概要
カロス地方の四天王で、はがねタイプの使い手。はがねタイプの四天王はシリーズ初である。
一人称は「我」で、鎧の姿からわかるように西洋の騎士のような喋り方をする。
兜を除いた西洋甲冑という格好は「お前が闘えよ」と言いたくなるような出で立ちであり、最初はイロモノ枠に思えるかも知れない。
……が、何度か殿堂入りを終えた後になると今作の四天王ではコイツが一番まともではないのかという結論に達するプレイヤーが多い。
それというのも他の四天王連中が
- 「唐突にプレイヤーに質問をしてきたと思ったら、否定的な答えをした途端ブチギレるシェフ」や
- 「明るく親しみやすい人だと思ったら、二番目に倒すと想定外のタイミングで怒声を上げるおばさん」、
- 「最初は事務的で副職をイメージさせるキャラだったが、実は歴代初のとんでもない裏設定持ちで二週目以降は敵意剥き出しになるニュースキャスター」
……と揃いも揃ってアクの強い連中ばかりで、相対的にコイツが一番良心的ではないのかとなってしまうのである。
一番目に倒すと、最も強い自分を先に倒しておきたかったのだなと自分の強さを誇らし気に語り、主人公を好敵手認定してくるのだがその程度では他のアクの強い連中に比べて遥かにまともであると言わざるを得ないであろう。
また、対戦時にプレイヤーの側まで歩み寄ってきてくれるのは彼だけである(他の四天王はプレイヤーが近づくまで背中を見せて思案中、待ちぼうけ、椅子にふんぞり返って頬杖)。
使用ポケモン
X・Y |
鋼タイプなので本来は炎、格闘、地面タイプのどれかを用意するのが定石だが、彼の手持ち4匹のうちクレッフィ、ハッサム、ギルガルドは複合タイプの関係で格闘タイプの技は等倍、あるいは無効となってしまうため炎タイプか地面タイプで対策したほうが良い。また、ダイノーズは特性ががんじょうなので、かいふくのくすりを連打されたり安易な攻撃は予想外の反撃をもらう可能性があるので注意。
アニメのガンピ
映画『破壊の繭とディアンシー』のプロローグではチャンピオンのカルネと対戦する様子が描かれている。メガサーナイトを繰り出すカルネに対し、メガハッサムで対抗している。
TVアニメでは2021年2月19日放送の「四天王ガンピ! 騎士道の館!! 」で登場。
騎士道の強さをポケモンとトレーナーに伝えるため、カロス地方に騎士道の館という修練場を設立し、研鑽の日々を送っている。熱血漢で涙もろい性格。バトルで使用したポケモンはギルガルド。館のギミック役としてダイノーズ、シュバルゴ、デデンネ、クレッフィが参加している。
サトシのガラルカモネギとゴウのストライクの修練に付き合い、文字通りの熱血指導を行った。ポケモンとトレーナー両方に鎧をつけて館の外周を10周ランニングさせる(途中にはダイノーズの磁力妨害あり)、ガンピ自身も模造剣を携え最終戦でサトシ・ゴウとリアルバトルを行ったりと中々無茶なことをやっている。ただし、トレーナーとしての力量は高く、孤高の強さを求める余りサトシと信頼関係を築くことができていなかったカモネギの短所を見抜いていた。
館の修練を終えた後は、サトシ・ゴウと二人のポケモンの強さを讃え「騎士とは大切に思う主君や、力を持たぬ弱き者を守るために戦う者。誰かを心から大切に思い守ろうと戦う時、その力は何倍にもなる」という言葉を伝え修行の証であるナイトメダルを贈る。また、ゴウのストライクにメタルコートをプレゼントしハッサムへと進化させる手伝いもしてくれている。
関連動画
関連項目
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