プリキュアシリーズ一覧とは、テレビ朝日系列で放送されたプリキュアのテレビシリーズである。
ここでは、2022年現在まで放送されている各テレビシリーズについて概略的に解説する。
歴代プリキュアの映画作品については「映画プリキュア」「プリキュアオールスターズ」を参照。
ふたりはプリキュア
2004年2月1日~2005年1月30日に放送された、記念すべきシリーズ第1作目(通称:無印)。
今までの魔法少女路線から格闘路線への変更、監督が『ドラゴンボールZ』や『エアマスター』の西尾大介氏ということもあり、少年漫画並みの情け容赦ないガチなバトルシーンが随所に見られ、小さなお友達から大きなお友達に至るまで幅広く人気を得ることとなった、原点にして伝説的な作品。プリキュアシリーズを形作ったメートル原器・リファレンス的な存在。
これに至った背景としては女児向け作品の経験のないスタッフが任された為、開き直って自分たちの得意分野で作りたいものを作ったとのこと。
結果、関連商品は例年以上の売り上げを見せ、以降プリキュアシリーズが続くことになる。
また、"なぎほの"という単語は、百合萌えの大きなお友達層を取り込むことになり、今でも根強い人気を保っている。
関智一の演じていたメップルも、それまで中の人が演じてきた役とのギャップで、当時かなり話題を呼んだ。
ふたりはプリキュア MaxHeart
2005年2月6日~2006年1月29日に放送された、シリーズ第2作目であり、なぎほのシリーズ最終作(通称:MH)。
プリキュアをサポートする新キャラクターとしてシャイニールミナスが登場。本シリーズから劇場版の制作が開始され、玩具の売上等で好成績を残した。 TV視聴率においては『おじゃ魔女どれみシリーズ』より劣ったものの、高視聴率をマークした。しかし、2回もの劇場版製作のためTV版の作画がおかしくなることがあり、「かんたんルミナス」という言葉が生まれるほど酷くなった事もある。
劇場版一作目では金色の姿になり、劇場版二作目は映画限定フォーム「スーパープリキュア」が登場。その後、この形式はプリキュア5以降の劇場作品にも用いられるようになる。
前作に負けないどころか、やりすぎというくらいのアクションシーンが展開する。とりあえずOPと変身シーンを見ればこのアニメが女児アニメ的にどれだけ異例かすぐにわかるはず。
ふたりはプリキュア Splash☆Star
2006年2月6日~2007年1月28日に放送されたシリーズ第3作目(通称:S☆S、SS)。主人公のモチーフは花鳥風月。
初代から世界観が一新され、「シリーズものとして続けていければいいね」というスタッフの願いが叶い制作。唯一シリーズ構成が途中交代した作品でもある。
「少し表現を柔らかに」というシリーズディレクターの小村監督の方針により、アクションは前シリーズより地味な方向に修正されたが、それでも前作以上に派手な回もあり、また前作まで余り見られなかった空中戦も展開するなど新たな試みが行われた。 しかし、視聴率が中盤以降低下し、第41話にて当時の最低視聴率だった4.0%(現在3位)をマークした。平均視聴率はワースト2位。 玩具に関しては依然として高水準ではあったものの、売り上げは前作の半分程度まで落ち込み、商業・劇場版の興行収入は歴代最低の成績となった。
しかし、スタッフが力を入れたおかげで作品自体は破綻せず、逆に感動のラストを迎えることとなった。今回における商業的な失敗は後に生かされており、この反省が堅実にシリーズが続く理由の一つとなっている。
大型スクリーン用映画は現在も稼働中である。本作の敵幹部はシリーズで初めてキャラクターソングに声出演しているなど、歴代の中でもかなり高い人気を誇る(DX2でも単独で4人も復活怪人に選ばれたのもそのためか?とも)。メイン声優・歌手などの関係者によるライブも定期的に行われる、スタッフやシリーズ構成に愛された作品。
後期ED『ガンバランスdeダンス』は平易で愛らしいダンス振り付け(「胸を張って」という歌詞の所で、舞が無い胸を突き出すところは一見の価値あり)が視聴者に好評を博し、次回作『Yes!プリキュア5』及び『Yes!プリキュア5GoGo!』後期EDで異例のシリーズ再登場を果たした。
Yes!プリキュア5
2007年2月4日~2008年1月27日に放送されたシリーズ第4作目で、2人から5人に主役を変更した第4弾。
かつてのセーラームーンシリーズを思わせる作品ともなっており、登場人物の描写に関しては東映以外の作品(ぴえろ等)からも強い影響以上の何かを受けて作られている。前作『ふたりはプリキュア Splash☆Star』と同様にキャラクターを一新し、さらに「ふたりはプリキュア」という概念を排除するきっかけとなった作品である。その効果は抜群で、玩具等は前作より伸びて初代に近い売り上げを記録した。
その一方で視聴率面では中盤から低迷し、平均視聴率においても前作とほぼ変わらない結果であったが、商業的に息を吹き返した功績から初代と同様に続編が製作され、結果的に2年間続くことになった。
主人公の夢原のぞみ役である三瓶由布子氏はそれまでは男の子役が主な仕事だったが、今作で女の子役もできるということをアピールし自身の演技の幅を広げるきっかけとなった。
余談だが、前作のキャラクターソングには、「Yes!プリキュアスマイル」という曲がある。
ちなみに、当作品の略称がそのままYes!プリキュア5シリーズを総称した略称につながることもある。
Yes!プリキュア5GoGo!
2008年2月3日~2009年1月25日に放送されたシリーズ第5作目。
前作からの続きものだが、時間が経過している無印→MHと違い、こちらはサザエさん時空に突入している。
前作の最終回の影響で初回が歴代最低視聴率のスタートとなった。
本作では前作でお手伝い見習いだった妖精のミルクが、人間態を得てプリキュア5人分の力を持つミルキィローズとしてプリキュア達とともに戦うこととなり、主役が実質6人となったが、プロデューサーの意向によりミルキィローズはプリキュアではないとされている。現時点で正規の戦闘メンバー最多の作品(6人)。
なお前作ではアクア1人しか持っていなかった武器状アイテムだが、今回は5人全員が所持している(キュアフルーレ)。玩具の売上は前作とほぼ同じで、平均視聴率は歴代最低となった。
平均視聴率5.6% 、最高視聴率7.5% 、最低視聴率2.9%と厳しい成績だったが、オールスターズの原型作品との同時上映の影響もあるとはいえ、映画の興行収入は歴代2位という記録を打ち立てている。この功績がオールスターズシリーズ化へのきっかけを作っていると同時に、視聴率の低迷打開のためか以降の作品は2年目の続編を作らない体制となった。
なお、『Yes!プリキュア5』シリーズは「製作スタッフが好き勝手に作った作品」だということが、小村監督のコメントにより発覚した。同時にこれらは前作S☆Sの血脈を受け継いでいる作品でもある(スタッフの多くが残留しているのもそのためである)。そのためか、オールスターズ時は日向咲と夢原のぞみは同じような性格の持ち主という扱いをされており(オールスターズDX2)、いろんな場面で仲の良い描写が見られる。
余談だが、シリーズ中、タイトルロゴに「Pretty Cure」「PRECURE」と英字がついてないのは5シリーズのみである。
フレッシュプリキュア!
2009年2月1日~2010年1月31日に放送されたシリーズ第6作目。 キャラクターもストーリーもフレッシュ!ということで、スタッフも大幅にチェインジ!、今回はメインを3人に減らしてのスタートとなる。モチーフは各メンバーの個人カラーにちなんだ果物、および四葉のクローバー。
これまでの違いとして、変身時に一度髪を解く上、髪色や髪の長さが完全に変化するのが特徴(前作まではそのままか、少し色合いが変わったり髪留めが追加される程度)。また、変身後の衣装についても、今までの定番だった「胸の上のリボン」がはずされることで、前作までのキャラクターには目立たなかった「胸のふくらみ」がわかるようなデザインになっており、また他のシリーズでは「スパッツ」だったのを、「フリルのもこもこ(正確には多層フリルのペチコート)」に切り替えている。それに輪をかけて、プリキュア4人の身体的なスタイルも他シリーズより大人びたところがあり、そうした「よりお姉さん」的な面が幼女の、「そのスタイルの性的魅力と、なんとなく下着に見えてしまいそうな、もこもこのチラリズム」が大きなお友達の心をつかんだ。次作で衣装が元のスタイルに戻ったことから、全プリキュアシリーズでも異色の存在。
そうしたデザイン面ばかりでなく、今作ではプリキュアの存在が社会的に認知されていること、敵キャラが(異世界出身で高い戦闘能力は持つが)純粋な人間であること、後述のとおり中盤での新たなプリキュアの加入、エンディングもフル3DCGでプリキュア達が踊り、メンバーが増えるごとにちゃんとエンディングCGでのダンスにも加わってくれる…などなど、これまでには無かった新しい取り組みが多く見られた。その中でも劇中最大のイベントと言えるのが、7月12日放送の第23話より新プリキュアのキュアパッションが登場したことであろう。以後恒例となる最初の増員プリキュア(「キュア~」の名前を持つ、イレギュラーではない正規の戦士)であり、敵勢力からの離反者が公式にプリキュアとなったのもこれが初である。ニチアサ枠自体の好調もあって視聴率も比較的高めで安定し、玩具売り上げに関しては前作より微増。プロジェクト的にも成功裏に、しかし惜しまれながら幕を閉じた。
なお最低視聴率は3.3%ではあるが、放送日は1月3日であり、裏番組はあの年明け恒例番組箱根駅伝復路である。
そんな状況で3.3%という結果であったことは、むしろ逆によくぞあの箱根駅伝からそれだけ視聴者をもぎとったと褒められるべきであろう。
番組放映開始当初に封切られた劇場用アニメ『プリキュアオールスターズDX』は、(当時未参戦のパッションを除く)初代~フレッシュの全プリキュア(シャイニールミナスとミルキィローズも準プリキュアとしてメンバーに含まれる)が一堂に会するお祭り作品であり、その後も春の新番組プリキュア紹介を兼ねたスペシャル映画シリーズとして定着することになる。
ハートキャッチプリキュア!
2010年2月7日~2011年1月30日に放送されたシリーズ第7作目。本作からタイトルロゴのアルファベット表記が"Pretty Cure"から"PRECURE"になった。 最初は2人からスタートしたものの、最終的には5人(元プリキュアである主人公の祖母含む。ゆえにレギュラーとしては実質4人)になるプリキュアシリーズである。モチーフは花。初期メンバーのブロッサムとマリンは『プリキュアオールスターズDX2』でも中心的役割を果たしており、後に参戦・戦線復帰する3人もプリキュアたちを応援する人々の一員として劇中に登場している。
今作は『おジャ魔女どれみシリーズ』や『マリー&ガリー』のキャラデザインでおなじみの馬越嘉彦氏がキャラクターデザインを手掛けためか、これまでのプリキュアシリーズとは絵柄が大幅に異なっており(DXシリーズ除く)、今でも賛否両論であるが話題をさらっているのは間違いない。
さらに、主人公の声を水樹奈々という有名声優が担当するということで更なる話題を呼び、新聞でも報道された。尚、水樹氏は『ふたりはプリキュア』からオーディションを受けており、今回の出演決定に対し「念願」と語り喜んでいる。その他に無印・MHで準レギュラーだった水沢史絵や、かつて『美少女戦士セーラームーン』でセーラーマーキュリー=水野亜美を演じた久川綾、演じた役はほとんど死んでいるという『神風怪盗ジャンヌ』=日下部まろんを演じた桑島法子など有名声優も多数参加しており、大きな反響をよんでいる。この豪華なキャスティングにした背景として今でも関西、東海など一部地域で視聴率面で大苦戦している『サンデーモーニング』(TBS)対策という見方もとれる。
放送開始後は、"先代のプリキュア"が"悪のプリキュア"の前に敗れるという冒頭の展開、プリキュアとしてのパートナーが最初の事件の被害者であるなど、今までのシリーズとは違った要素で視聴者をくぎ付けにすることとなった。
キャラデザインが他のシリーズにはない、極めて目立つ絵柄で視聴者の度肝を抜いたが、原画を大量に使用することによるアクションシーンは天下一品である。尚、キュアサンシャイン変身時の作画枚数は5000枚という驚きの数字を出している。今作は他の多くのTV番組でも取り上げられており、その中でもひときわ目立つのが、2010年の紅白歌合戦で主人公の声優である水樹奈々氏とAKB48のメンバー3人、そしてプリキュア4人が集合し主題歌を歌ったことである。大晦日の定番番組で行ったこの企画は大反響を呼び、視聴者(主にニコニコユーザー)を歓喜させた。ただし、それ以外でマニア層にとって盛り上がったのは、本家紅白よりもやはりアニソン紅白の方であった。
さらに、映画化に伴いJAL(経営破綻)とコラボレーションを行い映画の舞台であるパリへの旅行を企画。キャンセル待ちが殺到するほどの大盛況となる。セールス的にも序盤から好調な滑り出しを見せ、好調だった前作のフレッシュプリキュア!をさらに上回る結果を出すことに成功し、単独映画興行収入も歴代トップへ躍り出た。
最高視聴率8.3%、最低視聴率3.8%、平均視聴率6.5%となっており、これは前作とほぼ変わらずの結果となった。
スイートプリキュア♪
2011年2月6日~2012年1月29日に放送されたシリーズ第8作目で、テーマおよびモチーフは音楽。
タイトル的にお菓子などを題材にしているように一見思えるが、「スイート」の綴りは"Sweet"ではなく"Suite"(組曲)であり、タイトルロゴも五線譜を基調にしている。初期メンバーのメロディとリズムは『プリキュアオールスターズDX3』にも登場した(物語的には実質的にスイートが主役)。
北条響役の小清水亜美と南野奏役の折笠富美子は2人とも、プリキュアシリーズの前に放映されていた『明日のナージャ』以来の本放送枠でのメインキャラ担当となる。ちなみに小清水は、劇団若草以来の親友で現在は「±ふぃに」というユニットを組んでいる三瓶由布子がプリキュアを演じることに、前作担当の水沢史絵同様驚き、水沢と揃ってネタにしていたのだが、そのネタにしていた両者が2年続けてプリキュアに抜擢される結果となった。
どことなく初代を彷彿させる設定が多く、特に二人同時変身が強制されるのはS☆S以来なので、単独変身に難色を示していたプリキュアファンは是非おすすめ(ただし後に仲間入りするビートとミューズは単独変身)。
歴代随一の謎の多さやドンデン返しを盛りこんであり、思わぬところで視聴者を驚かせる憎い演出が随所に施されている。 奇しくも本編の重大な展開が起こる時期と重なって本作の映画は本編と二人三脚の展開となっており、軽く関係性が触れられた程度のハートキャッチ以上に本編とのクロスが多い。
また、OP主題歌担当の工藤真由もこれまでのゲスト出演とは異なり、フェアリートーン役でレギュラー出演している。
スマイルプリキュア!
2012年2月5日~2013年1月27日に放送されたシリーズ第9作目で、テーマは笑顔。
5シリーズ以来となる5人編成でのスタートとなり、物語の題材はおとぎ話やメルヘンを中心としている。
これまで映画「プリキュアオールスターズDX」シリーズ3部作の監督を務めてきた大塚隆史が満を持してシリーズディレクターに起用され、キャラクターデザインも5シリーズのキャラデザを担当した川村敏江が再起用されている。この為発表時から5シリーズを想起したファンも少なくないようである。
声優陣は、かつて舞台劇で自虐的に「キュアマジックリン」と言っていた福圓美里が主人公の星空みゆき役に起用。オーディション3度目にしてようやく念願かなった井上麻里奈も、好きなキャラクターだった木野まこと=セーラージュピターと同じ立ち位置な緑川なお役への決定を大いに喜んでいた。
こうした中堅に近い2人に加え、黄瀬やよい役にデビュー4年目の金元寿子、日野あかね役に本業がタレントで声優としては2作目となる田野アサミと2人の新人が、また青木れいか役に西村ちなみ、妖精のキャンディ役に大谷育江と2人のベテランが起用されている。
特に西村は、かつて『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』でダークドリームの声を担当しており、発表時にはファンの間から「ダークドリームが本物のプリキュアになった」と話題になったほどである。
セールス面ではスマイルパクトが発売から3ヶ月で20万個を売り上げるヒット商品となり、その後大人向けの化粧品として「スマイルパクト シャイニーパウダー」が発売された。また、映画『絵本の中はみんなチグハグ!』は、興行成績ランキングでシリーズ初となる1位を記録、またシリーズ累計観客動員も1000万人を突破している。
ドキドキ!プリキュア
2013年2月3日~2014年1月26日に放送されたシリーズ第10作目で、テーマは愛。
シリーズ初となる4人編成でのスタートとなり、トランプをモチーフとしている。
スタッフはプロデューサーが柴田宏明、シリーズディレクターが古賀豪、シリーズ構成が山口亮太、音楽が高木洋と、いずれもシリーズ初参加の人物が起用されている。一方でキャラクターデザインには『スイート』のキャラデザを担当した高橋晃が再起用された。
相田マナ役の生天目仁美は一年間の予定を空けた上でのオーディションを経て採用されており、福圓や小清水、折笠ら歴代声優がこれを祝福している。また、『5』・『5GoGo!』のエンディングを歌い、本編や映画にもゲスト出演した宮本佳那子がキュアソード=剣崎真琴役に起用され、話題となった。
その他の面子は、演者の実年齢で歴代最年少となる寿美菜子が菱川六花役に、声優デビュー6年目となる渕上舞が四葉ありす役に起用されている。
妖精役は『5GoGo!』のクレープ王女や『スイート』のクレッシェンドトーンを演じたベテランである西原久美子を始め、寺崎裕香、大橋彩香、内山夕実が担当。
さらに追加戦士の円亜久里役を、以前『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』でダークレモネード役だった釘宮理恵が演じ、ダークプリキュアから本物のプリキュアに昇格したのは、先年の西村に続き2人目となった。
映画作品はシリーズで初めて東京国際映画祭に特別出品されており、興行成績は9億5000万円とクロスオーバー作品を除いたシリーズ単独映画作品では歴代最高となっている。
ハピネスチャージプリキュア!
2014年2月2日~2015年1月25日に放送されたシリーズ第11作目、記念すべき10周年記念作品となる。「みんなを幸せにするために戦います!」をテーマに、「ハピネス注入!」を合い言葉としており、スタート時点では2人が中心となるが、発表時点で既に4人目までのプリキュアが明らかとなっていた。
物語設定としてはこれまでのシリーズと違い、既に敵組織である幻影帝国から侵略を受けている地球であり、それに立ち向かうプリキュアという存在が世界に認知されていて、世界中に幻影帝国と戦うプリキュアが存在している。こうした世界で偶然キュアラブリーとなった愛乃めぐみと、小国ブルースカイ王国の王女で自分の国を救うためにキュアプリンセスとなった白雪ひめの2人がコンビを組んで戦う事になり、他に孤高の戦士キュアフォーチュンこと氷川いおな、さらに4人目となるキュアハニーこと大森ゆうこが登場する。また、今回の変身は「お着替え」がモチーフとなっており、通常時でのフォームチェンジも行われる事になる。
スタッフはシリーズディレクターに『ハートキャッチプリキュア!』で同職を務めた長峯達也が、シリーズ構成にSSの途中からと5シリーズで同職を務め、全シリーズで脚本参加している成田良美が担当、プリキュアシリーズとしては5シリーズの映画2作以来、直近では『聖闘士星矢Ω』からとなるタッグを組む。キャラクターデザインは『明日のナージャ』の総作画監督や『ONE PIECE FILM Z』の作画監督を務め、プリキュアシリーズでも原画として参加している佐藤雅将が担当する。またオープニングテーマをAKB48出身で現在は声優活動を中心にしている仲谷明香が起用された事も話題となった。
声優陣にはめぐみ役に前年末に歌手活動休止を発表したばかりの中島愛、ひめ役に若手のホープとして注目を集める潘めぐみ、いおな役に前年の寿美菜子に続くスフィアからの起用かつ前年度の戦隊作品に出演してからの登場となる戸松遥、ゆうこ役に新人の北川里奈が起用された。また妖精のリボン役にはSSでミズ・シタターレを演じた松井菜桜子、ぐらさん役に新人の小堀幸が起用されている。
Go!プリンセスプリキュア
2015年2月1日~2016年1月31日に放送されたシリーズ第12作目。プリキュアチームの代数としてはついに10代目、人数も開始時点で40人の大台となる。テーマはプリキュア5以来となる「夢」、そして少女の憧れである「プリンセス」。
プリンセスになることを夢見る少女、春野はるかを中心に物語が描かれるが、本作ではシリーズで初めて「全寮制の学校」が舞台の中心となる。また、これまでMHで中学3年に進級したなぎさとほのかを含め、メイン主人公は中学2年生だっただが、本作では初めて中学1年生がメイン主人公となっている。
スタッフとしてはプリキュア5から演出を手がけてきた田中裕太が初のシリーズディレクターとなり、シリーズ構成にはドキドキから脚本参加している田中仁、キャラクターデザインを『ONE PIECE』のスペシャル版などで作画監督を担当した新鋭の中谷友紀子を起用している。プロデューサーも4人体制となったほか、企画には初代プロデューサーの鷲尾天が参加している。主題歌はOPをミスユニバースジャパン奈良代表という経歴を持つ礒部花凜、EDをミュージカル女優の北川理恵が担当する。
声優陣は若手中心の前作と異なり、はるか役に嶋村侑、海藤みなみ役に浅野真澄、天ノ川きらら役に山村響、追加戦士の紅城トワ役に沢城みゆきと中堅クラスが起用され、妖精ではパフ役に東山奈央、アロマ役に古城門志帆が起用されている。
映画はシリーズ初となるセルベースの長編、フルCGによる中編と短編の3本立て構成となっており、ドキプリ以来となる東京国際映画祭への出品も行われた。
魔法つかいプリキュア!
2016年2月7日~2017年1月29日放送のシリーズ第13作目。テーマは「魔法つかい」と「手をつなぐ」。
人間界の少女朝日奈みらいと魔法界の少女リコの2人を中心に、2つの世界を行き来し魔法学校での様子が描かれるなど、往年の魔法少女アニメの要素が描かれると共に、2人の友情とそれによる奇跡も主題となる。プリキュアの立場も「伝説の魔法つかい」とされているが、これまでのシリーズで培った要素はそのまま活かされている。初代シリーズを意識してか、初期の2人に追加戦士という3人体制で、ストーリーも実質的な2部構成となっている。
スタッフとしてはシリーズディレクターが三塚雅人、シリーズ構成が村山功、キャラクターデザインが宮本絵美子と、これまでのシリーズ作品に関わってきた人物が起用されている。また、7月からはABCのアニメ事業を継承したABCアニメーションが製作に加わっている。
声優陣はみらい役に若手の高橋李依、リコ役にベテランの域に来つつある堀江由衣、妖精から追加戦士になるはーちゃん/花海ことは役に早見沙織が起用され、さらに前期では高橋と堀江の2人、後期では早見が加わった3人がシリーズとして初めてプリキュア役声優によるエンディング主題歌を担当する(OPは前作ED担当の北川理恵が続投)。またパートナー妖精に当たるぬいぐるみのモフルン役は齋藤彩夏が演じており、さらにこのモフルンが単独映画作品でプリキュアになるという展開も盛り込まれている。
キラキラ☆プリキュアアラモード
2017年2月5日~2018年1月28日放送のシリーズ第14作目。テーマは「スイーツ」と「アニマル」。スマプリ以来となる初期段階から5人編成となったため、これによって歴代プリキュアもキュアエコーを含んで50人という大台かつ本名陽子が掲げていた目標に達することになる(中盤で追加戦士が加わったためエコー無しでも50人を達成)。
今回は全員スイーツが大好きだけれども性格も価値観も異なる5人が伝説のパティシエになるという物。毎回何らかのスイーツを作ったりしつつ戦うことになるが、これまでの肉弾戦からポップなバトルにシフトすることも謳われている。
物語としてはスイーツという身近かつ可愛らしいモチーフを使いながらも、更に発展してそれに込められた「大好き」の気持ちを守り抜くため奮闘する姿が度々描かれる。バトルシーンも肉弾戦から解放された影響で敵幹部自らプリキュアに挑むシーンが増え、時にはえげつないまでの精神戦が盛り込まれることもあり意外と硬派。
メインスタッフはシリーズディレクターが若手の暮田公平とベテランの貝澤幸男という初の2人体制となり、シリーズ構成はゴープリの田中仁が担当。キャラクターデザインを井野真理恵が手がけ、音楽は初参加となる林ゆうきが務める。主題歌はオープニングをアニソングランプリファイナリストで声優としても活動する駒形友梨が、エンディングを5シリーズ以来の主題歌歌手復帰となる宮本佳那子がそれぞれ担当する。
声優陣には美山加恋と福原遥という元人気子役2人を起用する一方、本職の声優である村中知と藤田咲、宝塚男役から声優になった森なな子、妖精にはかないみか、さらに妖精出身の追加戦士には水瀬いのりを起用、という体制となる。
映画はこの年から春のクロスオーバー作品はこれまでのオールスターズから転換し、参加作品数を直近3作品に絞ったドリームスターズに移行、一方秋の単独映画では前作の魔法つかいのメンバーが客演で登場するという初の試みも行われており、公開初週ではスマイル以来5年ぶりの動員ランキング1位を達成している。ちなみに秋映画はシリーズで初めて本編との繋がりが最初から意識されており、ゲスト声優演じるキャラクターが複数回本編に(37話のみ声付きで)出演した。
HUGっと!プリキュア
2018年2月4日放送開始のシリーズ第15作目。テーマは「子供を守るお母さん」。これまでちょくちょく出てきた「育児」を全面的にテーマに出してきたほか、様々な職業体験を通じての社会性を育む要素、さらに「子供を守るお母さん」として、かっこいいヒロイン像を描くことを主眼としている。
メインスタッフはシリーズディレクターにシリーズ経験者の座古明史と東映アニメーションOBの佐藤順一がタッグを組む。シリーズ構成はサブライターとして参加している坪田文が担当、キャラクターデザインは川村敏江が再登板、音楽は林ゆうきが続投する。
声優陣には新人の引坂理絵が主人公に抜擢されたほか、本泉莉奈、小倉唯と年齢が若い初期メンバーになった。追加戦士は初の2人同時追加で、田村奈央と田村ゆかりの同姓コンビとなる。妖精は多田このみと野田順子(人間時は福島潤)が担当。主題歌はオープニングを宮本佳那子が初担当し、エンディングはまほプリ以来となるプリキュア役声優が担当する。
また、シリーズ15周年と銘打ってそれに関する施策を打ち出しており、初代カードコミューンの復刻発売を皮切りに、放送開始日となった2月1日が「プリキュアの日」として記念日制定、都内6駅での広告展開、歴代映画作品を上映する感謝祭イベントの実施、プリキュアシリーズとコラボし主演の福原遥を始め戸松遥や日高のり子などシリーズ出演経験者も顔出し出演の声優を題材としたドラマ『声ガール!』を放送、物語中盤ではブラックとホワイトがテレビ本編にゲスト出演、秋映画ははぐプリと初代のコラボレーションかつ2年半ぶりのオールスターズ映画となる『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を制作、などが行われている。
スター☆トゥインクルプリキュア
2019年2月3日放送開始のシリーズ第16作目。「宇宙と星座」をメインモチーフとし、宇宙を冒険しながら、様々な未知の存在・異質な文化・価値観に触れる、多様性を重視した物語になる。この為史上初の宇宙人プリキュアも登場することになった。変身時に歌とダンスの要素を取り入れたり、デザインや主題歌に80年代テイストを取り入れているのもポイント。
メインスタッフはシリーズディレクターは宮元宏彰の1人体制にもどり、シリーズ構成の村山功、キャラクターデザインの高橋晃とシリーズ参加経験者で固める。音楽は林ゆうきに加え、林と組むことが多い橘麻美も担当する。
声優陣にはでんぱ組.incの成瀬瑛美が主人公に抜擢、小原好美・安野希世乃・小松未可子さらに追加戦士役の上坂すみれとチームを組むことになる。妖精は木野日菜と吉野裕行が担当。主題歌はオープニングは北川理恵が再登板、エンディングは新人の吉武千颯が担当する。
ヒーリングっど♥プリキュア
2020年2月2日放送開始のシリーズ第17作目。人間の根源とも言える「生きる」とメインテーマとして、ヒーリングアニマルとともに地球を癒やしお手当てする「地球のお医者さん」として活躍する様を描く。しかし現実世界でも新型コロナウイルスの感染拡大によって春の映画公開延期、テレビシリーズも一時放送中断、イベントも開催中止になるなど、各種展開面で苦境に立たされる事になってしまった。この為、放送期間も約1ヶ月延長し2月にずれ込み、放送話数も現時点最短の45話となった。
メインスタッフは女性中心の体制で、シリーズディレクターの池田洋子、シリーズ構成の香村純子、キャラクターデザインの山岡直子とシリーズ経験者がそれぞれ担当。音楽は新たに寺田志保が起用されている。
声優陣には映画プリアラでゲスト出演経験のある悠木碧をメインに、依田菜津と河野ひより、追加戦士として念願のプリキュア役を掴んだ三森すずこという布陣に。妖精は加隈亜衣・武田華・金田アキ・白石晴香が担当する。主題歌はオープニングを引き続き北川理恵が務める一方、前期エンディングはプリアラで準レギュラーとして出演していたMachicoが初担当、後期エンディングはお馴染みの宮本佳那子という前後期で初めて歌手が変わることになる。
トロピカル〜ジュ!プリキュア
2021年2月28日放送開始のシリーズ第18作目。前述の通り前作の終了がずれ込んだ関係でシリーズとしては初めて2月末開始となった。「今、一番大事なことをやろう」をメインテーマに、子供たちのやる気とコスメによる気分作り、そして海をモチーフとした内容が主体となり、明るい物語作りが基本となる。
メインスタッフはシリーズディレクターにこれまでも主にギャグ回を中心に演出してきた土田豊が担当。シリーズ構成は初参加の横谷昌宏、キャラクターデザインは2度目の担当となる中谷友紀子という布陣に。
声優陣はファイルーズあい・花守ゆみり・石川由依・瀬戸麻沙美・日高里菜・田中あいみと若手実力派で固める形に。主題歌はオープニングを前作からMachico、前期エンディングを前々作から吉武千颯、後期エンディングは吉武に加えて北川理恵と、こちらも経験者が起用される形になった。
デリシャスパーティ♡プリキュア
2022年2月6日放送開始のシリーズ第19作目。「ありがとうの気持ち」「シェアする喜び」をテーマにして、料理や食事など「ごはん」を通じて得られる笑顔を守る物語となっている。また、これまで無かった変身して共に戦うレギュラーの少年キャラも登場する。
ところが開始間もなく東映アニメーションへの不正アクセス事件が発生し、1ヶ月間放送中断という事態に見舞われ、3年連続で通常よりも話数が少ない体制になる見込みとなった。
メインスタッフとしてシリーズディレクターは深澤敏則、シリーズ構成は平林佐和子、キャラクターデザインは油布京子と、過去に参加経験のあるスタッフが手がけている。
主演となる菱川花菜はデビュー2年目の新人にして初レギュラー初主演、そして初の2000年代生まれにしてシリーズと同年代。そんな彼女を清水理沙、井口裕香、茅野愛衣、高森奈津美、日岡なつみ、半場友恵、前野智昭、内田雄馬が支える。またこれまで無かったナレーションを女優の宮崎美子が担当、さらにKis-My-Ft2の宮田俊哉も準レギュラーとして出演する。主題歌はオープニングと前期エンディングはいずれも前作から続投のMachicoと吉武千颯、後期エンディングはシリーズ初参加の佐々木李子が担当。
ひろがるスカイ!プリキュア
2023年2月5日放送開始のシリーズ第20作目。「空」「ヒーロー」をテーマ、「知ることでひろがる世界」をキーワードに掲げ、20周年記念作品として、「異世界出身でイメージカラーが青の主人公」「少年と成人女性がメンバー」など様々な新しい試みに挑戦している。
メインスタッフとして「オールスターズNewStage2・3」監督の小川孝治が就任、シリーズ構成は過去に参加経験のある金月龍之介、キャラクターデザインの斎藤敦史と音楽の深澤恵梨香はともに初参加となる。
声優陣はメイン主人公に関根明良を起用し、サブ主人公役の加隈亜衣は過去に妖精役でレギュラー出演してからのプリキュア役への抜擢となった。そして脇を固める村瀬歩・七瀬彩夏・古賀葵という布陣となる。主題歌歌手はこれがデビューとなる石井あみがお馴染みとなった吉武千颯とともに作品を盛り上げる。
20周年記念という事もあり、関連施策も多数実施。東京・名古屋・大阪・横浜ではシリーズ初の大規模展示会「全プリキュア展」を開催、歴代歌手によるライブハウスでのサーキットイベント「プリキュアシンガーズ Premium LIVE HOUSE Circuit!」を広島・大阪・東京で行った。2023年9月には5年ぶりのオールスターズ作品「映画 プリキュアオールスターズF」が劇場公開、10月からは「5シリーズ」を元にした初の大人向け映像化作品「キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜」(後述)がNHK Eテレで放送開始。10月・11月にはチーム全員が男子高校生という初の2.5次元舞台化作品「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」が上演、12月には5GoGo!・ハトプリ・スマプリによる初のバーチャルライブイベントを開催、2024年1月には横浜アリーナで20周年記念ライブが開催と、目白押しとなっている。
わんだふるぷりきゅあ!
2024年2月4日放送開始のシリーズ第21作目。「動物」を全体のモチーフとし、動物との絆や人との種族を越えた友情を中心に描いており、このため初めて主人公が人間・プリキュアに変身できるようになった犬になったほか、猫も人間・プリキュアになる。また、これまでの肉弾戦を基本的に行わず、暴走した敵を追いかけて止め元に戻すというチェイスアクションを軸に据えている。
メインスタッフとして「オールスターズメモリーズ」演出の佐藤雅教がシリーズディレクターを務め、長らくシリーズに携わった成田良美が構成で再登板、キャラクターデザインは内田陽子が担当する。
声優陣はプリキュア役に長縄まりあ・種﨑敦美・松田颯水・上田麗奈の4人、サポート役の男子に寺島拓篤という布陣。このうち種﨑は前年の『オールスターズF』でゲストプリキュアとして出演してから間もない期間でレギュラープリキュア役となった。主題歌は吉武千颯がオープニングを初担当、エンディングは石井あみと映画デパプリテーマソングを担当した後本萌葉による。
キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜
シリーズ20周年記念施策として2023年10月より始まったシリーズ初の大人向け作品。プリキュア5シリーズを元に夢原のぞみたちが大人になって成長した姿を描く。5だけでなくSSなどのキャラクターも登場する。また今回は提案の経緯からこれまでのABC・テレ朝系ではなく、NHK Eテレでの放送となった。
制作体制はスタジオディーンとの共同で、成田良美や佐藤直紀といったオリジナルスタッフも継続起用しつつ、シリーズディレクターを浜名孝行が、キャラクターデザインを中嶋敦子がそれぞれつとめる。声優陣もオリジナルキャストが続投。オープニングテーマはいきものがかりによる20周年記念ソングを用いる一方、エンディングテーマはキュア・カルテットが再結集して担当する。
魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~
『キボウノチカラ』に続くシリーズ20周年施策として制作される、『魔法つかいプリキュア!』の続編作品。2025年1月よりABC・テレ朝系「ANiMAZiNG!!!」枠で放送予定で、シリーズ初の深夜アニメになる。
内容的には前作第49・50話以降の大人になったみらいとリコが描かれる模様で、ことは・モフルンを含めメイン4人のキャストは前作から続投する。
『Dancing☆Starプリキュア』The Stage
シリーズ20周年を機に初めて制作された2.5次元舞台で、シリーズ初となる男子高校生5人によるプリキュアチームが登場、ダンスを物語の軸に据えている。2023年10月・11月に行われた第1弾公演は当初の下馬評を覆して好評を呼び、2025年2月・3月に第2弾公演が予定されている。
脚本・演出は男女問わず2.5次元舞台を手掛けているほさかようが担当。またスーパーバイザーの鷲尾天やキャラクターデザインの川村敏江など、アニメ本編のスタッフも制作に参加している。
プリキュアを演じるのは田村升吾・滝澤諒・森田桐矢・寺坂頼我・小辻庵の5人。このうち寺坂は『ウルトラマントリガー』で主演を演じたこともあり、初めてウルトラマン兼プリキュア俳優となったことで話題となった。妖精役は和合真一が演じる。
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