薩摩川内の皆様、こんにちは。自由民主党総裁の安倍晋三でございます。本日は平日、大変お忙しい中、宮路和明頑張れ。その気持ちで街頭に足を運んでいただきました皆様、本当にありがとうございます。宮路さんもそして奥さんも感激でおそらく胸がいっぱいなんだろうと思います。実は宮路さん、当時農林水産省を勤めていたんですが、24・5年前だと思いますが、私の親父、安倍晋太郎、当時は元気でした。そしてその親父の安倍晋太郎が「宮路さん、ぜひ政治家として俺を助けてもらいたい」とお願いをして国政に出てもらったのが宮路和明さんなんです。当時は私は親父の秘書を勤めておりました。その時始めて宮路さんにお目にかかった。当時はもう23年か5年ぐらい前だから、だいぶ若々しい青年宮路和明だったんですよ。でも今まだそのときの青年の志は持ったままであります。外見は少し変わりましたが、むしろこの年月が宮路さんをさらに深みのある大きな政治家にしたんだろう、私はずっと宮路さんに指導していただきました。一番大変だったのはやはり奥さんだと思いますよ。宮路さんってのはまじめですから、一生懸命政策を作っていく。議員立法っていうのはすごいんですね、たとえば鳥獣被害、これを食い止めるための議員立法を宮路さんが作ってくれました。私の地元でも一生懸命畑を作っている人たちがいのししや鹿、あるいはサルの被害で困っていた、これに対してこれを駆除するための支援、それを確保する法理を作ってくれたのが宮路和明さんなんです。たくさんたくさん法律を作ってくれた。まぁ法律を作るのに忙しくて、時には愛想が無いときもあったかもしれない。でもそれを補ったのが私は奥様ではないのかなぁと、こう思います。
3年前、残念ながら時にあらずして、議席を失わざるを得ませんでした。まぁこれはもう宮路さんの責任ではない、私たちや自由民主党の責任だったんです。しかし宮路さんはそのとき決意した、これからの1日1日、誰よりも多くの、誰よりも広い地域のあぜ道を歩いて、裏道に入っていって、皆さんの声を聞いていこう、皆さんの悩みを共有しよう、そして夢を共に持とう、そう決意をしました。そして誰よりも多くの辻に立って、自分の考えを訴えていこう、そう決意して、頑張って、今日まで本当にコツコツコツコツ頑張ってきたのが、宮路和明さんなんです、そして奥様です。皆さんどうかこの宮路さん熱意にこたえていただきたいと思います。
この選挙は相手は一応国民新党ですか、ということになってます。でもこの人は前は民主党で出ている、今この選挙、応援に来ているのは、安住さんとか細野さんとか、民主党の人たちばっかりじゃありませんか、この戦いは3年前の選挙で、インチキマニフェストで政権を奪った民主党の、この3年間を問う選挙なんですよ!これはハッキリしているんです。やっぱり嘘をついちゃいけない。この薩摩川内の皆さん、示していただきたいと思います。(拍手)ありがとうございます。心強いですね。さすが薩摩五女だと思います。私は長州山口県から参りました。今こそ薩長同盟しなければいけないなぁ、こんなように思いました。
先般私は野田総理と三頭の党首会談を行いました。実はその前の日にあの輿石幹事長が「近いうちに国民の信を問う」と約束をした。谷垣さんや、あるいは国民との約束をした野田総理、この「近いうちに」という意味について「具体的な新しい提案をしますよ」といったので私たちは三党の党首会談をしました。そうしましたら全く答えはありませんでした。あの温厚な山口公明党の代表も怒ってましたよ。当たり前じゃありませんか。輿石さん、まぁ日本の教育を歪めてきた日教組のボスとはいえ、一応学校の先生ですから、嘘をつかないだろうなぁと思ったら、その期待はこたえてくれませんでした。裏切られました。皆さん、彼らは前回の総選挙において「消費税を上げなくても、無駄遣いをなくしていけば、16兆8千億円、こういうお金が出てくるから、彼らがやろうとする政策は全部できますよ」と言った。「マニフェストに書いてあることは命がけでやら無ければいけない」と言っていたのは野田さんです。「書いていないことをやってはいけない」と言ったのも野田総理なんです。彼は書いていないことに命をかけた。これはやっぱりおかしいから、私たちは「その前に信を問いなさい」と言っていましたが、しかしそう入っても延びていく医療や年金や介護、皆さんにとって大切なこの財源を確保するためには、私たちは政局よりも政策、それを優先して「近いうちに総選挙を行う」と約束したんだから谷垣さんは、そして国民はそれを信じて私たちが法案に賛成をしたことを支持していただきました。私たちは無理難題を言っているのではないんです。「まずは約束を果たしてください」これのみを言っています。国民の生活を人質にしようとは思いません。審議拒否をしようなんてことは全く考えていません。むしろ審議をして困るのは民主党の方なんですよ。次々といろんな問題が出てきておそらくもっともっと多くの問題が出てくると思います。「さすが、自由民主党は責任ある野党だ」私たちはそういう道を進んでいく決意であります。
民主党がこの3年間、日本をもうめちゃくちゃにしてしまいました。日本の今美しい海が、そして領土領海が脅かされようとしています、自民党時代には無かった。私たちは今この尖閣の海を実効支配をしています。何を持って実効支配をしているか、この島に誰かが住んでいるわけではありません。この12海里、私たちの領海に海上保安庁の船がしっかりといて、荒波の中頑張ってますよ。この領海の中に入ってくる、日本の領海に入ってくる船をしっかりと追い出しているから、何とかこの実効支配は保たれているんです。でも今まさに、中国はこの日本の実効支配に挑戦をしているんです。それが証拠に毎日毎日、毎日のように彼らは船をこの12海里の中に入れて、あろうことか日本の海上保安庁の船に向かって「ここは中国の領海です。出て行きなさい」といっている。今しかし数時間で出て行ってるからいいんです。でもたくさんの船がやってきて、24時間出て行かなかったらどうなるか。ある日突然中国は「この領海の実効支配は私たちが確立をした」こう世界に宣言するかもしれません。そうなったら私たちの実効支配は危うくなっていく。今まさにその瀬戸際に立っているんです。だからこそ皆さん、私たちは政権を奪還しなければいけない!そう決意をしています。あの鳩山さんによって民主党によって切り捨てられた日米同盟の信頼関係を取り戻し、そして何よりも「この海は私たちの領土領海は、日本国民は私たち自身の手で守っていくんだ!」この意思を強く海外に示していく、これができるのが私たち自民党公明党、そして宮路和明さんであります。
私たちが政権を取ったら必ず、経済を再生していきます。今毎年毎年下がって言っているこのデフレ経済、給料が下がっていく、若い人たちは未来に希望を見出せません。このデフレから脱却をしていく、そして円高、この薩摩川内でも頑張って物を作っている皆さん、汗を流して知恵を出しても、日本の円が上がったら、為替によって仕事を失ってしまっているんです。おかしいじゃありませんか。それを変えていくのが政治の責任であります。私たちが政権を取ったら、日本銀行としっかりと話をしながら思い切った金融緩和をやってもらいます。それができないんであれば日本銀行法を改正しよう、そういう考えを私たちは持っている。デフレから脱却をして、そして円高を是正させ、さらに今自民党において議論がスタートした、日本経済再生本部において、立派な成長戦略、世界から注目されるような成長戦略を作って、それを実行していきます。再び日本の経済は上昇していく、皆さんの給料は増えていく、そういう日本を作っていきます。そして地方が、地方の皆さんが未来に夢を持てるように、私たちは必要な公共投資を行います。デフレ脱却からのためにも必要なんですよ。皆さんの子供たちがこの地域を持って頑張っていける地域への投資、子供たちへの投資、無駄遣いではありません、未来への投資、子供たちへの投資、この地域が競争力に打ち勝っていく、生産性を上げていく、競争力を上げていく、そのための公共投資は私たちが堂々と行っていくことをお伝え申し上げるしだいでございます。
この戦いは皆さん、日本の明日を決める戦いであります。3年前のあの総選挙が間違っていたということをこの薩摩川内でどうか皆さん示していただきたいと思います。そして「私たちは断固として日本を守っていくんだ」という意思を皆さんどうか示してください!そして日本の経済を良くして以降ではありませんか!この薩摩川内、賑わいのある、活気ある地域にしていこうでありませんか!どうかか皆さん投票用紙に宮路和明と書いていただきたいと思います。投票用紙に宮路和明と書くことが、強い日本を、そして素晴らしい薩摩千台を取り戻す!この意思表示であります。どうか皆さんよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
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