ライブドア 単語

80件

ライブドア

3.8千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 2988429 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

ライブドアとは、

  1. 無料によるインターネットサービスプロバイダーISP)を行っていた企業→旧ライブドア
  2. 1.を吸収したインターネット事業、融事業会社。オン・ザ・エッヂ→ライブドア→LDH
  3. LDHよりインターネット事業を分割して設立した企業。→データホテル
  4. LINE株式会社運営するポータルサイトブログブランド名。

1.について

1999年に設立され、当時接続料などの料が必要であったISP事業に無料を謳って参画して話題となった。
ただし使用するブラウザーは専用のもので、画面にはバナー広告が常に表示されるものであった。つまり広告料を以て接続料分をまかなっていた。
2000年にはしげるヒロミ、神田うのCMに起用して大々的に宣伝した。 

しかし、広告契約数が足りず赤字を出し続け、さらにはADSLファイバーによる常時接続が普及することで従量課金電話線接続が減少するめどがでたため、民事再生法を適用して倒産した。

2.について

1996年に、堀江貴文らがベンチャー企業オン・ザ・エッヂ」を設立、Webサイト制作や有料メールマガジンの配布、バー広告データセンターなどで事業を伸ばしていった。

2000年マザーズへ上場すると、Eコマースを中心とした融事業に進出、これが後の買収事件、券取引法違反事件の引き金となる。この融事業でさらに業績を伸ばすと、他の業種の買収へと取りかかっていく。

2002年に旧ライブドアより事業と商標を譲り受け、2004年にライブドアと称した。このころより、プロ野球の新球団設立に名乗りを挙げたり、ニッポン放送買い占めて敵対的買収をはかるなど、表舞台立つようになった。 

2006年に、券取引法違反により堀江逮捕され(後述のライブドア事件を参照)、後任には弥生株式会社社長であった平松三が就任した。

2007年に社名を変更(ライブドアホールディングスLDH)、ほとんどの事業を新たに作った子会社株式会社ライブドア」に移したが、2012年にライブドアはNHN Japanに吸収合併、[1]その後LDHは清算し、企業としてのライブドアは消滅、ブランドとしての「ライブドア」が残った。

3.4.について

本社は、東京都新宿区西新宿所在する。代表取締役社長は出澤剛。2007年4月2日に「株式会社ライブドアホールディングス」(現 LDH)へ商号変更。また、ポータルサイト事業などを分社化し、新たに「株式会社ライブドア」を設立した。

2010年韓国企業NHN」の日本法人である「NHN Japan」がライブドアの買収を発表し、これによりライブドアのサービスや系列企業NHN下に入ることとなる。
2012年現在、ライブドアは「株式会社データホテル」に社名変更しているためすでに会社としては存在していないが、「ライブドアのブランドサービスは引き続き使っていく(NHN)」とのことで、ライブドアが運営管理してきたサービスは今も健在である。

特徴的なサービスはいくつかあるが、代表的なのは「livedoor Blog」と「livedoor したらば掲示板」であろう。
ブログ日本国内では2番ユーザー数が多く、有名人も多い(1位FC2)。
したらば掲示板も、2ちゃんねると同等の機を持つレンタル掲示板としてユーザー数、人気共に高い。

主なサービス

livedoor Blog

ライブドアのサービスの1つで、ランキング2chまとめブログが独占状態。元社長だったホリエモンブログは、逮捕後に「livedoor社長日記」から「堀江貴文日記」に名前が変わり、最終的には削除されているが、今はTwitterツイートがまとめられたブログが作られている[2]。あとAV女優が多い。

したらば掲示板

2ちゃんねるライクな掲示板。一企業運営している掲示板なので、誹謗中傷などは管理人削除していなくてもライブドア側が対応することもあるらしい。

ロケタッチ

Foursquareパクリと同じソーシャルネットワーキングサービス。小さなサービスだったが2012年1月末にはライブドアのコンテンツだったlivedoor グルメを吸収するまでに成長。

2015年6月30日サービス終了

livedoor ニュース

Yahoo!ニュースべるとエロい下にBLOGOSという硬サイトがあり、ニコ動にもチャンネルを開設している。

Cure

日本最大級のコスプレコミュニティサイトニコファーレイベントを開催した事がある[3]

livedoor Reader

RSSリーダー。競合が少ないのでよくGoogle リーダー較される。「Page2Feed API」という別サービスを経由すればRSSフィードがないサイトも登録可
2014年10月サービスの終了を発表したが運営dwangoが引き継ぎ、2014年12月よりLiveDwangoReaderとして再スタートしている。[4]

その他のサービスこちらexitを参照。

ライブドア事件とライブドア・ショック

同社をる上で欠かせない一連の事件のこと。ここでは大体の内容を簡略に記す。

ライブドア初代社長堀江貴文ホリエモン)は非常に野心的な性格をしており、その性格は旧ライブドア社から営業権を譲り受けた後に拡大することになる。事件前のライブドア社は飛ぶを落とす勢いで急成長しており、近鉄バファローズを買収しようとしたり、ニッポン放送(=フジテレビ)の株式を取得して実質的に買収しようとしたり、故郷・福岡の議員(自民明)として選挙に立補したりと色々精的な活動を行っていた。
この行為をして、厚顔恥と言わんばかりに財界や政界など八方に手を出すホリエモンの躍進に脅威を抱く者が少なくなかったという。

2005年日経平均株価回復日本経済回復ともみなされていた頃、ホリエモンソニー社までも買収しようと策動していた。しかしその頃、東京地検特捜部はホリエモンの「しっぽ」を掴むのに躍起になっていた。この頃に行われたリストラにより不満を持っていた者からの情報提供もあり、ついに2006年1月16日にライブドア本社及び堀江貴文自宅に宅捜が行われた。罪状は券取引法違反(偽計、風説の流布)であった(余談だがこの後各メディア2chなどのネット上で「風説の流布」が流行になった)。

この一連の騒ぎをが知らないわけがなく、翌17日には大量のライブドア(及び関係各社)の売り注文が殺到し、さらにライブドアが発行した代用有価券の掛(つまり券の担保価値の割合)を引き下げるとの説が流布されるに至り、狽売りや思惑売り、信用手仕舞い売りなどが乱発し、株式市場は大幅な、あまりにも大幅な下落を見せた。ライブドア価は3日続けてストップ安を記録し、約定件数も連日390と東システム的な限界(400万件)に迫らんばかりの綱渡りを強いられた。
最終的に、事件直前は700円であったライブドアの価は4月の上場止の頃には90円台まで値下がっていた。

当然これで泥をかぶらない人間がいないはずがなかった。ライブドア社は価総額を上げるために、通常数単位で販売される株券を1から売り出していた。そのため、この時代の日本の個人投資の多くは多かれ少なかれ"ネットの寵児"ライブドアのに手を出していたが、その多くが強制捜に至って文字通り狽し、ライブドアを売り払おうと躍起になったのも不幸だった(1売りも1件のため)。
これに乗り遅れ、投資恐怖の「追加保」を請された者も少なくなく、この事件に乗り遅れて途方もない追(個人で1000の追を請された者も…)を負わされたは生死も定かならない領域、つまり樹海に行く羽になった。

かつて日本経済回復ネットビジネス徴とも見られていたライブドアが、わずか3日で大量の不幸人間を生み出したこの一連の騒動は、経済事件の例によってニクソン・ショックをもじった「ライブドア・ショック」と呼ばれるようになったのである。

コピペブログの総元締め

ニュース速報板の移転騒動の発端となった第二次ブログ連戦争の際、ライブドアがコピペブログの総元締めであることが明らかになった。
2009年痛いニュースハムスター速報はちま起稿ゲーム速報など、数多くのアフィブロガーをイベントなどでライブドアブログに集めて契約を結び、下のブロガーに企業希望する商品の記事を書かせていた[5]

詳しくはこちらを参照exit

関連動画

関連商品

関連チャンネル

外部リンク

関連項目

脚注

  1. *「ライブドア」の社名消滅、オン・ザ・エッヂ時代からの歴史を振り返るexit 2011.11.8
  2. *六本木で働いていた元社長のDVD千本ノック/twitterまとめブログexit
  3. *コスコレ!|ニコニコ動画exit_nicovideo
  4. * 【重要】livedoor Reader 運営元変更のお知らせ - Live Dwango Reader 開発日誌exit
  5. *ブロガーアライアンスの詳しい内容はこちらexit

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/04(土) 15:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/04(土) 15:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP