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アンタッチャブルとは、Un(否定)・touch(触る)・able(できる)、すなわち直訳すると「触ることができない」存在のことである。 例えば、ボクシングでディフェンスがとても巧く相手選手が触れることさえかなわないようなボクサーのことをこう言う。
さらに様々な「相手を触れない理由」によって意味が派生し、賄賂や袖の下なんかが通用しない「お硬い」相手のこと(例:アメリカ連邦捜査局員)とか、触れるのもためらわれる相手・手を触れてはいけない相手(君子危うきに近寄らず的な意味で)などと、良い意味にも悪い意味にも使われるが、「~だろ、常識的に考えて」という一般的な付き合い方が通用しない相手という意味ではどれも似通っている。
その他書くのもuntouchableな意味もありますが 辞書 なり ウィキペディア なりで調べてください。
固有名詞
「手を付けられない存在」という響きが厨二病的にカッコいいので、さまざまな無敵なモノがこの言葉を使っています。ニコニコ動画にありそうなのは以下でしょうか。
- アンタッチャブル(映画)
1987年のアメリカ映画。禁酒法時代のアメリカ・シカゴを舞台に、正義のためにギャングのボスであるアル・カポネを逮捕しようとするアメリカ財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の戦いの日々を描く。捜査する側の通称もアンタッチャブルだけど、捜査される存在もアンタッチャブル(荒くれ者のギャングのボス)だからアンタッチャブルvsアンタッチャブルである。ちなみにカタカナにすると複数形のSが欠落してるけど、英語のタイトルは「Untouchables」である。
- アンタッチャブル(お笑いコンビ)
日本のお笑いコンビ。プロダクション人力舎に所属。NHKの爆笑オンエアバトルの第6代チャンピオン。M-1グランプリ2004優勝。ボケ担当の「ザキヤマ」こと山崎弘也(やまざき ひろなり/1976年1月14日生/埼玉県春日部市出身)と、ツッコミ担当の柴田英嗣(しばた ひでつぐ/1975年7月15日生/静岡県静岡市清水区出身)とのコンビ。
・・・だったのだが、柴田氏がアレをアレしてしまったときにコレもんで相手に迫ったとかどうとかで自らが芸能界においてアンタッチャブルな存在になってしまい、その謹慎中にザキヤマがピンで活動していたところ絶妙なウザさで「あざーっす!」な大ブレイクが「来ーるー」。そのため謹慎期間は終わっていると思われるのだがコンビで登場するシーンを見る機会が少なくなってしまった。もともとM-1では柴田氏のツッコミにも高い評価があったことから、この状況「からの~」次の展開が待たれる。
その後2019年12月の全力!脱力タイムズで復帰を果たし、現在ではソロもしつつコンビでの出演も増加している。
- アンタッチャブル(プロレス)
1998年、三沢光晴が、秋山準とのコンビを解消し、新パートナーに小川良成を指名して作ったチーム。後にプロレスリング・ノアにおいてアンタッチャブルの後継チーム「WAVE」が結成される。
- アンタッチャブル(ゲーム)
ALTRON(アルトロン)から1991年に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。「エリオット・ネス」率いるチーム「アンタッチャブル」を指揮して銃撃戦をしていくアクションゲーム。・・・ってことは映画のゲーム化なんですかね。
関連動画
関連項目
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