エンマーゴ

「エンマーゴ」とは、円谷プロ製作の空想特撮シリーズ「ウルトラマンタロウ」に登場した怪獣化した閻魔大王らしきものである。

通称は「えんま怪獣」

※映画「ウルトラマン物語」には、ウルトラマンタロウの陽動役として人語を話す個体が登場する。

えんま怪獣：エンマーゴ
登場作品	ウルトラマンタロウ
サブタイトル	第14話 「タロウの首がすっ飛んだ!」
体長／全長	52メートル
体重	45000トン
出身地	地球（地獄？）

概要

ウルトラマンタロウ第14話「タロウの首がすっ飛んだ!」に登場する。

外観はどうみても閻魔大王。

江戸時代に出現し、奥多摩の土地神であるお地蔵様により封印されていたが、造成地の工事中に発見されたお地蔵様を、たまたま奥多摩にきていた健一少年達が夢で見た警告を聞かずに地主が家に持ち帰った事から、封印が解けて原題に姿を現した。

ウルトラマンタロウの首やスカイホエールの翼を切り落としたこともある鋭い刀を右手に持ち、左手にはストリウム光線の直撃に耐える強固な盾を装備している。

口からは動植物を殺す黒煙を吐き、ZATの地雷作戦もむなしく周囲の木々や動物達を死滅させていった。

東光太郎が変身したウルトラマンタロウと対峙した際は、どうみても失敗フラグな早いタイミングで放たれたストリウム光線を受け止め、浴びせた黒煙でウルトラマンタロウの動きをとめると、ウルトラマンタロウの首を切り落とした。

しかしお地蔵様の力によりウルトラマンタロウが復活すると、六地蔵の一つを現す梵字により動きを封じられたエンマーゴは、ウルトラ念力により首を飛ばされ、動きがとまったところをストリウム光線によって身体を破壊されると共に首も炎上して撃退された。

切断に定評があった頃の円谷プロとは言え、ウルトラマンタロウの首が飛ぶというシーンは、能天気さと解りやすさで児童層を意識したウルトラマンタロウにおいては屈指のショッキングシーンだった。
だいたい、サブタイトルからして直球かつ猟奇的である。 

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