ドロップキックとは
のことである。ここでは1と2について解説する。
ドロップキック(プロレス技)の概要
ジャンプ(主にその場跳び)して相手を蹴り飛ばすプロレスの飛び技&蹴り技。蹴った際に体のばねを使った反動で、相手を吹き飛ばす(ことが多い)。たまに格闘技の試合でも使われる。
プロレスの代表的な基本技の一つであり、新人からスター選手まで様々な形で試合に使っている。かつてはこれでフォールを取ることもできたが、最近はつなぎ技や試合の流れを変える技として使われることが多い。
ドロップキックのスタイル
- 正面飛び式:あお向けにジャンプして相手を蹴ったあとはそのまま後ろ受け身を取る。力道山時代に主流だったスタイルだったと言われている。
- スクリュー式:正面飛び式のようにジャンプして蹴ったあと、うつ伏せになるように体をひねり、そのまま前受け身を取るスタイル。写真では横向きで技を放っているように見えるのはこのスタイル。現在、もっとも多く使われている。
- 一回転式:ドロップキックしたあと、後方一回転して前受け身を取るスタイル。ジュニアヘビー級以下の軽量級の選手がよく使う。使い手の跳躍力や体のばねが映えるドロップキックである。
- 低空式:低く飛んで、相手のヒザまたはへたり込んだ相手の顔を蹴り飛ばすスタイル。渕正信が関節攻撃の一環として使い出したのが始まり。武藤敬司も使い手として有名。
- 串刺し式:コーナーポストにもたれかかる相手に放つ。スタイルが正面式かスクリュー式か一回転式かは、使った選手によって異なる。
ミサイルキック
ドロップキックの派生技で、コーナー(トップロープまたはセカンドロープ)に立ってリング内(場合によっては場外も)の相手に飛びけりを食らわせる技。
開祖はアントニオ・ロッカだが、日本で初めて披露したのはエドワード・カーペンティア。だが、日本で本格的に注目されたのは全日本プロレスに来日したリッキー・ギブソンだとされている。
スタイルとしては
- 通常式:コーナーから放つスタイル。ドロップキックとしてのスタイルは人それぞれ。
- スワンダイブ式:トップロープの反動を利用するスタイル。
- 急降下式:相手の顔面や胸板ではなく、ヒザを狙うスタイル。
- 長滞空式:相手に当たるまでの滞空時間が長いスタイル。
- ライダーキック:仮面ライダーのライダーキックのように、両足ではなく片足を伸ばして相手を蹴るスタイル。
- コーナー・トウ・コーナー:相手をコーナーに拘束して、反対側のコーナーから相手の頭を狙って放つスタイル。
などがある
ドロップキックの使い手(代表例)
- ジョー・サボルディ(この技の元祖)
- ペドロ・モラレス(ジャイアント馬場にドロップキックを教えたと言われている)
- パット・オコーナー
- アントニオ・ロッカ(モラレスからロッカまではドロップキック三人男と称されていた)
- 吉村道明(日本プロレスでドロップキックといったら彼が有名な使い手だった)
- ジャイアント馬場(32文人間ロケット砲として知られる)
- ミル・マスカラス
- 藤波辰爾(連発式ドロップキックで知られる)
- ジャンボ鶴田
- 初代タイガーマスク
- 木戸修(関節技のイメージが強いが、ドロップキックの美しさにも定評があった)
- 高野拳磁(2mの巨体から繰り出すドロップキックは人間バズーカと呼ばれた)
- 三沢光晴(ヘビー級では一回転式ドロップキックの第一人者)
- 渕正信(低空式ドロップキックの元祖と言っていい存在)
- 武藤敬司
- 田口隆祐(現在の一回転式の使い手)
- 森嶋猛(技を食らった丸藤正道に「スカッドミサイル」と命名される)
- ドラゴン・キッド
- 内藤哲也
- 飯伏幸太
- オカダ・カズチカ(その跳躍力と姿勢の美しさは、プロレスを知らない一見さんも魅了する)
- 石川晋也(大日本プロレスを代表するドロップキックの使い手)
- 豊田真奈美(女子プロレス界を代表するドロップキックの使い手)
- 藤本つかさ(つくしとのタッグは「ドロップキッカーズ」と呼ばれている)
他にも使い手として知られるプロレスラーは数多くいる。お笑いでは雨上がり決死隊の宮迫博之やペナルディ・ヒデなどがツッコミで使っている。
プロレス技としてのドロップキック関連動画
ドロップキック(プロレス&スポーツBar)の概要
高木三四郎体制下のDDTプロレスリングで、最初にオープンした飲食関係の店。2007年7月27日に新宿歌舞伎町の区役所通り沿いにオープンした。初代店長はMIKAMI(ただし、下戸である)。当時はタノムサク鳥羽や趙雲子龍が、それぞれ得意のタイ料理や中華料理を作る日もあった。その後、店長は二代目の柿本大地に替わる。
2011年4月1日からは同じ歌舞伎町でもエビスコ酒場と同じビルの7Fに移転。エビスコから出前で料理を頼むこともできるようになった。2014年3月からは木髙イサミが三代目店長に就任した。
店長からバーテンに至るまで、DDT関係者もしくは所属レスラーであり(関根龍一のように他団体の選手もいるが)、気軽にプロレスラーと会話を楽しめる店としてファンに愛されている。また、区役所通りの頃からDDTやユニオンプロレス、それ以外のブランドの記者会見の場としてもよく利用されている。
現在の主なスタッフ
プロレス&スポーツBar「ドロップキック」の関連動画
関連コミュニティ
ドロップキックに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 涼宮ハルヒ (架空の人物)
- 邪神ちゃんドロップキック (ユキヲによるWEB漫画)
- Dropkick Dynamite! (晋遊舎による女子ファイター誌)
- お笑い芸人のツッコミ
- 工業高校
- 電気科
- DDTプロレスリング
- スポーツBar
- ドロップキック - Wikipedia
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