(有)未来検索ブラジルが運営するあらゆる言葉についての記事を閲覧・編集したり、コメントをしたりするサイトです。

単語記事: 暗黒物質

編集

暗黒物質ダークマター)とは、宇宙における質量の大半を占めながら観測されていない(仮説上の)物質の総称である。

その他
ダークマター(カービィ)

概要

太陽系惑星の動きを想像してみよう。ニュートンの万有引の法則によれば重距離の自乗に反例するので太陽のすぐそばを巡る水星太陽の強い重の影を受けて素転し、最も遠い海王星太陽の重が弱まるためにゆっくり転する。と、そこまでは理論と観測値が一致していた。そこまでは…

さて今度は数千億個の恒星からなる天の川銀河を想像してみよう。々は円盤のような形に配置され、ゆっくり転している。ここでも万有引の法則を適用するのなら、銀河の中心に近いほど素転し、周辺に行くに従って転速度がゆっくりになるはずだ。はずだったのだが…

実際の観測結果は驚くべきものだった。銀河系の中心も周辺部も同じ速度で転していたのだ! これではニュートン学が成立しない。科学者は重シミュレーション銀河系の動きを計算しなおした。その結果、見えている物質の10倍もの見えない物質が銀河に含まれていないと観測結果とあわないことが判明する。この見えない仮定の物質は暗黒物質と呼ばれるようになった。

その後観測技術は進化し、天の川銀河は周りの数個の銀河銀河団を形成し、さらに銀河団は複数集まって銀河団を形成していることが判明する。だがニュートン学ではこれらの宇宙の大規模構造は見える物質だけでは宇宙の年齢(現在では約137億歳と判明している)をかけても形成せず、周囲にその数倍の暗黒物質が、さらにはその数倍の未知のエネルギー(後述)が存在してはじめて形成することがわかった。これらの見えない存在こそ宇宙の支配者だったのだ。

さらに最近では重間を曲げて遠くの銀河ませる重レンズ現を調べることで暗黒物質間における分布地図も描けるようになった。暗黒物質は直接観測できなくとも今やその存在は確実視されている。

正体

その正体を知ることに関しては、素粒子物理学物理学の二つのアプローチが存在する。

物理学からは、様々な理由により観測されない未知の体、物質が候補に上げられている。MACHO (Massive Compact Halo Object)と呼ばれているものがその代表格である。
しかしビックバン仮説などを考慮に入れると、未知の体がどれほど多く存在していようとも宇宙の構成要素には到底りず、暗黒物質のほんの一部でしかないと考えざるを得ない。

素粒子物理学からは、WIMP (weakly interacting massive particles) と総称される「電磁気的な相互作用をほとんど起こさない素粒子」が候補として挙げられている。これらの大半は実在が確認されておらず(何しろ見えないし触れないので)仮説上の存在として扱うしかないのが現状である。

未知の天体説

暗黒物質の候補の一つとして、従来の観測技術では暗すぎて捉えられない体というものがある。考えられるのは、恒星終末期にその中心核が縮退してできた白色や中性子、質量が軽すぎて十分な核融合を起こせず赤外線のみで淡くる、恒星になりそこねた褐色となる恒星を失ったはぐれ惑星などだ。だが問題があった。これらの体の質量の大半は原子核を形成する陽子・中性子などのバリオンと呼ばれる粒子で成り立っているのだが、ビッグバン理論で発生するバリオンだけではどうしても暗黒物質の量を説明できないのだ。よってこれらの説は却下される。そこで次の説が登場する。ブラックホールだ。

ブラックホールといっても、恒星終末期に爆発で出来る恒星ブラックホールはバリオンからなる恒星の中心核が縮退したものなので、その量はビッグバンで発生するバリオン量に依存する。だが、ビッグバン直後に爆発によらないブラックホールが多数発生すれば候補の一つと成り得る。

未知の素粒子説

現在暗黒物質物質候補として有視されているのが未知の素粒子だ。条件は電気的に中性であること、質量を持ち、重とのみ相互作用する(弱い核とも相互作用するという説もある)というものだ。そこでまず浮かび上がったのがニュートリノだ。ニュートリノはたくさんある。恒星核融合でも、爆発でも大量に発生する。電気的にも中性だ。が、観測によってその質量は軽すぎて暗黒物質の量を満たさないと判明。さらに物質と相互干渉しないため、現在の銀河系モデルを構成する要素に至らないという摘もあり、暗黒物質候補の流からは外された。

次に挙げられる候補はすべての素粒子に対してそれぞれ対称的に存在し性質が似ているが自転に相当するスピンの値がずれている影の相棒と呼ぶべき対称性粒子だ。これらのうち電気的に中性なものをニュートラリーノと呼ぶ。対称性粒子は極めて重いため寿命が短い(ハイゼンベルクの不確定性原理により質量の重い素粒子ほど均寿命は短くなる)が現在まで生き残っていれば暗黒物質候補と成り得る。

ほかにもアキシオンとかミラーマターといった粒子が候補として挙げられているが、いずれもまだ仮説に過ぎずすべてはこれからの観測にかかっているといえよう。

反論

たとえ直接見ることができなくとも観測によりその存在は確実視されている暗黒物質であるが、これに対する反論もある。そのひとつは宇宙を支配しているが重よりも電磁気の方が強いとするプラズマ宇宙論だが、これは観測事実とそぐわない事があるため、宇宙論の世界では異端視されている。

もうひとつはニュートン距離の自乗の反例則を修正することで観測事実に合わせようという修正ニュートン学。これは学会でもそれなりの支持をうけている。また、アインシュタイン相対性理論の前提である時間と間を合わせた時という概念を見なおして時間と間を別々に取り扱おうという理論もあり、これもそれなりの支持を得ている。

更なる謎

研究が進んでいる暗黒物質だが、現在では更に大きなが明らかになりつつある。

暗黒物質もまた、宇宙の大半を占める暗黒エネルギーのほんの一部にしか過ぎないと分かってきたのである。(ぐっ・・・静まれ、の右腕よ!)この正体が明らかになれば、宇宙を解く大きな鍵となるだろう・・・う、しまったヤツラに嗅ぎ付けられた、これ以上はもうm

 

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%9A%97%E9%BB%92%E7%89%A9%E8%B3%AA
ページ番号: 4526492 リビジョン番号: 1418855
読み:アンコクブッシツ
初版作成日: 10/12/19 09:43 ◆ 最終更新日: 12/01/23 18:45
編集内容についての説明/コメント: カービィのダークマター追加
記事編集 / 編集履歴を閲覧 /

暗黒物質について語るスレ

24 : ななしのよっしん :2011/12/06(火) 11:55:56 ID: EFiGfA7PCH
>>23
厨二病は元からそういうえーかげんな概念だ。ちゃんと定義がある中二病とは違う
おまいさん自身中二病じゃなく「厨」二病と書いているじゃないか
25 : ななしのよっしん :2011/12/19(月) 23:33:16 ID: R5/RIEXE1G
>>23
そーだそーだ
ざまーみろばーか
26 : ななしのよっしん :2011/12/20(火) 13:09:06 ID: 086cwX+rSg
ダークマター(カービィ)の記事があるならそちらへの誘導も追加したほうがいいかと
27 : ななしのよっしん :2011/12/24(土) 04:00:12 ID: Ih/ze0eA4V
あれだろ
生と死の輪廻から解き放たれるやつ
28 : ななしのよっしん :2012/01/05(木) 14:07:40 ID: 6x4QgXM5ta

29 : ななしのよっしん :2012/02/10(金) 19:47:08 ID: WGgBSuooBY
える・ぷさい・こんぐるぅ
30 : ななしのよっしん :2012/02/24(金) 00:05:46 ID: iy5juuC/ME
ビッグバン理論の矛盾を解消するために考えられた概念だけどビッグバン理論が間違っていたって考えられなかったのは何でだろう?

物理に詳しい人教えて
31 : ななしのよっしん :2012/03/05(月) 13:18:34 ID: 0bNnVG/2vr
の対になるエネルギー暗黒物質っていう認識でいいのかな?
暗黒物質宇宙の大半のエネルギーを占めているにもかかわらず見つかっていないという・・・
そこで授業中ずっと考えたんだけど、
間自体がエネルギーで、物体がある状態(=間がない状態)
間が押し付けてそれが重になるんじゃないの?
つまり間自体がエネルギー暗黒物質なんて存在しないのだ
って言うゆとりが考えた俺理論頭いい人どう思う?
32 : ななしのよっしん :2012/03/08(木) 13:23:32 ID: li23hcXPx+
>>31
ぜんぜん違うけど、間()がエネルギーを持ってるって認識は正しい
はされてないが、エネルギーダークエネルギーの有候補だし
つーか、暗黒物質自体がダークエネルギーの一部なんだが
33 : ななしのよっしん :2012/03/09(金) 04:45:29 ID: VCKuEI9MSB
暗黒物質ダークエネルギーの一部というのはちょいと違うのでは。
暗黒物質はその重宇宙を収縮するのに対して、
ダークエネルギー宇宙を際限なく膨するように働く。
で、暗黒物質宇宙が膨すると密度が薄まってしまうのに対し、
ダークエネルギー宇宙が膨すればするだけ増えていく。
ページトップへ戻る