ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだちとは、アニメ「ふたりはプリキュアMaxHeart」の劇場アニメーション作品である。
概要
ふたりはプリキュアMaxHeartの劇場版第二弾であり、同シリーズで映画が二度作られたのはMHだけである。また、変身形態がパワーアップするスーパープリキュアも本作が登場となる。
ネットでは、シリーズ唯一となるプリキュアの同士討ちがあることでも有名。映画館でこの場面を見てマジ泣きする幼女が続出したことから、プリキュアシリーズにおけるのトラウマの代表例としてしばしば上げられているが(実際、映画を見て号泣した子供がそんなに多かったのかも実際にはよくわかっていない)、なぎさとほのかにとって最大の試練であると同時に、2人の絆の強さが丹念に描かれており、無印8話と同様になぎほのを語る上では欠かせないエピソードである。
ただ、大人が見てもかなり堪えるこのシーン、子供達にとってショッキングだったことは間違いなく、これ以降仲間のプリキュアの戦いは封印され、かわってダークプリキュアなど敵方のプリキュアや、プリキュアになる以前は敵として戦うキャラクターが登場するようになった。ちなみに、子供が泣いた主な原因は同士討ちよりも、敵に操られた時の目が据わったホワイトの表情とドスの効いたゆかなの声が怖かったという見方もある(ちなみに、試聴会では鷲尾天プロデューサーや西尾大介監督もかなりショックだったらしい)。
なぎほのと共に本編のもう一つの鍵となるのは、ひかりが拾った鳳凰の雛鳥・ひなたとの物語である。ひなたがわが身を犠牲にしてルミナスたちを守り、一度力尽きるも蘇って鳳凰に変身するところは、ひと昔前のディズニー映画を連想させる(但しDX3で再登場した時は、なぜか雛鳥の姿に戻っていた)。
本編では、矢口真里と清水佐紀が本人役として、モブキャラで登場するが(清水はBerryz工房の一員としてEDも歌っている)、この他にも児玉清がアタック25の実写映像で特別出演している。志穂たちが旅館でテレビを見ている場面で映っているのだが、この前後が先述のブラックとホワイトの同士討ちのシーンなので、見ていた観客はそれどころじゃなかったかもしれないが・・・
また、なぎさとほのかを操り同士討ちさせる憎らしい今回の敵であるフリーズンとフローズンを演じた草尾と檜山は、この翌々年のYes!プリキュア5でココとギリンマを演じることとなる。敵味方明暗分かれる結果となったが、草尾はさらにその翌年の映画で今度は自分が敵に操られて、キュアドリームと戦わされるとは皮肉な話である。
スタッフ
主題歌
- オープニングテーマ「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver. Max Heart)」
- エンディングテーマ「ギャグ100回分愛してください」
- 挿入歌「Crystal」
キャスト(ゲストキャラクターのみ)
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関連項目
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