『竜槍』とは、サガシリーズに登場する強力な槍の名称に付く接頭語である。
サガシリーズに登場する槍の一種であり、「槍の中では1・2を争う強さを誇る」「強力なドラゴン系のモンスターが落とす」などの特徴がある。基本的に入手方法は敵のドロップしかないので、このアイテムを取るために多くのドラゴンが乱獲されることになる。
以下に作品ごとの名前と特徴、入手方法などを記す。
「竜槍ゲイボルグ」
記念すべき竜槍の初登場作品である。神槍ロンギヌスの45に続き槍として2番目の攻撃力44を持ち、武器固有技の「下り飛竜」は槍技の中で最も高い威力を誇るため、実質的に最強の槍。
氷竜、雷竜、火竜、黒竜が落とすが、この中で氷竜は大氷原にいくらでも出現するため繰り返し戦いやすく、竜槍の中では入手は楽な部類だといえる。
なお、ゲイボルグの語源はケルト神話に登場する槍である。
「竜槍スマウグ」
他の槍が30台の攻撃力のなか、ただ1本だけ攻撃力45という圧倒的な数値を持つ。この数値は全武器の中で最も高い。武器固有技として「スウィング」「ラウンドスライサー」の2つを持つが、このうちラウンドスライサーは、武器レベルが上がると驚異的な威力を発揮する「分身技」に属する。レベル40以上で使った場合、無双三段などの技を遥かに超える威力を叩きだす。
各種のドラゴンルーラーがドロップするが、ドラゴンルーラーはほとんどが固定ボスであるため繰り返し戦うことが出来ず、通常のプレイで入手したことがある人間はかなりの幸運の持ち主であるといってよい。氷銀河のドラゴンルーラー(白)が、氷の剣を取らずに画面を切り替えると復活するのを利用し、倒す→画面切り替えを繰り返しドロップを狙うという方法が一般的。この方法を使えば複数入手することもできる。
なお、スマウグの語源はトールキンの小説「ホビットの冒険(指輪物語の前日譚にあたる)」に登場する竜の名前である。
「竜槍マリストリク」「竜槍ケレンドロウズ」
初代ロマサガのリメイクであるミンサガには、竜槍はマリストリクとケレンドロウズの2本が登場する。
マリストリクは衝槍に属し、攻撃力は衝槍の中で最も高い40、ケレンドロウズは打槍に属し、攻撃力は38でウコムの鉾の40には劣るが強力な武器である。2本とも武器の耐久度ではなく使用者のLPを消費する武器であり、マリストリクは火属性、ケレンドロウズは風属性の術具であるという特徴を持つ。ミンサガには武器を適材により強化するシステムがあり、2本とも2段階の強化を重ねることで竜槍から「冥槍」へと変化する。冥槍まで強化した場合の攻撃力は全武器の中でもトップクラスであるが、LP消費がとんでもなく激しくなるという反動もある。
マリストリクはレッドドラゴンが、ケレンドロウズはシルバードラゴンが落とす。両方ともイベントの途中で必ず戦うことになり、イベントランクでイベント自体が消滅することも無いため戦闘は容易だが、一度勝利すると2度と戦えないため、竜槍を落とさなかった場合はリセット&ロードを繰り返すことになる。他に発掘という入手方法もあるにはあるが、こちらはドロップを遥かに超える低確率であり、「狂人」と呼ばれるほどの途方も無い試行や乱数調整が必要。他に発掘でしか手に入らない極レア武器もあるため、わざわざ竜槍を発掘で狙う意味は皆無である。
なお、マリストリク、ケレンドロウズ共に語源は海外の「ドラゴンランス」という小説に登場するドラゴンの名前である。
サガフロンティア2には「邪龍ウロボロス」という槍が登場する。竜ではないが龍の名を冠し、低確率のドロップでしか入手できないなど、竜槍との類似点が多い。
また、リメイク版のsaga2、saga3には「竜槍ロンギヌス」という槍が登場する。ロンギヌスは神槍だろうと(ry
saga2においてのロンギヌスは竜神のドロップまたは魂の暗域でランダム入手、saga3のロンギヌスは合成で入手することになる。saga2では条件を満たせばかなりの高確率で入手でき、saga3では合成の材料さえあれば確実に手に入れられるため、入手難易度は低く、また武器としてもより高い威力のものが多数存在する。
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最終更新:2024/05/09(木) 00:00
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