50
31 ななしのよっしん
2022/07/23(土) 11:30:48 ID: pmBEc2h5Nd
>>28
危機感はともかく、ロムスキーも犬養毅も共に銃を突き付ける殺意丸出しの集団を前にしても、毅然と対応しようとした末に問答無用で射殺されてしまったというシチュエーションは五・一五事件をモデルにしているように見える。
32 ななしのよっしん
2022/11/29(火) 08:33:23 ID: DszmAb5NnK
政治的手腕は微妙でも、物語序盤で帝国軍に駐留されて崩壊したエルファシルの経済を立て直して、ラグナロックで同盟内の物流網が寸断された状態でもヤン艦隊を支える物資を抽出出来るロムスキーは内政の天才では?
33 ななしのよっしん
2022/11/29(火) 14:44:28 ID: lOsclFAvW0
ロムスキーが政治の全面にたったのってバーラトの和約以後のはずだから
経済立て直しとかは普通にそれまでに星系政府がやってたろうし
艦隊の物資はイゼルローンさえ押さえちゃえば一個艦隊くらい平然と維持できるからなぁ
34 ななしのよっしん
2023/02/22(水) 22:04:02 ID: 6sKlSQU6c5
実はヤンにとって一番有難い存在だった政治的指導者だよな
そりゃ政治的センスはなくてヤンを鼻白ませているけど、それでもヤンの行動には殆ど制限をかけていないし、その諫言(というかアドバイス)はほぼ全面的に受け入れている
いくらエル・ファシルの件があったとはいえ、外から見て軒を貸して母屋を取られかねないシチュエーションにありながらも(現にレベロはヤンがクーデターを起こして独裁者になることを強く警戒した)ヤンを全面的に信用しただけでも見事だと言えるよ
最期にしてもそうだし、少なくとも胆力はもっと評価されてもいい
35 ななしのよっしん
2023/06/04(日) 12:46:57 ID: YNV/4ehwRO
真面目にエル・ファシル300万人だと
自由惑星同盟の田舎の惑星って徴税にかかる費用のほうが
実際にとれる税金よりも多いレベルだろうし。
そんな状況だと上が同盟でも帝国でも文句言えない点は変わらないさね。
36 ななしのよっしん
2023/10/22(日) 01:29:54 ID: tnclAwd5oE
同盟政治家達は腐敗がまずあって、最後のレベロは変節が本当醜いものだったから、医師であり本業じゃない的に能力不足をどれだけ言及されようが、全然相対的に良く見えたな。
37 ななしのよっしん
2023/12/22(金) 14:14:06 ID: ZgxCicXltr
エルファシルを生きている間まとめられていた点は既に指摘されているが、「後世の史書でヤンを賛美するために、ロムスキーは殊更無能として描写された」という考察もあった。
物語上、ロムスキーはお飾りでヤンが実質的トップみたいに扱われているが、ヤンの本来の思想から見ればそれ自体非常におかしな話。
それを正当化するために、「ロムスキーはヤンに任せるしかない無能で、ヤンも任されざるを得なかった」と言う形を取ったという説。
38 ななしのよっしん
2024/01/24(水) 21:08:17 ID: Eok/LAXLAm
フジリュー版銀英伝のこの人やや出しゃばりに改変されてるな。事あるごとに代表は私だと主張して地球教徒に殺害される時も自分を差し置いてヤンの行方を問われた時ムッとして自分が代表だと言おうとした瞬間に撃たれてるし。
39 ななしのよっしん
2024/05/08(水) 23:35:38 ID: u9QOjs7/vt
ロムスキー達はそもそも能力以前に地位が足りないとは言えます。
原作の記述を見る限り、最高評議会議長経験者や委員長職などこ閣僚経験者もエル・ファシル政府のメンバーにはいそうもありませんから。
これでは軽く扱われても、いたしかたないところでしょう。
銀河帝国正統政府の場合だと、皇帝を擁立しているだけでなく、フェザーン高等弁務官の要職にあり、フェザーンの白狐の異名で知られたレムシャイドが政権トップにいましたから亡命政府としての体裁はありましたけど。
40 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 00:01:09 ID: L43rVTEh02
いや、民主主義国家である以上エル・ファシル政府が独立を宣言したとしても、民衆の支持が有る限り正当化は出来るでしょう。
能力の欠如に目をつむれば彼らの行動は問題無いですね。
まぁ、能力が欠如しているうえに事前準備が致命的に足りていないのは確かだけど
41 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 12:21:56 ID: u9QOjs7/vt
行動には問題はなくとも、それが支持されるかはまた別ですから。
たとえ民主主義国家でも政治には格式というものを無視できません。
例えば外交使節などでは大統領経験者とか首相経験者などの経歴がある程度役に立ちます。
ロムスキー達の中には中央政界で知名度のある政治家がいた様子はありませんし、中央政府での要職を経験した人もいた様子はありません。
だからエル・ファシルでは支持を集めても、エル・ファシルの外の人からの注目を集めることはできなかったのではということです。
だからラインハルトに限らず帝国・同盟を問わずヤンばかりが注目されて、エル・ファシル政府の影が薄かったのでないでしょうか?
これが例えば委員長経験者であるホアン・ルイなどのある程度の知名度のある政治家をトップにできていれば、ラインハルトなどもある程度は尊重したでしょうけど。
42 ななしのよっしん
2024/05/10(金) 00:03:20 ID: L43rVTEh02
恐らく同盟の著名な政治家が参加していたとしても行動が大差なければ軽視される事は避ける事は出来ないでしょう
帝国から見ればいつでも潰せる程度の勢力ですし
同盟からしてみても帝国の攻勢さえ凌ぐことが出来ればどうとでもなる程度でしょう。
言ってしまえば軽視されがちなのは能力不足と事前準備の不足に起因するわけだと言えます。
シリウス政権と言う前例も有りますし、同盟の建国も一介の奴隷であったハイネセンがリーダーとなって建国したわけです
両者とも前政権で重要なポストに居たわけでは無いですし、事前の準備が十分に整っていれば民衆からの支持も得られ対外的な支持も得られるわけです
民主主義とは誰でも政治家になれるというのが肝なのですよ
帝国は権威主義ですので、皇帝と言う権威が重要になりますが(レムシャイド伯では皇帝無しでは無理でしょうし、フェザーンの助力が無ければ亡命も出来たかどうか不明でしょう)
43 ななしのよっしん
2024/05/10(金) 00:22:56 ID: u9QOjs7/vt
誰でも政治家になれるのが民主主義ではあっても、やはりそれは理想論でしかない部分もあるのですよ。
ぽっと出の無名の誰かが突然現れてもそれだけでは支持は集まらないのが現実です。
やはりこういった政権に説得力を持たせて同盟市民などの支持を集めるにはそれ相応の名声か実績がないと困難ですから。
シリウス政権の中心人物も革命の主導権を握る前の地道な活動で名声か実績を積んだからこそ成功したのでしょうし。
この時点で同盟市民でさえエル・ファシル以外でどの程度が存在すら知っていたかも怪しいロムスキーらでは能力以前の問題だったという話。
やはりこの辺りは名声・実績・人脈などがないと成功しないのが現実という話ですよ。
44 ななしのよっしん
2024/05/10(金) 01:12:43 ID: L43rVTEh02
ロムスキーが本当に無名だったかどうかについては疑問符が付きますね
エル・ファシルでは一定の支持を得られていますし、それ以外の星系でも一定の知名度は有った可能性は有るでしょう
大阪の府知事が全国的に全くの無名ではないのと同じようにエル・ファシルの首相が同盟内で有名だった可能性も有るでしょう
結局の所、能力不足、事前準備不足が原因で有って中央政府の職員だから知名度が上がったり帝国や同盟から軽視されなくなるって事は無いと思いますよ。
エル・ファシル以外の人脈などは有る可能性も有りますし、能力が十分に有れば事前に他星系政府と協議し同時に独立、新政権の樹立が不可能では無かったと思いますね
十分な勢力を得られれば帝国も同盟も軽視はしなかったでしょう。
ロムスキー政権の問題点は事前協議なしで独立すれば他星系も自動的に追従してくれるという楽観視に有る訳で、
例え、ロムスキー医師ではなくホワン・ルイが首相であったとしてもエル・ファシルがトップになる関係上、誰も追従せず本編と大差ない結果になったでしょう。
45 ななしのよっしん
2024/05/10(金) 12:21:25 ID: u9QOjs7/vt
ロムスキー医師の知名度については不明ですが、原作の記述を見る限り星系首相ではなかった可能性が高く、全国レベルでの知名度は少なくとも独立革命政府主席に就任して他の星系の人々から支持されるほどではなかったでしょうね。
ホアン・ルイなどの中央政府での要職経験者がトップの場合は少なくともロムスキーがトップの時よりは革命政府を支持したからと言ってエル・ファシルし従うということではないと思わせやすくなるのも確かでしょう。
そういう意味でも、中央政府での要人をトップに擁立できなかったことが革命政府が影が薄くなった少なくとも原因の一つではあると思います。
そもそも独立革命政府樹立のような大きな出来事の成否の要因は一つではなく様々な原因が重なっているのが普通です。
能力と事前準備の不足が原因の一つであるというとこと、中央政界での要人をトップに擁立できず革命政府の正当性の乏しかったことを原因の一つであったとすることは必ずしも対立するわけではなく、両方とも要因の一つとした正しいということは十分あり得ます。
テストの選択肢問題と違って、選択肢すべてが間違っていたり、逆に選択肢全てが正しかったりということは普通にあり得るわけですから。
46 ななしのよっしん
2024/05/28(火) 21:38:45 ID: L43rVTEh02
>>45
ハッキリ言いましょう
>ホアン・ルイなどの中央政府での要職経験者がトップの場合は少なくともロムスキーがトップの時よりは
>革命政府を支持したからと言ってエル・ファシルし従うということではないと思わせやすくなるのも確かでしょう。
これ無理です
他星系と最初に協議していたのならまだしも独立した後では独立政府を支持するとエル・ファシルの下につくは同義になってしまうのです
新政府の本拠地はエル・ファシルに置かれている訳ですから必然的にそうなります
従って中央政府の人間が参加したからと言って結果は大して変わらないでしょう
また、革命政府の正当性ですが第一次ラグナロック作戦時アイランズ国防委員長が無防備都市宣言を許可する事でハイネセン以外の各星系が独立して中立国家(と言う名前の帝国の属国)になるのを防いでる所から考えても独立の正当性自体は中央政府の要人が居なくても担保出来ているでしょう
中央政府の要人を担保できなかったというのは大した要因ではなく他の要因と比較して無視してもいいレベルの物だったというのが事実では無いでしょうか?
47 ななしのよっしん
2024/12/14(土) 17:49:49 ID: LJFQZTWP4I
閃光のハサウェイの保健衛生大臣(「しかしねえ…」の人)と最期が似てるな
銃を突きつけられてるのにのんきに話しかけて射殺される
というかその保健衛生大臣にしろロムスキーにしろ銃を突きつけられてるのに全くビビってないよな
普通なら銃を向けられたら「ひいい殺さないで!」ってなるだろうに
ある意味すごい
48 ななしのよっしん
2025/05/22(木) 12:15:56 ID: 9IHTGSTVvq
「ヤン•ウェンリーはどこにいる!?」
「しかしね、君…エル・ファシル独立革命政府の代表は私なのだから…」
藤崎版では実際こんな感じだった
49 ななしのよっしん
2025/06/01(日) 13:49:50 ID: 6o2IOAWhe4
この人の不幸ってヤンとは違ってどのような形であれ後継者が現れなかったことだと思う
もしエル・ファシル独立政府の生き残りの委員の中に「私はロムスキー主席の遺志と独立政府を継ぐ」と言ってイゼルローン共和政府に協力する政治家が一人でもいれば能力は別としてもロムスキーも救われただろうが
実際には保身しかない政治屋どもが「全部ロムスキーの独断と暴走に巻き込まれた」と責任転嫁して切り捨てる始末
ある意味帝国正統政府と同じ末路になってしまった
50 ななしのよっしん
2025/06/02(月) 20:30:59 ID: 8hvDTFaTZB
>あなたたちがなにをのぞんでいるのか知らないが、銃をつきつけるとは非礼でしょう。まず銃をしまいなさい
「皮肉にも長所と短所の両面がよくも悪くも強く表れてしまった最期」
・長所
例え実銃を突きつけいきなり要求を投げ掛けるような相手でも
「たとえ要求そのものはどんなに正当であったとしても、銃を突き付け強要するようなやり方は正当性を損なう」
と臆することなく丁寧に道理を説き、具体的に相応しくない振る舞いを具体的に指摘し紳士的に接した
・短所
そもそも出会って真っ先に銃を突き付けるような奴は道理が通じるようなマトモな奴ではないと気付くべきだった
(更にラインハルトの人柄を少しでも知ってれば
「ラインハルト皇帝は会見の場を設けるふりをして騙し討ちを仕掛けるような卑劣な手は最も忌み嫌う」
「つまりこの帝国兵はラインハルトに列する正規の帝国軍の指揮系統を外れているか、ヘタすりゃ帝国兵を騙る賊の類」
とも気付けたはず)
か……
ほめた!
ほめるを取消しました。
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