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1 ななしのよっしん
2014/06/14(土) 11:42:26 ID: r532ln3S1B
>>co1870
記事立ておおきにです。
バベルの塔で言語が分けられたことも書かれてあって嬉しいです。
京都と青森や鹿児島との言語差は800年、琉球との差は2000年。これは方言周圏論あたりで実測できてる。
でも、朝鮮語と日本語との言語差は比較言語学でだいたい6000年と言われてますが、聖書によるとアダムとエバ最初の人類が誕生したのが約6000年前なので、この数値は嘘ということになります。
朝鮮語と日本語の言語差は陸伝いに徐々に変化していたったのではなくて、バベルの塔で神が言語を分けたためだと思います。
個人的には、バベルの塔のときに何語だったものがいくつの言語に分けられたのかを勉強したいです。
2 ななしのよっしん
2014/06/14(土) 11:45:31 ID: r532ln3S1B
>>このころは全ての言語の起源はヘブライ語であるといった誤った考えが広まっており、中世の学者全ては我らの言語の起源はヘブライ語であると信じて疑わなかった
うちに来ているキリスト教の人も、ヘブライ語が元だったと言っていましたが、間違っていたんでしょうか。
音素文字の発祥と歴史を調べれば、わかりそうな感じですが。
3 ななしのよっしん
2014/07/21(月) 19:49:11 ID: puklb3+c0j
>>1,2
言語学の勉強をするときは宗教観は必ず排しなければいけません
熱心なキリスト教の方々は比較言語学の成果を認めようとはしない傾向にあります
まず、ヘブライ語とは属している語族が違います。
また印欧語の音素や形態と昔のヘブライ語と比較しましてもどう考えても合わないのです。
文字はヘブライ語から直接ではありませんが、へブラ文字とローマ字はもちろん親戚関係にあります。
ただし、文字と言語の歴史は必ずしも合いません。文字ありきの言語など存在しないからです。言語の比較をするときは文字などといったことは一切考慮いたしません。
キリスト教徒の方はおそらくかなり信心深い方なのでしょう。キリスト教の信心深い方は聖書こそが正しいと考えている方が多いです。一部の人は人間の進化論すら否定しています。その方は宗教観にとらわれているので、そういった考えを持っているものと思われます。
4 ななしのよっしん
2014/07/21(月) 20:04:36 ID: puklb3+c0j
また
日本語と朝鮮語のことですが
昔の資料が圧倒的に少ないため、比較など到底できません
中国からの外来語、つまり漢語がとても多く、それによって駆逐された大和言葉の多さは計り知れません
数詞なんかがそうです。日本語の数を数える時、私たちは漢語の読み方をしています。20を「はた」、30を「みそ」、100を「もも」とはもう日常では熟語以外にも使わないことからも明白でしょう
さらに日本語はアルタイ語族と南方言語、つまり、オーストロネシア語族の混合であるというのが今の主流であります。たとえば複数形を作るときの畳語(山々、人々)ですが、これは南方の言語によくある特徴です。
私自身、古い韓国語(百済語とか)は知りませんが、知る限りでは畳語は見当たらないと思われます。
また、古い韓国語の資料などほぼ見当たらないため、比較などはほぼ不可能といってもよいでしょう
日本語と韓国語の起源が同じとはいまだ十分な議論の余地がありますが、今は関係ないとしておいたほうがいいのかもしれません
5 ななしのよっしん
2015/02/10(火) 22:19:51 ID: kWXAfHQiq9
>>4
日本語・琉球諸語と他の言語とを比較するに要する資料が少ないというのは、しょんぼりする話だなー
6 ななしのよっしん
2015/03/15(日) 20:46:22 ID: QrfSxmGlaT
確かに宗教の概念を取り込むと、何でもアリになってしまうなw
後付け設定し放題。
7 ななしのよっしん
2015/05/28(木) 17:46:39 ID: g9ubqG43DI
8 ななしのよっしん
2016/01/02(土) 20:25:13 ID: r28q2mXOEz
>>1の歴史観がガバガバ過ぎて・・・
バベルの塔の話はトーラー上の伝説なんだが
9 ななしのよっしん
2016/01/27(水) 00:02:50 ID: Rmfwp6fMnH
印欧語のページにもいたけど、今時バベルの塔云々って、どこの南部バプテストだよw
このページの説明も、いっそ中世の話は省いて、ジョウンズから書いたらいいんじゃない?
日本語の入門書で、一番いいのは神山先生の『印欧祖語の母音組織』かな。
ヨーロッパ好きで、学術書にもかかわらず欧米の論文みたいなジョークを多く交えてて読みやすい。
高津先生の本はもはや古すぎて、間違いも多く、入門には向かない。
あと、『マルティネの「印欧人」のことば誌』は必読。絶版になってるけど、神山先生のHPに無料でPDFで上げてくださってる。
10 ななしのよっしん
2016/04/15(金) 21:38:30 ID: AbBVWb4avu
バベルの塔が4500年前とか言ってる1の世界観だと、ざっと5000年は戻るヒエログリフとかどうなんだろう。純粋に興味本位で気になるw
11 ななしのよっしん
2016/09/24(土) 05:05:34 ID: R7vtXEU9Hy
クリウォヴィッチの綴りが間違っているので、どなたか修正をお願いします。正しくはKuryłowiczです。
それにしてもこうした細かい点を除けば、執筆された方の教養の深さが窺える内容で羨ましい限りです。特に概要の最後の部分など。
12 ななしのよっしん
2016/10/01(土) 00:18:21 ID: R7vtXEU9Hy
迅速に対応して下さった方、ありがとうございます。
13 ななしのよっしん
2017/02/17(金) 14:05:19 ID: a3q/TPIiDt
そういえば二人称複数形っていう活用を持ってる言語はこの世に存在しないの?印欧語ってあなたとあなた達の区別さえしてないんだが昔の言語や少数民族の言葉でそういうのあったりする?
14 ななしのよっしん
2017/02/17(金) 14:24:03 ID: EJorsdMjzn
>>13
現代英語はともかく、印欧語はふつう二人称単数と複数区別してない?
二人称複数が単数の敬称に使われることは多いけども
動詞だって二人称複数は独立した活用形持ってると思うけど……
15 ななしのよっしん
2017/02/27(月) 07:18:39 ID: hrffuQZLxq
ニコニコの言語学の記事はなぜか充実していてそこら辺はだいたい網羅されてるから一通り見てみるといいよ
16 ななしのよっしん
2018/04/25(水) 06:06:35 ID: HtGH49C2YP
17 ななしのよっしん
2019/11/01(金) 01:28:16 ID: kPgXk18Gj0
知っている限りだとポルトガル語(ヨーロッパ)には2人称複数の活用自体はあるけど、既に指摘されているように2人称単数の敬称として使う場合がほとんどで、そのまま「君たち」という意味で使っているのは北部の田舎の人たちだけ。
隣のスペイン語(ヨーロッパ)の2人称複数はそのまま「君たち」という意味で日常的に使っていたはず。
18 ななしのよっしん
2022/01/05(水) 07:03:15 ID: hrffuQZLxq
何十年も前に否定された古い説とかが普通に市井で語られることがあるから言語学者にはもっと積極的に最新の説を広めて欲しいと思う
でも言語学に興味ある人なんか少ないだろうなあ
19 ななしのよっしん
2022/07/28(木) 07:13:21 ID: dEZHA5Qruk
比較言語学は「うちの民族はあいつらよりも上」って選民思想になりやすい学問だからな
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