聖遺物の発するアウフヴァッヘン波形がある限り、私は何度だって世界に蘇るッ!
どこかの場所、いつかの時代ッ!
フィーネ(戦姫絶唱シンフォギア)とはとは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアシリーズ(戦姫絶唱シンフォギア / 戦姫絶唱シンフォギアG)に登場する重要人物である。
また、同時に作中における特定武装組織の自称名称でもある。
この記事は、戦姫絶唱シンフォギアシリーズの世界の根幹にかかわるネタバレ成分を多く含んでいます。 ここからは先は自己責任でお進みください。 |
世界中の人類の遺伝子構造に潜み、
アウフヴァッヘン波形に呼び覚まされるたびに蘇る先史文明期の巫女。
その名は「終わり」を意味している。
フィーネの末裔は、世界中に存在するが、
同一時間上に存在するフィーネは、その魂の数と等しくひとりである。
約三ヶ月前、月の破壊を目論み、
シンフォギア装者たちと激突したフィーネの身体は、
立花 響とデュランダルから繰り出されたSynchrogazerの一撃を受け、
融合したネフシュタンの鎧と共に機能不全となり、崩壊する。
だがこれは、「フィーネの死」を意味するものではない。
世界中にはフィーネの末裔が存在し、
彼ら彼女らが、聖遺物が起動する際に放つアウフヴァッヘン波形に接触すれば、
その機会の数だけ、新たなフィーネが誕生し続けることとなる。
それが如何ほどの確率で生じる「偶然」であるのか定かではないが、
なおもフィーネは、永遠の刹那に存在し続けているのである。
――「戦姫絶唱シンフォギアG」公式サイトより
アニメ第一期における恋するラスボスである。
聖遺物と人類がある限り無限に蘇る過去の亡霊。
シンフォギアの世界においては偉人や英雄の多くがフィーネであったことが本人によって語られている。
彼女のすべての行動は創造主に自身の想いを届ける為の下準備である。
第二期ではフィーネを名乗る謎の武装集団が登場する。詳細は下記参照。
もうずっと遠い昔、あの御方に仕える巫女であった私は…
いつしかあの御方を、創造主を愛するようになっていた。
だがこの胸の内の想いつげることは出来なかった。
その前に私から、人類から言葉が奪われた。
バラルの呪詛によって、唯一創造主と語り合える統一言語が奪われたのだ。
私は数千年にわたり…たった一人、バラルの呪詛を解き放つため、抗ってきた。
いつの日か統一言語にて、胸の内の想いを届けるために…
先史文明期の人類(ルル・アメル)の巫女であり、創造主(カストディアン)への強い愛慕から、未来永劫にフィーネを再誕させ続ける輪廻転生システム、リインカーネイションを構築し暗躍してきた人物。
後の代のフィーネはリインカーネイションによりフィーネとしての自我や知識を上書きされた人物たちである。
なお、リインカーネイションの特性としてフィーネに目覚めた者の内面すべても次代のフィーネに引き継がれるという特性を持っている。
胸の唄を信じなさい。
アニメ第一期・戦姫絶唱シンフォギアにおけるフィーネの継承者。
シンフォギア、及びLiNKERの開発者でもある。
元々研究者だったことも手伝い、フィーネの知識を得たことにより広範囲な分野で突出した研究者として名が売れ『櫻井理論』を構築するまでにいたる。
古代人フィーネの子孫であり、12年前の翼の起動実験立会い時に、起動した聖遺物の波動により遺伝子の中に刻み込まれていたフィーネの力と記憶が覚醒。以後は櫻井了子として表向き振る舞い聖遺物の研究を行いつつ、裏でフィーネとして目的のために暗躍していた。
覚醒時点で意識は完全にフィーネの物になったが、櫻井了子としての記憶もまるごと残っているため、櫻井了子を完璧に演じることができる…というよりフィーネであり櫻井了子でもある。そのためかフィーネはシンフォギアについては為政者に見せるための玩具と位置づけるはずが、研究者として融合体が絶唱を放った際にどうなるか興味を惹かれる場面もある。
肉体についてはフィーネの姿に変身出来る他フィーネの能力であるノイズの召喚と力場の発生が可能だが、それ以外は基本的に普通の人間と変わらない。しかし10話にてネフシュタンの鎧に自身を融合させ(食い尽くさせ)、響に続く聖遺物と人間の融合体二号となりほぼ無限の再生力を得た。
利用するためではあるが雪音クリスを引き取り育てたことから、事実上のクリスの育ての親でもある。
最終話にて、ネフシュタンとデュランダルの対消滅にて敗れ去るが、あくまで自分を了子として見て信じ未来を託す響の姿がフィーネの心を動かしたのか、フィーネは響に「櫻井了子」として言葉を遺し塵となった。
程なく「櫻井了子」としての記憶を引き継いだ「次世代のフィーネ」が出現することとなった。
漫画版では、ギアを纏った万全の状態の風鳴翼を(バリアこそ使ったが)全裸で圧倒するというOTONAじみた戦闘力を見せた。その後、立花響が現れて二対一となるとネフシュタンの鎧を纏う(まだ融合はしていない)が、その直後に響と翼の合体技を受けて敗北している。
相変わらずなのね。
アニメ第二期・戦姫絶唱シンフォギアGにおけるフィーネの継承者である。
古代人フィーネの子孫であると同時に、人工的にフィーネを出現させる器としてFISによって育成されたレセプターチルドレンの一人。歴代フィーネの中でもシンフォギア装者でもあったのは現時点では調のみである。
イガリマの攻撃から調を庇い、フィーネとしての魂は再び深く沈んでいった。
個人の詳細については月読調の記事を参照。
アニメ第二期・戦姫絶唱シンフォギアGにおける世界の救済を目的とした悪の弱小組織フィーネ団である。
F.I.S.(Federal Institutes of Sacrist = 米国連邦聖遺物研究機関)に所属していた研究者二名と組織の観測対象であったレセプターチルドレン三名、計五名によって構成された組織である。
その目的は古代遺産であるフロンティアを浮上させ、月の落下を防ぐことにより世界を救済することにあった。
マリアの纏う「ガングニール」、調、切歌の「シュルシャガナ」と「イガリマ」。
エアキャリアに搭載され、未来が纏うことになった「神獣鏡(シェンショウジン)」。
そして、かつてセレナが纏い、破損した白銀のシンフォギア。合計五つのシンフォギアを保持していた。
これらはすべて櫻井了子によって作成された純正のシンフォギアである。
それとは別に純粋な機械アシストのみによって聖遺物を駆動する独自の技術体系と、ウェル博士の開発した新型LiNKERを駆使した。
その一方で話が進むにつれてアジトを失い放浪し、298円のインスタントラーメンを購入するにも思い切りが必要なほど財政的に困窮し、母国であるアメリカからは情報隠匿のため殺害目的で追い回される他、多くの視聴者の涙を誘うほど追い詰められていった。
しかしながら、結果だけを言うならば彼らの尽力もあって月の落下を防ぎ世界が救われたのは事実である。
なお、二課はフィーネとは呼ばずF.I.S.と呼称している。これはフィーネを敵と思いたくない二課のこだわりである。
戦姫絶唱シンフォギアのキャラクター | |
---|---|
第1期 | 立花響 - 風鳴翼 - 雪音クリス - 天羽奏 小日向未来 - 風鳴弦十郎 - 櫻井了子 - 緒川慎次 藤尭朔也 - 友里あおい - 板場弓美 - 寺島詩織 - 安藤創世 |
第2期 | マリア・カデンツァヴナ・イヴ - 暁切歌 - 月読調 - セレナ・カデンツァヴナ・イヴ ナスターシャ教授 - ウェル博士 - 斯波田賢仁 |
エネミー | ノイズ - フィーネ |
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最終更新:2024/05/04(土) 16:00
最終更新:2024/05/04(土) 16:00
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