コディアックヒグマ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。
概要
「『L❤Lベアーズ』のコディアックヒグマです、ええ。……ここだけの話、大きいものより小さいものの方が好きなんですよ、ええ。他のメンバー二人の勢いに押されて仕方なく手伝わされてます…。ち、小さい方が絶対いい!……なんて叫べませんよ、けもの付き合いも大事なんです、ええ…」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
アメリカ合衆国アラスカ州のアラスカ半島沿岸部とコディアック島を始めとするコディアック諸島に生息するヒグマ・コディアックヒグマのフレンズ。巨体を誇るヒグマの中でも特に巨大化する種類で、最大級の個体はホッキョクグマにも匹敵する大きさを誇る。
愛称は「コヒマ」、大きいものを愛し収集する愛好家集団「ラージラブズ」に所属する一員(グループではない)。同志として、「ラージラブズ」の発起人であるカムチャッカオオヒグマ(愛称・カムチャマ)とリーダーであるエゾヒグマ(愛称・カムイ)が所属している。その他、ハイイログマとも交友がある。
大人しく控えめな性格でどこか冷めているダウナー娘。気弱な面があるため、テンションの高いカムチャマや豪快なカムイに振り回されがち。語尾に「、ええ」と付けて話す。
大きいものを愛すのがポリシーな「ラージラブズ」の1員なのだが、彼女は実は小さいものの方が好きという真逆の趣味嗜好の持ち主だったりする。そもそも「ラージラブズ」に加入したのもカムチャマの勢いに押されて半ば強引に加わったのであり、何時も突っ走りがちな他メンバーに連れまわされている。コヒマの小さいもの好きはメンバー2人に言えておらず、2人もその事実を知らない。「ラージラブズ」としての活動中でも小さいものに反応し少しだけテンションが上がるが、メンバー2人によって直ぐに大きいものの話題に移って若干残念な気持ちになってテンションが元に戻る。
人間を簡単に殺せる動物のフレンズなので、戦闘力は途方もなく高くセルリアンも食前の運動扱いで倒せる。小さいもの好きだが内に秘めた愛は大きい。
外見
アプリ版とアニメ版けもフレ図鑑とは格好の細部が違っている。大まかな部分は同じ。元動物の大きさに比例してか、胸はとても大きい。
ゲーム版
茶色の短めの髪を白色のシュシュで留めおさげ状にしている。前髪はピンク色のリボンをカチューシャ代わりにして装備。リボンには「ラージラブズ」のロゴ「L❤L」の文字が燦然と輝く。瞳の色はエメラルドブルー。目はジト目気味で眉毛が下がっているので困り気味に見える。前髪には白色の〇マークが印されている。
寒い所に住む動物のフレンズなのだが、服装はピンク色リボンで留めた白色のノースリーブシャツに茶色のサーキュラースカートという寒そうな格好。こげ茶色のアームカバーとミニスカートは毛で覆われていて暖かそう。アームカバーにはピンク色リボンが付けられている。靴の色は黒。
クマ科動物共通の武器(ハンマーらしい)はクマ最大の武器である、カミソリの如き切れ味の爪を備えた筋肉の塊から繰り出される手を再現したもの。
けもフレ図鑑版
頭にはピンク色のハチマキが巻かれ、ハチマキには「L❤L」とは違う新マークが印されている(エゾヒグマの説明で言及されている「L❤Lベアーズ」なる新団体のマークのようだ)。前髪の〇マークは円錐形に変わり先端に移動。瞳の色は黒色。
ノースリーブ服の襟を締めたリボンは茶色に変更。ノースリーブ服は見た目は変わっていないが、ボタンが新たに描写されるなど、より細かく描かれている。アームカバーの形状・色合いもやや変わっている。スカートはゲーム版のサーキュラースカートの下にクマの毛皮をイメージさせるモジャモジャなスカートを更に履く2重構造に。靴の色は白色。
武器は柄が木の色から赤色になりグレードアップし、根本をピンク色のリボンを巻き付けてかわいさ感を演出。熊手部分は爪がより鋭く大きくなりゴツさがアップ。ピンク色リボンはヒラヒラ部分が新たに付いた。
胸は相変わらずデカい。表情は眉毛は下がっているが、口元が微笑みを称えているので心なしか嬉しそう。
ゲームでの扱い
クール属性(青)のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはL。パワー自慢の大型動物が集まるグループ「パワフルっ娘連合」に所属している。「ラージラブズ」はそのグループの一派的な扱いか。固有スキル「コヒマダウナータイム」は20秒の間だけ相手チーム全員のやる気を下げて攻撃速度を20%低下させる。
カムチャマの思い付きにより、メンバー揃って大きいもの探しのジャパリパーク中を巡る大旅行に向かう一行。コヒマも同行し、旅で出会う小さいものを密かに愛でながら大きい関連の名所を見て回り、道中に出没するセルリアンを蹴散らしていく。途中でハイイログマが仲間のトレーニング用として作ったがセルリアンに盗まれていた「巨大起き上がり小法師」を発見。旅行を切り上げ持ち主の下へ返却した。
ぱびりおんでの扱い
「けもの付き合いも大事ですからね、ええ。」
2020年7月29日から観察可能になった。 けもトークアイコンの背景色は青。
一人称は「私」「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~さん」と呼ぶ。
基本的には「です・ます調」の丁寧な口調だが、語尾に「、ええ。」とよく付けている。
「人付き合い」が「けもの付き合い」という表現になっているが、これは彼女の独自要素ではなく、
他のフレンズも、けもトーク内などで「フレンズ使いが荒い」「けもの任せ」などの置き換えがある。
穏やかな性格で、あまり強気に出られず、自分の意見がはっきりと言えないでいるようであり
L❤Lベアーズの他二人の勢いに流されるがままに「大きいもの探し」に付き合っている。
なお、ぱびりおんにおいては「コヒマ」という愛称は使われていないようである。
実は大きい物よりも小さい物の方が好きだというのは、ぱびりおんでも同じなのだが、
エゾヒグマがコディアックヒグマが実は小さい物が好きなのに気づいているようであり、
小さいものを「お前こういうの好きだろ?」とコディアックヒグマに渡そうとするけもトークがある。
とあるけもトークでジャイアントペンギンからちゃんと話せば分かってくれると言われており
実は小さいものが好きだということを打ち明けた後の話なのかもしれない。[1]
「サイキョー」なことはヒグマさんとエゾヒグマさんにお任せしていますからと言いながらも
そこはヒグマの最大亜種なだけあり、大きな岩や雪玉を動かすなどパワーもちゃんとある。
またヒグマも言っていることだが、じゃぱりまんは皮が一番おいしいと思っているようだ。
珍しい行動は「小さいって可愛い!(すいすいアヒルセット)」
解説の最後にあそびどうぐの設置をして反応を見るという流れのあーかいぶトークが多いのだが、
ラッキービーストⅢ型の解説より先にあそびどうぐに気付いている珍しいパターンになっている。
関連動画
関連イラスト
関連項目
脚注
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