に】
三橋「結局、あの異変は何だったんですかね?」
山神「さあねえ……。まあでも、とりあえず今は第二師団の弔いが先だ。」
【そう答え、他に客の居ないフロアを足早に抜けて行った】
30209 ななしのよっしん
2012/02/26(日) 22:05:26 ID: zmBifukVE7
「ははは!!だんなだんな、だってそうじゃないと受け取ってやくれないじゃないですか!」
「小さくなれば落書きを頼りにさがせるんですぜ」
「そう、だれもチェス盤が大きなものときめちゃいない!」
「『駒のための地図』がおおきくちゃ意味がない!」
(落書き、本に大きいときには見えない無数の落書きがある)
(「蜻蛉図鑑、229p」)
(・・・・・暖炉の手前におちているものだろうか)
「ないのか!切符!」
(周りが大合唱をして)
「おやおやないのか困った子だね、車窓から捨てちまおうか」
「やめなさい子供が切符はかえない」
「自分の行く方向ぐらい分からないと!」
(がんがんとうるさく)
(カチカチならす音もうるさく)
30210 ななしのよっしん
2012/02/26(日) 23:40:03 ID: OJxXmgndE+
>>30209
ローゴ「お、おおお。そういうことか……!」
(本の落書きを見回しながら)
ローゴ「『蜻蛉図鑑』っていう本になにか書いてあるってことか……!」
(と、本の山を探す)
(体が思い切り小さくなったので、走って探した)
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。