春輝つくし(はるか・つくし、旧リングネーム:つくし)とは、女子プロレス団体・アイスリボンに所属するプロレスラーであり、女子プロレス界きっての美少女である。
概要
2009年12月、アイスリボンの冬季合宿に参加。練習とエキシビションを重ね、2010年3月にレスラーデビュー。普段は地元のレスリングスクールで練習し、週末や夏休み期間等に蕨道場に出向いて試合や練習をこなす日々。しかも神栖市から蕨まで東京駅経由で片道3時間(高速バス「かしま号」+京浜東北線)かけて通っている。
結果を出すのに時間はかからず、4月29日には早くもオリジナル技で初勝利を挙げると、5月には、当時の選手代表のさくらえみから試合開始5秒で勝利という最短記録を樹立(後にこの記録は翌年6月に自ら1秒短縮)。
2011年に入ると本格的にタイトル戦線に参入。まず3月22日にIW19王座を獲得すると、4月16日大阪大会ではタッグ王座、5月5日後楽園ホール大会では藤本つかさが持つシングル王座に挑戦。いずれも敗れてはいるが、評価を上げる事となる。
さらにはこの年から、大物レスラーとの絡みが多くなる。6月12日にアジャ・コングとシングルで対戦。このときドロップキックを「豊田真奈美以来の衝撃」と称賛。これがきっかけとなり、豊田真奈美とシングルで2回対戦。10月にはセンダイガールズ主催の団体対抗トーナメントで、ホスト団体センダイガールズの里村明衣子代表と対峙。12月には2008年以来のアイスリボンとしての悲願でもあった「打倒センダイガールズ」を成し遂げた。翌年1月のブル中野引退興行では10人タッグ戦でダンプ松本のチームに入る。2013年8月には、プロレスラーを志すきっかけとなった浜田文子と、12月の地元凱旋興行では高橋奈苗と、2015年7月にはOZアカデミー尾崎魔弓代表と対戦。
2013年2月、空位となっていたシングル王座の王者決定トーナメントで優勝し、ベルトを獲得すると、3月後楽園大会で、同期のくるみとのメインでの防衛戦を敢行。くるみはこのとき中学1年、つくしは中学を卒業し、4月から高校生となるが、3月までは法的には「中学生」。そして開催日は3月31日。この法的な部分と日程だからこそ可能な「後楽園初の女子中学生同士のメイン」を実現した。
同年、JWPに参戦を開始すると、ラビット美兎をパートナーに迎え、タッグ戦線を闊歩。2014年のJWP主催のタッグリーグで優勝を果たした。その代償として、パートナーであるラビットが腹黒キャラ(本人は否定)の為、つくし本人も腹黒が浸透した模様である。
2015年には引退間近の紫雷美央とタッグを結成。タッグ王座に輝く。
得意技
オリジナル技から既存の技に至るまで、幅広い。
- ハルカゼ
- コルバタ式エビ固め
- でんでんむし
- 相手と背中合わせで腕をクラッチしそのまま前転で相手を叩きつけ、ジャックナイフ固めに入る
- トゥインクルスターロック
- 腕の代わりに脚を使ったキャメルクラッチ
- ドロップキック
- 完成度が高く、アジャ・コングや豊田真奈美らレジェンドレスラーを驚愕させた程。
- 佐山式タイガー・スープレックス・ホールド
- 初代タイガーマスク(佐山聡)と同様、相手の背中(肩甲骨の辺り)に自らの手の平を押し当てた状態で投げる。SANADA(真田聖也)も同じ形態。
- 余談だが、これに対して両手をクロスした状態で投げるのは「三沢光晴式」であり、主に中邑真輔や佐藤耕平が使い手。
- アンプリティアー
- クリスチャン(WWE)と同型だが、リングロープを利用した旋回式を別途考案。
- どどん
- 田口隆祐(新日本プロレス)と同型で、これを見たGENTAROは、自身が田口にこの技でやられた時を思い出すと言う。
- ウォーズマン式パロ・スペシャル
- 相手の背後から両足を内側から引っ掛け、両手をチキンウイングで絞り上げる関節技。
- 「キン肉マン」ではウォーズマンの代表的な技の一つであり、実際に使用可能な技の一つでもある。
関連動画
関連リンク
関連項目
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