ドラゴンクエストII

『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』とは、エニックス（現スクウェア・エニックス）より発売されたRPGである。
前作ドラゴンクエスト(第1作)の約100年後の世界が舞台になっている。
略称はドラクエ２、DQ２。タグはドラクエ２がよく使われている。

概要

『ドラゴンクエスト』（初代）に引き続き、「復活の呪文」を採用している。
しかも最大で52文字にもなり、「゛」と「゜」の間違いが大変な命取りとなることで有名。

本作より仲間が加わるようになり、最大３人パーティで冒険が可能になった。仲間が３人になった際、フィールドＢＧＭが変更になるなど印象的な演出も行われている。（ドラクエ４でも似たような演出がある）

シリーズ最難関といわれるほどゲームの難易度が高く、終盤は苦戦を強いられる。
容赦の無い敵の攻撃（全体攻撃連発はおろか、ザラキ連発も）、頼りにならない伝説の二人目、そして初見では鬼畜とも取れるダンジョン（無限ループ構造）など。
発売まで時間が無く、詳細なバランス取りをしている時間が無かったという噂も聞こえる。

ロンダルキアの洞窟では多くの勇者が落とし穴にかかったが、実は壁を右伝いで辿っていけば大丈夫という落とし穴があった。

FC版では薬草が15Gと他シリーズに比べて高額の設定だったが、SFC版では10Gまで値を下げている。
ラスボスもベホマを使うと言うことは古参ゲームファンの間では有名。だがそれ以前にロンダルキアの洞窟辺りで詰んだ少年世代も少なくないだろう。

後にドラゴンクエストⅠ＆Ⅱとしてリメイク。この際は以前の鬼畜難易度が大分改善されている。敵の陣容が抑えられ、全体攻撃（と言うかザラキ）を使ってくる敵が一度に大量に出ることが無くなったり、サマルトリアが重装備可能になったり、ベギラマが強くなったりしたが、敵のベギラマも強くなってしまったと言う新たな落とし穴も出来た。
ちなみにロンダルキアの落とし穴は、ＳＦＣの向上したグラフィックの都合上「穴と穴の間」を歩いていけば全く意味の無いモノになっている。

パーティーメンバー

ローレシアの王子	本作の主人公、呪文は一切使えないが抜群の攻撃力を持つ戦士タイプ。
サマルトリアの王子	戦士と魔法使いの両方の特徴を中途半端に併せ持つ万能タイプ。よくいえば器用貧乏。
ムーンブルクの王女	力やHPは少ないが強力な魔法を覚える。すばやさが高くMPも豊富な魔法使いタイプ。

 

名前変更

 

●ファミコン版
～冒険を最初から始める場合～
ローレシア王子（主人公）の名前を決めるときに、スタートボタンとセレクトボタンを同時押ししながら、おわりを選択する。

～途中で名前を変更する場合～
復活の呪文の入力後に、スタートボタンとセレクトボタンを押しながら、おわりを選択する。
　
　※名前データーは復活の呪文に保存されないので注意。
　
●スーパーファミコン版
　冒険の書を選ぶ画面で特定のコマンドを入力することにより名前を変更することができる。

名前	コマンド
サマルトリアの王子	左＋(X、L、R)＋スタートの同時入力
ムーンブルクの王女	右＋(X、L、R)＋スタートの同時入力

●ゲームボーイ版
　冒険の書を選ぶ画面で特定のコマンドを入力することにより名前を変更することができる。

名前	コマンド
サマルトリアの王子	左＋A＋スタートの同時入力
ムーンブルクの王女	右＋A＋スタートの同時入力

関連動画

アドリブ神によるフルボイスプレイが好評を博した。


イボーン(ケイ)氏によるガチで無知な民の実況プレイ動画。


えーシリーズ。ＲＰＧツクールで作られたドラゴンクエスト２風の作品。


アリアハンの人によるドラクエ２。福引き券による錬金で道具屋涙目。

もょもとでプレイ。ハーゴン討伐までのシリーズ。

復活の呪文入力時に流れる曲。牧野アンナにより『Love Song 探して』という曲名で歌われた。


ドラクエ２のエンディングは『この道わが旅』という歌でダイの大冒険のEDにもなった。


シムズでドラクエ２のオープニングを再現。臭そう…ってか突っ込みどころ満載。


TASさんによる日本語版ドラクエ２。（FC版/SFC版/GB版）

関連商品

関連項目

• ドラゴンクエスト
• えーシリーズ